2019年11月28日
2019年06月29日
鼓笛のトレイン
2019年04月03日
2019年02月16日
百虎
1
沈黙を持たない人
沈黙を未だ経験したことがない
極端な話
言葉は白黒
簡単に思い出し忘れてしまう
月の下の制御室にいる
どうしようもないやつ
2
文字の力を侮るわけは
世界の片隅から囁かれた風が
ここまで辿り着くのに時間がかかるから
何年後か先に
だがまたここに戻ってくるだろう と言って侮っている
2.5
文字というのはただ形にすればいいだけなのではなくて
キーボードでMOと打つと
ミントの草に風がなびき
そこまでたどり着くのに四、五年かかる
ただひたすら文字を打ち込むことが最短ルートだが
忘れかけていた行商人
ありがとうございましたしか言わないやつ
3
発電所の隣で天に両手を掲げエネルギーを集めているやつがいる!
発電所のエネルギーとそいつのエネルギーが誘爆することを恐れた警備員に捕まる
4
暗い方がいざライトなどを照らしたときにより明るく見えて得をする
マイナスをゼロに戻すように
夜なんていらないという人が多いがそうすると
草原の上のわたがし屋やこんぺいとう屋のほのかな灯りが
溶けて(無くなって)(見えなくなって)しまうので(が甘すぎても多少は許せる(((((((
5
目的を思い出してもめちゃくちゃにされ終わる
やはり時と精神の部屋に限るな
6
1つの脳で2つのことを考えている
画用紙などで左目と右目をさえぎり
両目で1つのものを見るのではなく一気に2つのものを見る
どう考えても画用紙が邪魔になってくるが
その分眼や顔などを動かしまくってカバーする
かっこよくトランプを切る人
一瞬1つのものがいくつかのものに見えた
欲しがっても手に入らない
2つの夢を追いかけているように
7
今宵はこのくそまずビールでしのぐ
茶色い山岳からちょっっとアホっぽい砂混じりの粉雪
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8
夢を買うとかあほくっさ
じゃあ夢を無限に売ればいいんじゃね
仏頂面で他人の夢を一切買わず自分の夢を売り続けるやつがいる
9
ぶれない世界があるけど
この大きな世界と同じ法則なので
もっと大きくぶれた方が良い
10
カジノで買った金でラスベガスを買収し
よくわからん星々
冥王星や水星などを使ってビリヤード屋を開く
ギャンブルに夢がないのは
その先の未来がないから
11
ウダウダなんか言ってるやつも
最終的には感謝される存在になる
ウガンダ像を崇める
何も返ってこないが
これからがある
12
ずっと闇を見つめているだけでは
もはや精神でのみでしか支えることができなくなる
その精神でさえも自分で自分を諦めてしまったら終わり
支柱はたくさんあったほうがいい
闇はもうすぐそこ
やるしかねえんだよ
13
あなたが来店するといきなり激安タイムサービスを開始する
それが一番のサービスだが
私はあなたではないので無理だ
均一セール
昔懐かしの100円(税込み)セールを開始する
14
地獄の鬼さえも負い目を感じるこの大日本帝国
どこにも悪いやつなんていない
けど必ずいる
伝説の赤い鬼
15
姿を現しても特に意味はないのでそのまま眩ますとする
だがさすがの透明人間も半日で飽きる
1つの脳で2つのものを考える技は
白目になるからやめとけ
16
うざったいほど目立つ
赤い巨塔を登る
容器のない砂時計がただひたすらこぼれ落ちてくる
月面の上などに
無限に挑戦し続ける男がいる
17
何か失ってから
牛を飼い慣らしている
午前一時から三時の間
五つの詩を書く
1
語り部は自由で
傀儡師は浮世
竹藪のざわめき
絵の中の開花
2
子供はいつも取り残される
子供だから
紫色のあじさいなどは
いつも太陽に照らされて戸惑い風を纏う
信じていたことなどはとっくの昔に忘れてしまう
いつも取り残す
子供みたいに
3
奇跡は起こる
世界を統べる大統領は興味を持たない
新しい道は空
ほとんど乗り物が飛空物になって
日本はもっとおしゃれな駐留地になっている
おしゃれ度優先のカラフルな星屑
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4
言葉は安い
他のものが高すぎるだけ
いつかブログ書くのにも税金取られるから今のうち
腹は満杯でも書き続けよ
5
傀儡師がなにやら言いたそうにしているが
しかとして続ける
私は傀儡師の人形
ただし責任は私が執る
6
手形にはありがとうのメッセージ
ただ単純に私もそれを返すだけ
7
2つの土地を訪れても同じことしか言わない
こんにちわ
ありがとう
風みたいな人間
8
入れ替わることで涙が流れる
ただ泥みたいな涙
本来することができない行動を
私たちはしてしまっている
9
新幹線の中のパン屋は
カバンの中からメロンパンを取りだし
塾帰りの子供にあげる
きつね色に焼けた街角
10
不満そうにしている客は
夜の踊り子を待っている
ワイングラスもぎらぎらしていて
カウンターの奥のタンスに全ての欲望が詰まっている
同じ酒を頼む
何度でも
同じ夢を見る
何度でも
満足する日はこない
昼間から透明なグラスを木琴代わりに叩いている
11
侍の傷痕はカルフォルニア人の心の傷と似ていて
思いやる気持ちは日本人の心と似ている
インドカレーを食べない中国人は
豆板醤を絵の具がわりにする情熱と似ている
12
賄賂を黒いスーツの袖から取り出す男と
紫のスーツの胸ポケットから取り出すやつがいる
駄菓子屋にいる小さな子供も封筒に入れて渡してくる
そのままアロハシャツに短パンのグラサンかけた男はATMに向かう
13
いけすかない
陸に上がった魚みたいに
透き通った網の金魚すくいに
池の透き通り具合
隣町までドライブしちゃう
わずかな記憶
水に戻った魚みたいに
いきている
水色の池に
いけすかず
14
金で遊んでいる
円く
一直線に
時に後悔し
時に未来に
まだ遊んでやがる
金塊で
15
ギャンブラーが一枚掛けしまくっている
