大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


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Odontolabis属 その1
(tkyk4 at 12/30 17:33)
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Tahulandang I. [Tahurandang I.].

Ssp.celebensisに似るが、やや小型の個体群。
顎はやや短く、複眼下の尖がりは弱くてやや丸みを帯び、前胸前方の張り出しは大きい。


Odontolabis dalmanni tarandus Möllenkamp,1902:283 [Odontolabis tarandus]
Philippines;Palawan I.,Negros I.,Panay I.,Sibuyan I.,Cebu I. [eahrscheinlich Philippinen].
=Odontolabis intermedius van de Poll,1889:225-227 [Palawan,one of the Philippine Island].

O.intermadius(O.intermedia)の方が先に書かれてますがホモニムなので使えません。(O.carinatus参照)
かなり大型になり、顎がよく発達する。
大歯型は顎付け根が張出て直線的に長く伸び、顎付け根には大きな内歯を備える。
頭部は大きく、複眼縁上部は張り出し、複眼下の尖がりはあまり鋭くない。
前胸前方の張り出しは弱い。


Odontolabis dalmanni ssp.
Kabaena I.

新大図鑑ではSsp.celebensisに含まれてますが、かなり変異が見られます。
非常に小型な個体群で、図示した61oが最大個体。
数十頭見ましたがほとんどが50o以下で、大きくても55o程です。40o台で中歯になります。

顎は非常に短く、体型は寸詰まり。
複眼下の尖がりは鋭く、前胸上部は突出する。


Odontolabis dalmanni ssp.
Salue I.

タリアブ島のすぐ西のサルーエ島から得られた個体群。
2♂3♀のみの検品なので参考程度に。

Ssp.sulaensisと比べると、顎は太くて、頭部は大きくて、体型も幅広。
複眼下の尖がりは大きくて鈍角。


Odontolabis dalmanni ssp.
Tanah Jampea I.

1♀のみ得られ、♂の形状は不明。
近い産地のスラウェシ・カバエナの♀と比較すると
スラウェシ産に似
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