南スラウェシ州南部とカバエナ・スライヤルから得られます。
また本種そのものの個体群がアンボン産としてまとまって入ったこともありますが、
ラベル間違いの可能性が高いと思われます。
また ペレン産の生き虫も出回ったこともありますが 産地の信ぴょう性は低いです。
基本的には内歯の出ない種類ですが、上の飼育品は内歯が出ました。
島に分布する個体群はやや大型化し、体型・光沢・点刻なども若干異なります。
![](https://fanblogs.jp/anotherstagbeetlesofworld/_pages/conv_default/file/505/MjIy.jpg?maxwidth=40%25)
上:A.frontalis Mt.Latimojong,Seko(F氏所蔵),Mamasa(F氏所蔵)
下左:A.frontalis PuluPulu(F氏所蔵)
下右:A.bakrii Paratype
Aegus frontalis Bomans,1991 in Mizunuma et Nagai,1994:283,figs.505(1-5)
[Distribution] C.-S.Sulawesi
正確に言うとちゃんと記載された種類ではありません。
中央スラウェシ〜南スラウェシまで幅広く分布し、
産地によって歯型が異なります。
特にラティモジョン山の高標高から得られた個体群はプンチャックネブトによく似た歯型をしています。
次種のバックリーやプンクティトラクスによく似ていますが、
脚が黒いことで簡単に区別がつきます。
Aegus bakrii Okuda,2012:25-28,figs.1-4,15
[Type Locality] Bussu,near Mamasa,South Sulawesi Province,Indonesia
フロンタリスによく似た種類で慣れていないと区別が難しいです。
簡単な区別点は脚がやや赤く、中ケイ節が細いことです。
大型個体ならば上翅の点刻で見分けることもで
(C)F@N Communications, Inc.