チベットから記載された種類です。

記載文の絵はやたらと細身に描かれていますが、
タイプ標本を見るとニティドゥスに似た感じです。

複眼縁の形状はアトラトゥスに似ていますが、
Neolucanus属は個体変異の幅が広いので　ニティドゥスの変異の範疇に入るのかもしれません。
基本的なニティドゥス（Ssp.pallescens）は複眼縁の上部は外側により張り出します。

シノニム臭く感じますが、　なんとも言えないですね。


Neolucanus aterrimus Weinreich,1959:757-760,figs.1-6
[Type Locality] Giufu-shan,Grenze Tibet Ost

記載文の絵　Weinreich,1959より

ホロタイプ　Krajcik,2003より