連打することにより硬貨の摩擦により火花が散る
爬虫類のような執念で
ジャングルの中の赤い眼光が燃える
ターザンみたいに
16
激辛大統領が難民キャンプのど真ん中で
旋回式のラリアットで暴れている
そのまま日本の腐ったアイドルなども一蹴する
17
忖度はやめろ
レベル99だから
もうこれ以上強くなる必要はない
帰り道遠回りしたくなるのは
安部首相がそう言ってたから
強くなる必要はない
あえてレベルを下げる作業も必要である
忖度をひたすら極めた者が勝つ
簡単に吸い込まれるブラックホールに
何の抵抗もせず吸い込まれるように
18
名前のないチェリー
隣り合わせに酸味や甘味が蘇る
減るものはない
誰も教えてくれない
減ることを
その人の名前を
19
ねちねちしたガソリンを燃やす
ドリフトかまして過ぎ去った
一人じゃ何もできないくせに
誰かのせいにする
ただ単純に燃えているやつ
火加減でスピードを調整する
20
一番古い記憶
一番古い記憶が指標になる
一番新しい記憶は指標に成り得ない
歴史の勉強はチュートリアル
自分の中の一番古い記憶が指標になる
21
社会や歴史の授業かと思いきや
ただの自分語りだった
22
何もないところにはなにがあるんだ
無人島にもヤシの木はあるというのに
そんなところになにがあるんだ
疑問だけが残る
少なくとも無意味な生き物などいないということだけはわかる
全てがあるところにはなにがあるんだ ?
ヤシの木でさえそんな疑問は持たない解決していると言うのに
ひたすら繁殖を続ける
そこには全てがある生命力しかない
疑問さえ残らない
悩みの種さえも育てて花を咲かせてしまった
23
無理矢理音楽の都や文学の町にしてくる
それって学校のことか
24
紙切れしかない
唯一肯定できるものすらない
自分で起こすしかない
誰も信用しない
唯一肯定できる自分でさえも
なぜか数年前のレシートを棄てた場所を覚えている
25
赤いチューリップは公園に咲いていて
自ら招いた過ちなどは
もう全部草木が枯れきってから訪れるとする
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26
こういう場所は口にできない言葉を溜め込む時に使える
ひたすらもぐるだけ
カラスと獰猛な生物のすれ違い様
黒い羽が互いの夜に閃光を与える
27
伝えることの難しさ
について嘘をつきまくって証明する
難しいから
道化師のままでは生活が成り立たない
伝えることは難しいから
28
式が行われる
紫色の割烹着を着てそのまま終わった
29
腹式呼吸を極めた者がおる
ただ普通に服を着て
歯みがきや食事をしている
そいつも紫色の割烹着を着て終わった…
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30
ふるさと納税とは関係なしに昼間から
ベランダでお茶を飲みながら山にかかる雲の行く末を見届けている
渓流の魚を観察したり
山菜採ったり
年金手帳にLINEスタンプ使う
31
ふるさと納税とは関係ありに昼間から
ベランダでお茶を飲みながら山にかかる雲の行く末を見届けている
渓流の魚を観察したり
山菜採ったり
年金手帳にLINEスタンプ使う
32
だからもうやるしかねえんだ
この世には二種類の人間しかいないのに
うじうじ悩んでいやがる
どんどんやらせて頂く
33
1つしかない流星群
もし代わりがあるとしたら未来に
毎日夏の夜を越したい気分
34
燃料不足の貨物列車は皮肉にも燃料を探す
赤く染まった列車は私の元へ
そして全世界へ
乗客は次々と降りていく
次々と
次々次々と
35
転がって行こう
36
許すということ
生きていけなくなる
泥水をすすって生きていくのは
泥水よりも綺麗な水を飲みたいから
きっとまたそれを忘れては
ハッと思い出すだろう
それならずっと清んだ渓流を眺めていたいが
そういう訳にもいかない
鱗の柄が気になる
それが許すということ
37
前に続けと
騎士団長が命令する
精励される
誇らしげな剣と盾を身に纏い
38
ウォーミングアップしている
そのまま本番に突入できる
寝るときも段々温度を下げていくだけ
そのまま眠りについても
勝手に独りでにお菓子を食べる少年
暖かい言葉を並べる少女
道化師は星空の下で寝る
39
サハラ砂漠の地下にアジトを設ける
貯水櫓に水とカリウムを溜め込み
いつか砂漠を潤すのが夢
砂漠の海に呑み込まれるか
呑み込むか
黄色い空
緑色に横断する
日本のからくり
ロバの上のやかましい旅の友
40
烙印は自分の意思で押す
風に吹かれないように
水に濡れた太陽
一瞬の刹那
風に吹かれて
人間の烙印を押され
一向に自分で押すことはない
太刀魚めばちまぐろ
縁起の良い食べ物みたいに
いつまでも風になる
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41
回転式充電器
いまだに居間の端に置いてあるけど
いまだに大正時代の雰囲気そのままの部屋を用意してまで
子供に戻ってまで某を使う気にはならない
まじであぶねえ
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42
もみくちゃ伏魔殿
回転式の座布団がある
からくりロボはただお茶を汲むだけ
ドラマを逆再生したり
授業をサボって喫茶店に行ったり
真面目に講演する喫茶店で
簡単になる仕合せが
この世界を狭めてしまう
綺麗に正す
もうずっと回転しっぱなしの座布団も
執事やメイドが世話している
43
撃墜王です私は
ここ近年で自分の車を二台破壊した
ドラマやアニメなどの前フリ的な演出があるなら良いが
いきなしそこらへんにある電柱に突っ込んで終わった
名も無き一般兵のストーリーなどこんなもんです
44
よくわからないやつがいきり立っている
相手に投票してもさらに差が開くだけなので
自分に投票するやつがいる
しかも住所や年齢など要らない情報まで記入して投票する!
