大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


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コツヤクワガタの仲間 (Calcodes & Odontolabis) その1
(tkyk4 at 02/08 14:04)
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3.jpg
上左:O.striatus 記載文の絵 Deyrolle,1864より
上右:O.striatus E.Kalimantan
下左:O.cephalotes 記載文の絵 Leuthner,1885より
下右:O.cephalotes ♂W.Sumatra 38.5o, ♀E.Kalimantan

Odontolabis striatus Deyrolle,1864:313,fig.3
[Type Locality] Mallaca

Calcodes属に含めると属格がことなるので、種名はC.striataになる。
縞模様の上翅が特徴的な種類。
顎は近似種に比べると太短く、体形は幅広。複眼下は尖る。
大型個体でも小型個体でもほとんど形状が変わらない。
♀は複眼縁が突出しない。
最大サイズは53o。
分布はマレー半島南部、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、カリマタ島、ビリトン島。


Odontolabis cephalotes Leuthner,1885:478,fig.1
[Type Locality] Borneo
[sny] Odontolabis striata (nec Deyrolle) Westwood,1874:361-362,fig.4 「Borneo].

O.striatusの型とされていた。
細長い大顎が特徴で、小型個体も形状は変わらない。
体型はやや細く、複眼下は尖らない。
♀の複眼縁は左右に突出する。
分布はスマトラ、ボルネオ。
O.striatusの含まれていたため最大サイズは不明だが、
確認が取れたのは38.5oで、公式では37o(記載文より)。

O.striatusとO.cephalotesをそれぞれ飼育をすると片方の個体群のみ羽化してくる。
ただ、その他のOdontolabisでも大型の短歯が羽化してくる個体群は長歯が羽化せず、交尾器なども含めた再検討も必要かと思
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