大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


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ライヒ・ヒラタ及び近縁種の追記
(tkyk4 at 03/31 22:20)
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2.jpg
1:D.cervulus (左)Syntype Huang&Chen,2013より・(右)N.Vietnam
2:D.hirticornis Syntype Huang&Chen,2013より
3:D.h.ssp. Huang&Chen,2013より
4:D.h.clypeatus Sakaino&Yu,1993より

1:Dorcus cervulus (Boileau,1901):284-285 [Eurytrachelus cervulus]
[Type Locality] Tonkin,N.O. de Bao-Lac

分布はベトナム・ラオス・タイ・カンボジア・ミャンマー・チベット・貴州省・雲南省・広西。
原名亜種のシノニムとされていました。
原名亜種と比較すると、小型で、前胸側面の突起はより後方、上翅はツヤ消しなど違いが見られる。


2:Dorcus hirticornis (Jakowlew,1896):457-460 [Eurytrachelus hirticornis]
[Type Locality] Chine:Hankoou

分布は福建省・広東省・貴州省・雲南省・四川省・広西・チベット・海南島。
旧大図鑑以降はD.reicheiの亜種とされてきました。
顎の裏に毛が生えるのが特徴。


3:Dorcus hirticornis ssp.
[Distribution] 中国(雲南省)

雲南省のミャンマーやタイの国境付近に分布。
原名亜種は顎の裏の毛が大顎中央部まで生えるが、
この不明亜種は顎付け根付近だけ生え、かなり薄い。


4:Dorcus hirticornis clypeatus Benesh,1950:12, 14-16,fig.5 [Dorcus clypeatus]
[Type Locality] SAKAHEN,FORMOSA

台湾に分布する。
ほとんどが小型で、四つ歯になる個体はかなり稀なようです。


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