45
ペンティアムのランプ
人間は習慣の生き物なので習慣付ければ良い
用を足しに来る客は多い
サハラ砂漠に
今朝までランプの妖精であった君は
予想以上に
今まで以下に
一生に一度のペンティアムのランプを買い求めて来る客が多い
あなたや私も同様に
駐車場などに
46
前後に転がる
所詮地球もグルグル回っているだけだから気にしない
47
店じまいのたたずまい
風呂敷に包んで帰る
暗闇ごと
それがいいところ
記憶にないけれど
記憶に新しい
まばたきを多くして
夕陽のシルエットを風呂敷に包んで
48
ここは気合を育む場所
気合を入れろと言われても
元素記号が違う
正しくは気
その後どうするかはあなた次第
大丈夫私もそんなに気合はない
49
耐えろ
悔しさを腹の底に落とす
悔しさのバネは足裏には付けず
そのまま腹部に付ける
上に跳ねてもしょうがない
着地するときに骨折するかもしれない
真横に跳ねる
町中ピンボールしているやつだらけ
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50
つーか最初からフォロー外すんならフォローすんなよ
インスタ何グラム?
大して利用してるやついないのにガヤガヤ騒ぎやがって
私は外しませんよ
器が満杯になるまで
51
めっちゃ痛そうにして相手にレッドカードを献上するやつがいる
終いには相手の選手11人全員レッドカードで退場させる猛者
めちゃくちゃゴール前などで痛そうにしている
悲劇のヒーロー
52
光輝く病
どうしようもないやつ
一生治らない
一生治す気ないだろ
うなずく
それならもう一つ自分の意思で病を増やせば良い
病気にかかって一生保険が降りるとかそういうレベルの話ではなくて
病気を患ってながら生きてきた日々
それらが幸せの証
それに気づいてから毎日骨折したり風邪を引いたりしてるやつがいる
実際病気にかかると夢が叶ったような表情になり
いつも不幸だった日常生活がなぜか光輝いて見える やつがいる
53
偉そうな猿が上に立っている
人間はもう逃げるしかない
高台に
高みを目指すしかない
ほら
諦めたら魂のレベルとやらが下がるぞ!
魂ってなに
お賽銭恵んでもらってる寺の坊主の戯れ事
金も貰わずに人々に感謝する
これが人間のやること
54
思い出は増えずエロ動画やエロ画像しか増えない
それに気付いたのならまだこれからなんとかなるが
なぜか選りすぐりのエロ動画やエロ画像のみが残る
55
暗い在庫から取り出すと
在庫は明るくなる
値札を付けて品だしする
祭の掘り出し物
56
寝ているときでさえ脳は働いている
ほんの数%
なぜか人は100%を目指す
それならそのまま本能のままに生きて
0%を目指した方が速い
目が寄り目になったり離れ目になったりしているが
大根おろしをすりおろしている時は
人間の本能全開と言える
57
ヴィー!ヴィー!ヴィー!と何かの象徴の鳥が天井で鳴いている
追い出したいがでかすぎて追い出せない
そのまま居座って鳳凰みたいに輝いている
放っておいてもほっとけない
ありがた迷惑
常人には理解できない
それが象徴というもの
58
狂った歯車はもう元には戻らないと
歯車を狂わせまくったやつが言って周りから総批判
時計塔の管理人が
光る粉を撒き散らす
夏の夜
あっという間
波風
大きな月見草が揺れる
塔の螺旋階段を駆け登る
もう一人の管理人
59
ないものだと思ってやると
本当に何もなくて焦る
結果なんて気にせずがんばってきた
めちゃくちゃ気にしてたけど
何回でもやる
60
闇の住人に一日あげると闇の力で時間を増幅してくれる
常に2、3秒遅れる
誰とも会話できない
その代わり一秒たりとも無駄にはしない
貰ったものは必ず返す
61
見せかけのエンブレム
何も価値を持たないものばかり持っている
証拠がなければこの世のなんの価値もない
それが現実
俺には何にもねえ
見せかけのエンブレムを翳し誇らしげにしている
金にもならない
誰かのためにもならない
中身のないエンブレム
完成品に貼るエンブレム
自分に完全に失望したときに
虚無感に苛まれたときに貼る証
62
見せつけのエンブレム
過去の経験が生きているときはいいが
死んでいるときは今の私を傲慢にさせる
がんばれるならがんばった方がいいに決まっている
昔と今は比べない方がいい
やれるならやる
そのエンブレムを振りかざすなよ
63
提携不可
いらないプライドがあって
まあどっちでもいいや
空を目指すか
地下を目指すかどっちかだから
ここは地上だから
アフリカの荒野に行きたくなる理由はなんとなくわかる
64
65
愛がない人は珍しいが決して良いこととはいえない
他人のふり見て我がふり直してくれれば光栄
必ずどこかにある
一致する必然性
見つけるまでが大変なのかもしれない
666
同族嫌悪すらできない民族
実は天国でも天使が奴隷のように働かされていて
意外と地獄では悪魔同士仲良くやっている
その代わり何かを好きになったら天使のように笑顔を振る舞い
悪魔のように戒める
これ以上の信頼も無いし
