大図鑑に載ってないクワガタたち（主に）

大図鑑に載ってないクワガタたち（主に）

:77 [Odontolabis inaequalis]
Nias I. [Insel Nias].
=Odontolabis falcipedius Didier,1930:148-150,fig.A [-].

ニアス特産の全身が褐色の亜種。
複眼縁は後方に行くほど広くなるなで肩状。
頭部はやや細長い。

Odontolabis gazella demoulini Maes,1981:5-6
Jawa [Java].

ジャワ特産の亜種で、タイプ標本1♂1♀・追加個体2♂しか当方は見たことはありません。
Ssp.inaequalisによく似ています。
顎はやや短く、頭部はやや幅広で、前ケイ節は短い。

Odontolabis gazella ssp.
S.Myanmar

新大図鑑に載っている1♂しか見たことはありません。
それを見る感じでは、Ssp.inaequalisによく似るが、
複眼縁はやや大きくて中央部が若干くびれる。
前胸後角の尖がりの突出はやや弱い。
前ケイ節はやや湾曲する。

Odontolabis hansi Schenk,1999:11-13,figs.1a
S.Sulawesi [Indnesien, Süd-Sulawesi, Region Mamasa, Umgebung Makki].

南スラウェシ州特産の小型種。
短歯しか得られていない。
南スラウェシからは小型種のO.microsも得られるが、
頭部・前胸・は褐色で、上翅は明るい黄褐色、
上翅接合部にはかすれたV字状の黒帯が見られ（消失することもある）、
複眼下は尖らない、などで簡単に判別できる。

Odontolabis hitam Nagai,1986:3-5,10-11,figs.12(a-p)
N.Borneo [16 miles North West of Keningau city,Crocker Range,Sabah].

O.casternaudiに似るが、やや小型で、上翅は光沢が強く、
上翅に色は黒色で黄紋がでる個体も見られる。
前ケイ節はやや湾曲する。

Odontolabis imperialis Möllenkamp,1904:348
Borneo [Nord-Borneo, Kinabalu].
=Odontolabis imperialis pallescens