大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


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Hexarthrius属 + Weinreichius属
(tkyk4 at 06/02 17:32)
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通称フタマタクワガタと呼ばれる 6節の触角が特徴的なグループです。
いくつか入手の難しいものもありますが、比較的集めやすい種類です。


Weinreichius属はPseudorhaetus属に含める傾向もありますが、
個人的には納得しかねます。

Pseudorhaetus属に含める理由は歯型と複眼下の突起の形状が
Pseudorhaetus属の♂の特徴に当てはまる との理由からのようですが、
♀の形状も考えると Weinreichius属とYumikoi属を統合して
Hexarthrius属に近縁とする位置づけが妥当ではないかと考えます。


1.jpg
1:H.aduncus 記載文の絵 Jordan,1894より
2:H.a.igarashiae Paratype Fujita,2010より
3:H.castetsi 記載文の絵 Boileau,1897より
4:H.bowringii Type Arrow,1950より

Hexarthrius aduncus Jordan,1894:484,fig.1
[Type Locality] Assam

シッキム〜アッサム〜チンヒルに分布。
A.vitalisiに似るが、顎は太い短く、
頭楯は3つ山状で中央が突出する。
前胸縁はギザギザはかなり弱く、上縁部はえぐれる。


Hexarthrius aduncus igarashiae Fujita,2010:17,224,figs.666(4-9)
[Type Locality] Putao,N.Kachin,N.Myanmar

ミャンマー北部・アルナチャルプラディッシュ・チベットに分布。雲南からも得られるかも。
歯型がやや異なり、前胸縁中央部の突出は弱い。


Hexarthrius aduncus ssp.
[Distribution] S.Thailand

画像は問題あるので模
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