これ以下の裏切りも無い
だからもう後退は無い
馴れ合いをしない
それが最後に知ったこと
777
良いことしかない
他人の表情など伺わずそういって
間髪入れず笑う
ヘアピンも今年のラッキーカラーで
雨降りの土曜日も
ピチピチ跳ねる自分のことみたいに
紅白の三度傘をさす舞子さん
鶏天うどんで喉をすする
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67
むなしい語呂合わせ
部屋を拡張して茶道を拓くばか
家賃はそのままに
神々しさだけが増長される
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68
闇の四天王みたいなのがいれば
意外と日本も強くなる
地下にいる
もしくは深海に
地下から攻め込むという発想は実はどの国も持っていない
69
ロック
今日はあこ〜すてぃっくらいぶ
70
黄色い草
それは夢
まだわからないものがある
消えそうで消えない
自分にしかわからない過去
それは夢
イエロー草
71
知ってるよ
人はみんな一人だってこと
できればそんなこと知らずして一生を終えたかったが
知らなければならないことらしい
重要なことなのに疎遠にしたい
山奥のアジトで靴紐を結んでいる盗賊
また街に降りてくる
72
酷く愛し合う恋は
ブラウン管の茶色
恋は変
酷い間違えようではげらげら笑い
未だに白黒テレビの白を表現できないようでは
そう
ブラウン管の茶色を眺めて
ずっと愛し合っていてもいい
〜リメンバーフラスコ
73
感謝している勢の人が
感謝しているぜ
酒も好きになったし
ものもよく見えるようになった
ありがとうの一言では言い表せない
港町の裏道にスーッと透き通るミントの香りが漂う
窓辺の鉢の花は
ただの通行人でさえも
あることをしないと気付かない
わかっていてもなかなかできることではない
けどいいんだ いつでも始められることだから
74
文字数を稼げないのは残念だが
消してしまいたい過去や言葉がある
決めつけて言うけれど
わからないだけなんだ
念を押して云う
悔いが残らないように
新手の金稼ぎ
75
歯がぼろぼろになっても卵ボーロ食べながら恫喝してくる
胸ぐら掴んでくるが
前歯が無くて笑ってしまう
俺も身や心がぼろぼろになっても戦う
笑われてもこれだけは続ける
76
共倒れ人形
小川○也の必殺技STOを喰らって床に一緒に倒れる
蝶野のSTFでそのまま固めに入るが
内藤のフランケンシュタイナーで返される
77
勘不足
勘違い
勘というものは妙に神妙深くて
信じがたく疑い深い
勘にさわれば
もはや人生について理解したに相応しく
わからなければ
それはそれで
勘が冴えていると思い込む
78
人生は思い通り行かない
もし思い通り行くなら すべてのやりたいことをやり尽くしてから
この世の人口を一人にしてしまう
絶望は一つだけではない
いくつもある
何かの感動的なストーリーでさえいくつもの絶望が重なり
未来を描く
それでも思い通り行かないと思う
ただじっとしているのが正義みたいに
79
いくつもの絶望を集めれば
たった一つの希望を見せることができる
すべて光に包まれて終わってしまった先
自殺するにも若すぎた
たった一つしかない
もう絶望を集めなくなってしまった
80
レッテルを貼られたら
はがす
こんなところで
こんなことを叫んでいても
気休めにもならんだろうが
人生のチュートリアルみたいなもの
生まれる前に
何かやる前に受けておきたい講座
81
すいません詐欺
ど偉い人にすいませんすいません連呼しまくって
面談する機会を得る
幹部や中間管理職のやつらにめちゃめちゃ罵倒されるが
全然知らない人でも
あたかも過去の縁があるかのように
いきなりど偉い人と仲良くなる
秋元康さんすいません
ビル・ゲイツさんすいません
すいませんすいません
いずれありがとうと言いたくなる不思議
82
銀河鉄道の夜を利用して
そのまま邪魔なやつらを更迭する
素敵な銀河の旅とつくろっておきながら
そのままどこか遠くに更迭する
かくいう私はこんな平凡でへんてつもない下界で悠々暮らす
83
ありのままの姿をさらけ出すのはやめとけ
そんなん誰だってやっている
私はやっていない
ただやるかやらないかだけの違い
2進数みたいに
実は仲間と共に進む方が速い
私と同じ人はいない
ただそれを証明するだけにやる
84
完全なる絶望を見つけたのなら
ただそれを剥がすだけ
それが完全なる希望だが
あっけない終わりにもう少し余韻が欲しかった
温かい言葉が溢れてくる
85
楽しいから続く
それ以外ない
終わりはない
続けるしかない
86
名前のないキャラクターがわちゃわちゃしている
諏訪湖の手前で
目前で告白
耳は幸せで
お腹いっぱい夢いっぱい
後のことは任せる
名前もたくさんつけれたらいい
87
88
絶望会議を率先して始めるやつがいる
ほとんど自分のこと
他人の不幸は蜜の味だが
自分の不幸は絶望会議を催して無理矢理参加させてくる
絶望会議の司会をもうかれこれ長く務めている
