に分布。
L.formosusのシノニムとされる傾向がありますが見分けることはできます。
少なくとも、サパ周辺の個体群と全く同じ特徴のものは
ラオスからは得られないので当方は別物として扱ってます。
よく似ていることは否めないので、せいぜい亜種くらいなものかもしれませんね。
![2.jpg](https://fanblogs.jp/anotherstagbeetlesofworld/_pages/conv_default/file/2-ed005.jpg?maxwidth=40%25)
1:L.takakuwai Types Fujita,2010より
2:L.sp. Laos F氏所蔵
3:L.sp. Laos
4:L.marazziorum Types Zilioli,2012より
5:L.marazziorum Fujita,2010より(L.sp.)
Lucanus takakuwai Fujita,2010:12,101,figs.267(1-3)
[Type Locality] Sapa(Chapa),Lao Cai Prov.,N.Vietnam
サパ周辺で得られる、通称「キイロホソミヤマ」。
通称の通り、明るい体色で、体形は細いです。
また、同所のL.cyclommatoidesとは
端歯が大きく開くこと、耳状突起の張り出しが弱いこと、符節が長いことでも区別できます。
L.cyclommatoidesとは発生時期がずれ、やや得にくいです。
Lucanus sp.
[Distribution] N.Laos
ラオスから極稀に得られます。
L.formosusに混ざっているのですが、色が明るく、端歯の形状が異なること、
体型は細身、符節は長い、などで見分けられます。
全体的な特徴はL.takakuwaiに近いですが、
端歯の開きが弱い、頭部は幅広、耳状突起の張り出しは強いなどで区別できます。
亜種?
Lucanus marazziorum Zilioli,2012:268-272,figs.1,2(A-C)
[Type Loc
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