大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)
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ダールマン・ツヤと近縁種
(tkyk4 at 01/30 20:11)
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Odontolabis dalmanni sulaensis Mizunuma in Mizunuma et Nagai,1994:14-15,229,figs.32(a-c, e),176(37-38)
[Type Locality] Mangole I.
スーラ諸島のマンゴレ島とタリアブ島から得られます。
やや小型の亜種群で最大は78oですが、ほとんどが55o以下。
上右の個体が最大個体で、右端の個体は顎が伸びているもののサイズは57o。
ssp.celebensisに比べると、複眼下の突起は鋭く、
前胸上方の突起は大きく、前胸中央の突起は長くて真横を向く。
左:Kabaena I.
中:Salue I.
右:Tanah Jampea I.
Odontolabis dalmanni ssp.
[Distribution] Kabaena I.
南東スラウェシ州カバエナ島から得られます。
新大図鑑ではssp.celebensisに含まれていますがかなり異なります。
非常に小型の個体群で図示した個体が最大の61o。
通常は55oで特大、サイズアベレージは50o以下です。
顎はかなり太い短く、複眼下の突起は大きく、
前胸上方の突起はかなり突出する。
体型もぼてっとした印象。
Odontolabis dalmanni ssp.
[Distribution] Salue I.
タリアブのすぐ西のサルーエ島から得られた個体群です。
ssp.sulaensisと比較すると、頭部は大きく、複眼下の突起は大きくて鈍角。
前胸中央の突起はやや大きくて鈍角。
体型はやや幅広。
中型と小型の2♂+3♀のみ得られ、大型個体の歯型は不明。
Odontolabis dalmanni ssp.
[Distribution] Tanah Jampea I.
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