具体的な項目を次々と挙げる
顔は白目だけど
なぜか的確に捉えてくる
89
希望会議も率先して開けば良い
顔は白目でも黒目でも構わない
ただ希望会議の場合
司会や指揮を執る人はいない
何もかも受け入れられる分
具体性は無くなる
慎重になる
そして再び絶望に向かう
希望なんてそこら辺に転がっている石ころ
具体的な絶望なんて手に入るわけがない
だから今日も1日なんとなく良かったと思える
90
いびきをかきながら
「虫がうごめいている」
などと言ってぐごめく何かの説明をしている
ぐごーぐごーうごめきながら
うごめきが絶えないこの世に
うごめいているぐごめぐみさん
もうすぐ終焉に向かう
うご家ではぐごーぐごーうるさい
91
ひとんちの居間に入室するといきなり自分の肖像画を壁に貼るやつがいる
選挙ポスターより言葉が詰まる
そのまま哀愁を漂わせながら陽の光によって色褪せていく
街のよくある風景
92
世間が選挙やってる間に代わりに政治を執ってくれる人がいる
よくわからない名目での税金を取ってきたり
一筆書で御触れを書く
93
ジェット機飛行機戦闘機
最初から速い乗り物に乗っていた
何でもいいけどもうだめだと思っていた
また思い浮かべたときに乗る
何でもいいけどね
94
ここまで来て真実は一つしかないという悲劇
何でも手に入ると思っていた
ただ単純に思ったことなのに
全て嘘で全て真実
一つの心で二つのことを想うことはできない
それもまた放心状態になるからやめとけ
95
予習や練習無しにいきなり大会や試験に挑む
そのまま校門をくぐっただけで受かる
別に落ちてもそのやり方は変えず貫き通す
すました顔で校長室に直行する
96
加速さえすれば他のことはどうでもよくなる
速度を落とせば墜落しないか不安になる
角度ももちろん
目的は?
安い夢ならたくさんある
飛べない鳥は安い夢で満足する
もう飛ばなくなる
誰かのせいにしてしまえば
楽になれる
そんなことはない
大きく否定をして眠る
97
別に恨みはないが違法は違法
人柄を見て判断すると痛い目しか見ない
今俺は毘沙門天像を眺めている
歌を歌うだけで気分が晴れるような法律ならば良いが
俺はパンクなんだよ
目を逸らすな
像に魂など宿るはずがない
そこから動くな
別に恨みはない
正気だ
98
時間稼ぎしてて気付くのは
昔子供の時に聞かされた 時は金なり ということ
大人になってみるとその言葉は本当だなと気付かされる
人間なんかみんな腐る
腐ったままでも金は入る
鉛みたいなコインで充分
余計な感情を挟みたがるのはまだ腐り足りない証拠
まだ綺麗な部分がある証拠
ここは精神と時の部屋であるから
まだ完全には腐ってない
社会は泥沼の混沌と化しているが
時と共に黄金色に浄化してくれるだろう
99
何でも自分でやればいいというのは
究極の思考だが
それは相当追い詰められないと生まれない思考
だからそうなる前に動きたい
人は支え合って生きているという矛盾があるから
俺にやらせてくれ と言おう
100
思いきりやることに誰も文句は言わない
だからと言って滅茶苦茶にやらかす訳にもいかない
上品な規則に構ってられない
文句なんて誰も言わない
ようやく夢から覚めた
タグ:絶望会議 提携不可 アフリカに行こう 紫 チュートリアル 歴史 象徴 100均 歯車 ふるさと納税 虚無感 絶望 サウザー やるしかねえ 茶色のブラウン管 窓辺の花 白黒 完全に失望 見せかけのエンブレム 祭 大根おろし 闇の力 I try 100書くまで 赤鬼 星屑 どっちが本体 ありがとう 情熱 ATM 池 育て上げ 学業 ピエロ めばちまぐろ 座布団 撃墜王 選挙 ペンティアムのランプ 俯瞰 気合 ピンボール instagram インスタキログラム jリーグ 光輝く病 猿 男 かしわ 茶道 日本の心 闇の四天王 インスタライブ イエロー草 盗賊 悔い 卵ボーロ プロレス 勘 正義 完全なる終わり 希望 意気消沈 講座 すいません詐欺 連呼 銀河鉄道の夜 更迭 2進数 完全なる希望 楽しめ 希望会議 うごーぐごー 税金 何でもいいのよ ジェット機 飛行機 戦闘機 放心状態 不正 一つ 大きな否定 毘沙門天 時は金なり 時と精神 夢おち 完全なる始まり
2019年01月05日
100書くまでやめれま千
1
高燃費野郎がいる
が
一本杉を通りすぎて終わるだけ
雪道は特に風情が
いる
間違えるので精一杯
冬の草の形をしたバイクがふかしまくってる
2
宝を地下に埋めるやつがいる
地下の図書室の執事と勘違いされるが
そのまま肩を組んで仲良くなる
カーテンの柄やゲームソフトなど
色々持っていこう
リアルな距離感保って
3
鉱夫が頭に付けているライト
最近のお気に入りの色
気分で変わる
もぐらやツチノコも穴を掘り始める
4
止まったままの巨人
歯車を逆に回せば動く
そのままさらにロックがかかって完全に止まる
動き出す
大地を踏み出す
華やかなアーチや鳥たちのファンファーレなど聴きもせず
5
そのまま乗り物に乗ってどこかに行くやつもいる
