大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


<<[*]前の記事へ  [#]次の記事へ>>

コツヤクワガタの仲間 (Odontolabis) その2
(tkyk4 at 02/09 16:02)
[4/7ページ]
e of Mt.Rorekaotimbu,S.E. of Palu City in beeline,Kabupaten Poso,Sulawesi Tengah

中央スラウェシ州のロレカオティンブー山から得られる。
現在は採集場所への道がなくなってしまい、採集できない状態だそうです。
O.baderiの小型に似るが、内歯は大きくて鈍角。
頭部は小さく、腹部は大きく、ケイ節は細い。
♀は腹部が大きく、内歯は鋭い。


Odontolabis sp.
[Distribution] C.Sulawesi,Poso

中央スラウェシから得られた、O.rorekaotimbuensisに似た種類。
顎は太くて3本の内歯を備える。
頭部・前胸・ケイ節は幅広で、体形は俵型。


Odontolabis berundi (Schenk,2000):13-14,fig.1 [Calcodes berundi]
[Type Locality] Indonesien,Süd-Sulawesi,Umgebung Mamasa

ママサ・プルプルから得られる。
顎が短い特異な種。
最大個体は30oとされているが、
数十頭検品しても20oを少し超えたくらいのサイズまでしか確認できませんでした。
基本的に頭部・前胸は艶消しだが、プルプル産の中には光沢があるものも見られる。
体型は瓢箪型で、前胸・上翅は丸い。
♀も同じような体型なので他種との区別は容易。
長い内歯は先端に寄り、

Odontolabis sarasinorum Heller,1898:21,fig.11
[Type Locality] Celebes meridionalis,summus mons Bonthain

南スラウェシ州南部に分布する、フローレスのO.nishiyamaiに似た種類。
O.nishiyamaiと比較すると、前胸は黒色で、全体的に光沢が強い。
頭部先端はヒサシ状になる。


<<[4]前ページへ  [6]次ページへ>>

右斜め下コメント(1)
右斜め下トラックバック(0)

<<[*]前の記事へ  [#]次の記事へ>>

0目次