極限られた地域のグラキリスはかなり雰囲気がちがっていたので
記載前から注目はしていたのですが、
グラキリスと区別のつかないような個体も少数ですが混ざっていたりして
個体変異なのか亜種なのか独立種なのか正直なところ判断に困ってました。
最大サイズは60mm(グラキリスは55弱)まで大きくなり
大型個体では顎先端部に内歯が出ることや 顎が太短く体型は強壮
体に厚みがあるなど違いが顕著になってきます。
60mmの個体は内歯が融合してへら状になるそうです。
中型や小型では雰囲気は違うものの 区別は難しくなってきます。
メスもよく似てますが 光沢が強めでした。
基本的な分布は雲南省南東部〜広西の大明山近辺となります。
広東やチベットのラベルの個体も目にはしてますが。
Prosopocoius similis Schenk,2009:2,figs.
[Type Locality] China,Yunnan,Funing
ホロタイプ Schenk,2009
Zwei neue Arten der Gattung Prosopocoilus aus China (Coleoptera, Lucanidae).
: Beetles World 3:1-3
より
大明山
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