〜誤り〜
6
灰色の扉 が 私を出迎える
自由を失った私 が 扉を開ける
天候を変えるように
一番この世に出てきてはいけない者が
この世の中心に立つように
7
宝の地図がある
とんでもない場所に隠れている
何もかも無くなってしまった跡地などに
8
ラーメンのスープだけ飲んで帰るアホがいる
だが一応それだけで許される
鶏ガラスープ
煮干しのスープ
鴨がネギをしょってこない
龍を煮て食べたようなダシ
9
プリズムライトタワーに皆ルービックキューブを持ち寄ると
打ち解ける
人生は短いが
たった6面性の物語で満足する
生まれ
運命
宿命
使命
特命
一命
もっと丸いものだと思っていた
何かが足りずに
10
鳥が歌っている
適当に聴き逃す
実は道路と水平に伸びる電線だった
ずっと眠っている
鳥が音符を描く
11
死なない華
もうそこからじっと動かない
もうみんな呆れ返っているけれど死なない
天に伸びるとき
自分を殺す
12
吹雪の中を走る
吹雪の中の結晶を見に
吹雪の中の山道をかき分け
オレンジ色の甘夏山脈を通りすぎる
13
鋼の男
円を一周するだけ
そのあとまた鉄屑を拾う
道路のコンクリートの匂いは鉄分を含む食べ物
14
グリーンスフィンクス
道路整備している
緑色の赤信号
アスファルトに咲く花のように
イベントの予約ばかりしている
15
スマイルライバーン
招来笑来
などという中国語っぽい熟語を作る
結構適当に作ってもそこに翼が生えて幻想的な生物になったりする
16
バレエの踊り子
踏み鳴らせ
大して辛くないのに愚痴をこぼし
大して辛くないのに言い訳する
思い出せ
辛かった日々を
17
みんなそこで暮らしている
受け入れられる
シャボン玉の家に
すぐに弾けて消えてしまうけれど住むことはできる
きっと一人だけ
それを受け入れてから
次第に住人が増えていく
18
全てヒントの塊にしてくるやつがいる
全て自分だけのものにしてくる
良い点は愚痴や悪口がこぼれないこと
全て自分のものにできること
19
エクレア一個に
カスタードクリーム十個分入れる
概念ができる前に
色々とやってしまうスタイル
20
基本夢を見て
基本妄想する
だが全て叶わない
それがもう基本になってる
基本働いて
基本がんばる
空を飛んでるのがもう基本になっている
21
虎や白虎などが吠えたける
稲妻の荒城
造るのは容易い
螺旋状の階段
オープンカーでかけ上っていく
22
不一致リッチ
+999999999999円得た後に−9999999999999円損失するように
いつも何かを疑いかける
もう考えなくてもいいこと
死体がうごめくように
なぜかリッチな気分でいたい
23
古い扉を開けるには新しい武器をどんどん手に入れていくことだが
なぜか古い武器でしか開かない扉がある
生活が彩るように
段々楽しくなるように
24
誰にも見えない傘をしている
濡れないように傘を開いてたたんでしまって
また取り出して雨から守る
庭園の草木の水やり
晴れ晴れとした希望しかない
雨かもしれないし
大雨かもしれない
小刻みに
大振りに全ての人に見える幸せを運ぶ
を
25
白目のままゾンビみたいに近づいてくるやつがいる
そのままこちらに直進してくるのでサッと横に避けると
そのまま盲目の戦士のように突き抜ける
白い森や海をそのままゴリゴリ突き進む
そのまま白い覇気や波動で海水を吹き飛ばし太平洋を渡って
カルフォルニア州の白い家に住む
26
青い悪魔がいる
水が尽きたら生命は終わるという説も嘘
黒い猛牛
紫のコウモリという説も嘘
悪魔なんていない
いつもどこかに
いつも探していて
身をくらます
水色に爽やかに駆け抜ける
宝箱がある
自信はないがそれではコンパスを持っている意味がない
終わったことなんて全部同じ方角を指している
そろそろ自信が湧いてきた
磁石は持つな
狂う
自分で始めたことは全部ピンと背筋を伸ばせ
天に向かって伸ばせ
死んだときなどに甦る
27
中断機能があるので続きを始めることができる
やまびこのように山のふもとまで聞こえそうで聞こえない
遭難しても鳥が助けてくれる
冒険家は手紙を書く
似たようなわら半紙を並べて
28
真っ暗闇のなかで深紅のバラが咲いている
ただそれを伝えるためのインクがなく
まさか自分の血で書くほどではない
ただ次第に薄れていく
出口が近づくほど
一応大事にとってある
かじかんだ手の温もり
とても淡い色をしている
29
猿が遠くを見ている
馬が広野を走る
ついでにダムにヒビが入る
どういう訳かわからないが
僕はこのままそれらの様子を眺めたり聞いてたりする
絵の具を持たずともこのまま
30
完全に生活リズムが狂って
歯車やテンポも狂う
当たるはずの宝くじも当たらず
七福神に祝福されてはいるが餅食って寝た
特に意味のない生活
奇抜な形をした便箋に色々殴り書きをする狂った人
31
マッサージチェアの肩が当たるとこに金を隠し
手羽先チキンの手で持つところをアルミで巻く
くるぶしみたいに
ラムネを台風の日に飲むように
叔父や叔母が童謡を子供に聞かせるように
