記載文を読んだ感じでは、
プラネットそのものか よく似た種類っぽい印象です。
文献からの判断は難しいですが、
プラネットのシノニムかよく似た不明種の中のどれかかもしれません。
PNG方面の標本はサンプルが少なくプラネット似の不明種は確認していませんが、
イリアン方面はティミカ・ヤフキモ・アルファック・ソロンの不明種の個体群を確認しました。
ティミカ産は頭楯がややV字状。
ヤフキモ産はがっしりした体形で 頭楯はU字状 前ケイ節の棘は発達気味。
アルファック産は頭楯は浅いU字状 体形はアーモンド型。
ソロン産は頭楯の形状はプラネットによく似ているものの 体形はより下膨れ。
PNGのプラネットは 瓢箪型の体形で 頭楯はU字気味で中央部がもりあがる。
この中にA.latidensが含まれているのかもしれません。
記載文は見難いのでSchaufuss,1877を図示しました。
産地の表記の仕方以外は記載文とまったく同じです。
Aegus latidens Schaufuss,1864:19-20
[Type Locality] Nova-Guinea
Schaufuss,1877より
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