大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


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Dynodorcusグループのオオクワガタ
(tkyk4 at 02/21 20:03)
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36-48)
[Type Locality] Mt.Apo,Mindanao I.,Philippines

主にミンダナオから得られ、ルソン産も1頭確認しました。
Ssp.volescensに似るが、顎は長くて内歯は先端よりで先向き、前胸縁中央の突起は後方。


Dorcus ritsemae ungaiae Nagai et Tsukawaki,1999:16-18,figs.3-4
[Type Locality] Mt.Lompobattang,Gowa,Sulawesi Selatan,Indonesia

Bomans,2003ではSsp.astridaeと区別がつかないとされたようですが、
実際はかなり異なっていて小型個体でも区別できます。
本亜種がシノニムならD.ritsemaeの亜種はすべてシノニムになるはずです。
最大個体でも10o以上小さく、体形は明らかに細身、前胸縁中央の突起はより突出する。
南スラウェシ州南部のロンポバタン山とバワカレン山から得られる。
カバエナ産は特徴を見る限り本亜種に含まれるものと思われます。


Dorcus ritsemae volscens Didier et Séguy 1953:230, fig. 7 [Dorcus volscens]
[Type Locality] Sumatra occidentali:Bungar Bondar
[sny] Dorcus parryi (nec Thomson) Boileau,1901 [Sumatra de Nias].

マレー・スマトラ・ボルネオ・ニアスに分布。
近い場所のSsp.kazuhiaiと比較します。
顎や体は長く、大型個体の内歯は横向き。
文章で違いを書くのは難しいですが、上のほぼ同サイズの写真や実物を見れば区別は容易かと思います。
Ssp.khaoyaiensisとは顎が太く、上翅にやや光沢があることで区別できます。

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