でも実は懐かしのストーリーを語りたがっているように
でも嘘がばれて機械の電源引っこ抜かれてがっくし
そのまま仰け反るように寝た
32
春の天使は暑すぎたり寒すぎるのが嫌で春に逃げてくる
ピンクの衣で川原を歩いたり
梅の木に登ったりする
人間はその上たくましい
まだ来るかもわからない季節に向かって一歩一歩踏みしめて行く
やなことあったら川原を歩こう
綱渡りみたいに足下がおぼつかない
ピンクの羽が咲いている
33
足軽の足かる
感じることをやめたとき
足の足袋が脱げた感じがして何か楽になる
その代わり軽くあしらわれる
元々飛脚だった
特に対象を示さない言葉を好む
山奥の山男が道沿いに
足早に手紙を届ける
34
雲の上に住む人
過剰な表現なのはイメージが似ているから
沖縄旅行は震災で行けなかったから
安全な場所は知らない
危険な場所も知らない
住めば都
水飴などを売っている駄菓子屋豆腐屋
35
同じことを言いたいだけ
数年前と
特別な感情に浸かりたいだけ
ずっと持ち続けている片道切符は
きっと色んなものを満たしてくれるだろうから
36
乾かないし色褪せない洗濯物を大きな湖や池に投げ入れた
するとネッシーやドラゴンなどや
実在する水棲類が渦を作った
たくさんの人が死んだ
乾かない水銀
芸術的な眼差しで
37
鏡を取り外す
内側から
相手の背後に回り込んでジャーマンスープレックスをかますように
にうよすまかをスクッレプースンマーャジでん込り回に後背の手相
らか側内
す外り取を鏡ように
鏡を取り外しつつ相手に見せつけてやれ
形を変えて
パワー系の魔法使いが大きな岩をしょって踏ん張っている
色々と歩む道を誤ったかに見える
だがこの洞窟の塞がっている岩をどかしてくれるに違いない
38
自転車のかごがぐらぐらしてて
小さな子のお手てが
あなたの頬を撫でて
ほくろの数少し減らして
葉が再び青くなる
ちゃんと受け止めてくれる
落ち葉の茶色
39
関所みたいなところで関税を取ってくるやつらがいる
おはじきで計算するように
そろばんで弾く
いらないアンダーバーを入れるように勢いだけで
40
議員などが選挙している間
代わりに政治を執ってるやつらがいる
ずっと働きっぱなしではぶっ倒れてしまうから
代わりがいるのだ
選挙運動している間も
社会は平和に回っている
41
ぐるぐる回る風車に飾りをつけると
何倍にも増える輝き
風で吹き飛ばされるまで
ラッパを持った天使が祝福しまくる
42
祝福されまくって千鳥足で垂直に飛んでった
焼き鳥みたいにピンと立ち
かなしばりにあった海女さん
ピンポイントで痒いところに手が届かないまま
豪邸で寝てマッサージを受けた後
リクライニングチェアーでコーヒー飲みながらシアタールームで映画を観
宅配ピザとAmazonで買ったゲーム
全部Amazonで賄えると思ったら大間違い
かゆいところに手が届かない
43
雪が降らない地域でひょっとこや狐の仮面をし祭りに参加する
意外とそういうやつに限って色んな種類の民謡や踊りを知っている
なにくわん表情で楽しむ
楽しんでなんぼ
44
狼が満月の夜にやってきて
吠えずに謎の密会を始める
たまたまその峠を通る旅芸人
よくわからんが吠えまくった!たらこ唇の男
噛み殺された!毛が10000本くらい生えてる狼
45
神秘的な像がある
昼寝をする象
ラーメン屋のおやじ
夕方はパチンコ屋にいたけど
夜は漁に出る
影に映える鰹
良い出汁が出る
せめて屋台のランプを点ける
46
地元のカウボーイがミルクを調達する
牧草に混じって輝くダイヤ
流星は不死鳥を引き連れ
観念する
馬に乗って駆け抜ける荒野にて
47
都会のアスレティックで暴れている猿
愛と夢で満ち溢れている反省文を書いている
龍などが空を羽ばたく
48
49
最初の想像とは違った
たこ焼き買った後にすき焼き食べた
今晩はもんじゃ焼きにしようと思ったが物足りない
空には鳥の進化系が生息し始めた
相変わらず電話も持たず食料を探している
50
白いロボットに今さら諭される
真っ白な道を歩いていると
役には立たない優しさだが
酸性かアルカリ性か示すリトマス紙
何かをするときに役に立つ
51
ここまで来て落とし穴にはまる
そのまま次の階層に落ちて
一瞬どうなるかと思ったが
床下に隠してある酒を取り出した
一瞬街の人が黒い物体が空から降ってくるのを見たが
何事も無かったかのように夕飯になった
52
半分過ぎると馬主もそのまま馬に乗ってレースに出始める
ねずみはカメレオンみたいに色を変えて
シマウマは影分身してくる
53
全て手に入るが全て手にはいらない
透明ならば可能なこと
全て歯車となるが見返りはない
ずっと続けたい
色付くまで
54
涼風の源にたどり着くまで終わらない
山と海と空の間
深く息を吸い込むとそのまま飛んでいきそうな張り紙
全く空を飛ばない鳥
海辺に近づく
55
肩車する
銀色の背中
お父さんの背中は大きい
子供は銀色の翼
56
お前なんて地獄に落ちろなんて言われても
その地獄にスコップを持っていって
さらに地下を掘り自家製の地獄で暮らす
