前の記事でデンティクラトゥスのついて触れましたが、
では クレヌリデンスはなんなんだって話になってきます。
これも記載文からの判断ですが、
かろうじて訳せた部分はグラキリスと比較されていて
顎の先端・中央・基部に内歯が出て、基部の内歯は強大
♀は頭の中央部に突起があって 点刻が荒いとありました。
文献の感じからすると
マクレランドのベトナム亜種と同種のように思えます。
サイズも最大42mmとありますが ありえないサイズでもないですし
歯型の特徴もあいます。
♀もグラキリスとデンティクラトゥスとではそっくりで区別が難しいですが、
マクレランドなら確かに点刻が荒いです。←よく文献を見てみたら30mmだと大きすぎますね。♀はスペンスを指しているのかも。
そんなこんなでマクレランドではないかと結論付けました。
間違っているかもしれませんが。
昔の研究者の同定した標本などでも
クレヌリデンス=マクレランド ベトナム亜種となっているのを見かけます。
Prosopocoilus maclellandi crenulidens (Fairmaire,1895):173 [Cladognathus crenulidens]
[Type Locality] Lang-Song,Tonkin
[sny] Prosopocoilus maclellandi miyashitai Nagai,2005:21-22,24,figs.11-12 [Ha Giang,northern Vietnam].
Prosopocoilus chujoi (nec DeLisle) Misunuma et Nagai,1994:252,fig.322
記載文
Deuxième note sur quelques Coléoptères des environs de Lang-Song
: A
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