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2022年11月04日
【アクアリウム】水槽にエアレーションをする3つの理由
皆さん、水槽にエアレーションをしてますか。
また、エアレーションが必要な理由を考えたことがありますか。
エアレーションは水槽について非常に重要な要素なので、ご紹介したいと思います。
まずエアレーションとは
エアーポンプを使って、水中に空気を溶かし込むことです。
原理はエアーストーンから出る泡が水面を揺らすことで、
水と酸素が触れて酸素が溶け出し、水中の酸素濃度が上がります。
しかしながら、エアレーションをしてない水槽も多いですが、それはなぜでしょう。
それは外掛け式、上部式、底面式フィルターは組み上げた水を落とす事で、
水面を揺らし酸素を水中に取り込ませることができるからです。
同じく外部式フィルターも強い水流で水面を揺らすことで酸素を取り込みます。
それではなぜエアーポンプ、エアストーンによるエアレーションをする理由があるのでしょうか。
エアレーションをする3つの理由
@好気性バクテリアが活性化し、水を綺麗にする
水中には魚のフンや餌から発生するアンモニアを
毒性の低い物質(亜硝酸、硝酸)に変えるバクテリアがいます。
その名はニトロモナス、ニトロスピラという好気性バクテリアです。
好気性バクテリアは酸素を必要とし、酸素を供給する事で活性化し、水を綺麗に保ってくれます。
A夏場の水中の酸素濃度低下を防ぐ
夏場、水槽の温度が上がると酸素濃度が低くなります。
過密飼育している水槽はで多いのが、この酸素濃度が低くなり、
酸欠で先ほどの好気性バクテリアや魚が死んでしまう事態が起きます。
そのため、夏場にエアレーションすると言うのは、酸素濃度低下防止にかなり効果的です。
B油膜発生時の対策
油膜とは
余剰になったタンパク質が分解されずに水面に出てきてしまうことです。
原因は濾過不足による残った餌フン、急激な環境変化(水温、pH)によりバクテリアが死にその死骸です。
油膜は見た目が悪いだけではありません。
その恐ろしさは、放置し水面を覆ってしまうと、酸素が水槽に供給されず魚が死んでしまうのです。
しかしながら、エアレーションをしていると、水面を動き酸素が少しでも取り込む事ができます。
その為、油膜が出るという不測の事態に備えて、エアレーションをしていると言うのはかなり効果的です。
【結論】
エアレーションには好気性バクテリアの活性化し水を綺麗にする、夏場の酸素濃度低下を防ぐ、油膜発生時の対策として非常に効果的です。魚を多く飼育し、酸素不足に陥りがちな水槽の方は特にエアレーションすることをおすすめします。
ちなみにエアレーションの欠点はCO2添加している水槽では、
CO2を水面から放出してしまうのでCO2添加している水草水槽にはおすすめしません。
以下エアレーションに必要なものをまとめました。
(エアレーションに必要な道具)
・エアーポンプ
エアーを発生させる源です。
水作 エアーポンプ 水心 SSPP−2S エア量ダイヤル調整式 60〜120cm水槽用 関東当日便 価格:2,700円 |
・エアーストーン
エアーポンプで生んだエアーを細かい泡にします。水中に入れて使います。
スドー エアセラ B25 ボール状焼結セラミックエアストーン 径25mm 【熱帯魚・アクアリウム/フィルター・エアレーション器具/エアストーン】 価格:280円 |
・シリコンチューブ
エアーポンプとエアストーンを結ぶチューブです。
【楽天ランキング1位入賞】シリコンチューブ エアチューブ 水槽ポンプ アクアリウム(10m) 価格:1,880円 |
・逆流防止弁
エアーポンプに水が侵入しないように、エアーポンプとエアーストーンの間に挟むものです。
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