♂の形状からPseudorhaetus属に含める傾向にあるようですが、
当方にはどうも納得できないです。
♀の形状は触角が6節ではないだけで 歯型や光沢などもHearthrius属にそっくりで、
少なくとも触角をちぎった状態で ラベルが書いていなければ
PserudorhaetusではなくHexrthriusの♀だと思ってしまいます。
YumikoiはWeinreichius属に含まれるものと思われ(亜属)、
WeinreichiusとHexrthriusの中間的な特徴を持っているのではないかと当方は考えます。
ついでに ペロッティには顎の伸びるタイプと短いタイプがありますが、
産地による変異のようです。
ジーリン辺りで採集される個体は顎が伸びる傾向にあるみたいです。
Weinreichius perroti Lacroix,1978:255-258,fig.3
[Type Locality] Vietnam:Dalat
原記載の図 Lacroix,1978より
♀の比較 Fijita,2010より
上 左から: H.vitalis,Wprroti,Y.makii
下 左から: P.oberthueri,P.sinicus
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