大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)
<<[*]前の記事へ
[#]次の記事へ>>
Psalidoremus亜属のノコギリクワガタ
(tkyk4 at 05/07 22:57)
[5/6ページ]
の特産種。通称、タカサゴノコギリ。
頭楯が五角形状なことが最大の特徴。
完全大歯はP.inclinatusに似るが、顎先は内側に向かず 中央の内歯は1本。
複眼下のふくらみは弱くて 前胸前方の幅は狭く台形状。
55o前後にならないと大歯にならず、大歯は得にくいです。
以前に台北で灯火採集されたP.dissimilisを見たことがあります。
別口ですがその他にヨーロッパオオクワとニジイロクワガタの灯火採集品もありました。
飼育していたものが逃げたものと思われます。
実験をしたことはないのでかかるのかはわかりませんが、
現地で交雑する可能性もあるとは思いますので、
もしも変な特徴の個体を見かけたら注意が必要かもしれません。
Prosopocoilus pseudodissimilis Y.Kurosawa,1976:190-194,figs.1-4 [Prosopocoilus motschulskyi pseudodissimilis]
[Type Locality] Ishigaki-jima I.
八重山諸島の西表島・石垣島に分布。
P.motschulskii の亜種とされたように、頭楯が五角形状で近縁であることがわかります。
歯型は全く異なり、P.dissimilisの沖縄亜種などに似たような形状になります。
その他の特徴としてはP.motschulskii と比較して、
複眼下のふくらみがやや大きい、前胸前方はやや幅広で側面は丸みを帯びる。
上翅の光沢はやや弱い。
Prosopocoilus hachijoensis Nomura,1960:40 [Prosopocoilus (Metopodontus) inclinatus hachijoensis]
[Type Locality] Japan,Hachijô-jima
八丈島の特産種。
P.inclinatusが特化した種類で、
体色は黒味が強くて光沢はやや強い。
胴体は丸みを帯びる。
ほとんど飛ばず歩き回る生態のために脚は短い。
野外では小型個体ばかりで中歯型も得にくいです。
大歯レベルの個体はほとんど見られません。完全大歯は1頭し
<<[4]前ページへ
[6]次ページへ>>
コメント(99)
トラックバック(0)
<<[*]前の記事へ
[#]次の記事へ>>
目次
(C)F@N Communications, Inc.