現在認知症のばあちゃんは、遠くに住んでいるので、実際子供の頃もちょっと縁遠い感じ。

今も元気なばあちゃん達には、家が近くってのもあって、本当によく面倒みてもらったな〜

正直私は、おばあちゃんよりおじいちゃんが好きでした。

でも、おじいちゃんは超無口。

もうおじいちゃん2人とも10年以上前に亡くなってしまいましたが・・・

今でも忘れられない事。

敬老の日が近くなったころ、祖父母参観日というものが学校にあって、だいたいおじいちゃんが来てくれました。

でも無口だし、比較的無表情。

お酒を飲むと、とっても饒舌になってご機嫌な人だったけど、普段はこんな感じ。

で、その参観日でおじいちゃんとおばあちゃんの似顔絵をプレゼントするのです。

正直、こんなの嬉しいのか？？って子供ながらに思ったりもした位。

おまけに無表情のおじいちゃんだから、全然嬉しそうじゃない。

だけど、後日ばあちゃん家に行って、じいちゃん達の寝室に行ったら

私の超へたくそな似顔絵が壁に飾られていました。

なんだか、とっても照れくさかった。

そして、無表情の下に、実は喜んでいてくれてたのかなって思って、嬉しかったなぁ・・・

それ以来敬老の日って特になにもしてあげていない私。

90近くても生きていてくれることに感謝して、せめてひ孫の顔をみせに行くことぐらいしたいなって思う。

物をあげるのもいいけど、元気な姿を見せるのってすごく喜んでくれるから。

そして、ひ孫を見れるまで長生きできたことを、とても嬉しいって言ってくれたし。

そう言ってくれると、子供を生んでよかったって思ったのでした。