論理式の構成と分解についての話題から始まる今回のセッションでは、複雑な論理式を簡単な部分式に分解する方法に焦点を当てます。Coqでの証明では、大きな問題を小さな部分問題(サブゴール)に分割して解決するアプローチが用いられます。証明のサブゴールと命題の部分式は異なるものですが、どちらも複雑なものを簡単なものにする点で似ています。Coqでは、証明のサブゴールと命題の部分式の分解を同時に行います。ただし、すべてのサブゴールが部分式の分解から生まれるわけではありません。数学的帰納法は重要な手法であり、サブゴールの形式も異なります。詳細は別の章で取り上げますが、今回のセッションではそれについては忘れていただいても構いません。また、論理式の部分式への分解とサブゴールに関するショートムービーとブログ記事も公開されています。
Bing AIの説明
論理式の部分式への分解とサブゴールについては、論理式の証明において重要な概念です。論理式の証明では、複雑な問題を簡単な部分問題(Coqでは、それを「サブゴール」Sub-goalと呼んでいます)に分割して、そのサブゴールをすべて解くことで、元の問題を解くことを目指します。これは、「大きな問題を小さな問題に分割して解く」という考え方です。
証明のサブゴール (Sub Goal)と命題の部分式(Sub Formula)とは、名前は似ていますが、違うものです。ただ、複雑なものを簡単なものにするという点では、証明のサブゴール (Sub Goal)と命題の部分式 (Sub Formula) は似ています。Coqは、論理式の証明の場合には、証明のサブゴールへの分割と命題の部分式への分解の二つを、同時に行います。この場合には、サブゴールは、命題の部分式の分解の結果として生まれることになります。
ただし、すべてのサブゴールが部分式への分解の結果として生まれるわけではありません。「数学的帰納法」を利用する場合のサブゴールは、それとは違う形をしています。数学的帰納法は数学的証明で非常に重要ですが、それについては別途詳しく取り上げることができます。
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