天国に行ってもはしごを持っていき
さらなる高みを目指す
真の天の邪鬼
真の地獄
真の天国を見せてやろう
57
オリンピックの聖火台の側で悩み考え込んでしまった
しかもその場にテントを立て暖を取り塞ぎ込んでしまった
割りと国民の支持を得て暮らしている
伝説のどらごん
58
無音のラジオが怖くて閉じた
ニュートラルな日常に慣れたせいか
白黒のテレビには慣れない
何を求めていたのかわからない
固形物質の群れが押し寄せてきた
59
追い付けずにキャンプする
踊りをマスターしたやつらが焚き火を囲んで讃えている
その後から占い師がきたが胡散臭かったのでそいつも踊らせた
米を炊いている
ちょんまげをした百姓のかっこしてるやつが侍でもないのに大和魂を謳って
めっちゃ厳しくしてくる
60
61
空を見上げる獣
人間は館内で戦争をしている
獣は空を見上げる
人間は一冊の本を読み上げる
獣は獲物を探し始めた
人間は本を破り捨てた
そして空を見上げた
62
毎日運がいいと勘違いしている
龍が空を漂い始めてから
危険も伴うが
見返りはツキの出ない日々
今まで通り変わらない
ここまで読んでくれてありがとうございます
63
おしくらまんじゅうやりすぎで日本海に落ちた
なんでもやりすぎは良くない
日本語の由来を考えると深い味わいがあってまだまだやれる
64
綺麗なピラミッドに悠長な鳥が横切る
夜になると星がさんざめく
砂漠に足跡をつける遊牧民
エメラルドグリーンのアクセサリーを身に付けて
もろい橋を渡る
細い目のスフィンクス
〜リメンバーフラスコ〜
時間という概念を破壊したやつがいる
だからもう破壊する必要はなく
焦る必要もない
憂鬱な昼の二時から三時
それと朝の十時あたり
もうなんとなく借りるのが当たり前になっていて返す気にならない
相変わらずたこ焼き屋のおやじは
時の歪みによって生まれた気泡をたこ焼きと見せかけて売っているが
それでもやはり利益は出ない
だからもう諦めればよい
死ぬまで諦めるっていうのも難しい
いずれやってくる輝かしい日みたいに
65
和やかな表情のまま会話をしていると見せかけて
ウーハーを鳴らしまくっている
和やかな思い出を語りながら
ブーストしまくる
66
風呂上がりのおっさんがそのまま銭湯から出てきて
そんままミサイルサミットに参加している
発射ボタンを連打しまくって踏ん張りつつもミサイルが打ち上がった
67
閉店した店で働いている
無限に働ける
どこに行ってもやれる
師匠はいない
無限にやれる
68
崩れそうな家でブロック崩ししている
点数しか稼がない
どちらかが崩れるまで続く
点滅している部分から磨り減っていって壊れる
あなたの点数評価は高い
69
千日くらい生きれば
スーツが似合う姿になって
三全日くらい生きれば
好きなことができるようになる
もっと生きれば
もう表現できなくなって
息苦しくなるが
もっともっと好きなことをやるべきなんだろう
70
渋谷の交差点などを歩くと百人くらいとぶつかる
仕事に行く前に疲れる
自家用ジェットがあればそれだけで人生勝ち組
71
冬にとんぼがいる
雪風に乗ったスノーモービルみたいに
森林から渓流をぽつぽつ
高級な白いお菓子を落としていく
ISHIYA(石屋製菓)白い恋人【12枚入】(dk-2 dk-3) 価格:761円 |
72
若葉の繊維は短冊形
ふるさとは菖蒲の花
障子の模様みたいに
そこから飛び出した人々は奏でる方法を色々知っていて
素朴な疑問をたくさん持つようになる
縄跳びじゃなくてゴム跳び
73
やったぞ俺は!などと言って傲慢になっている
誰だってそういう時はある
いかなるときもやるんだ
やるぞ俺は
74
75
赤以外幸せな色
赤も幸せな色になった
不思議な世界
雨が降る
色は一つしか選べない
76
菊の花の宇宙は
もうすぐ消える
全然意味がわからなかったこと
それらは放射状に広がる
勉強不足で机の前で凛と咲く
77
全員同じ顔している
ぐるぐる回るのが好きなんだ
簡単に終わるストーリー
物語も簡単に終わる
新しい喜びも簡単に来る
簡単に去る
しかめっ面しよう
突き進むのが好きなんだ
78
大きな虚像を壊した
何でもやる前が大事
羽ばたいた後に翼なんか貰っても嬉しくないし
いくら励ましても本人ががんばらなければ意味はない
どうあがいても無駄なら真実を破壊しよう
未来には誰もいない
79
言霊の図書館
先に借りたほうが優る
正しいと思っているのは自分だけで他人の思考とは恐らく違う
賑わう図書館
本もたくさん並ぶ
無限に木霊が響く
80
1日24時間だとわかるなら
人の寿命もわかる
苦し紛れに時間を大切にしなさいと言うのは
実はわからないことがあるから
時間に対する偏見は人を深く縛り付ける
81
ここまでくるとやりたい放題になって
ポイントを稼ぎまくる
日本の将来
82
相違が認められるのはそれを認めてくれる人がいるから成り立つ
優しい人が増えた
だがこうやってゴリ押すやつも増えて
割合的には変わっていない
83
好きな動画を見ようとしても広告だけで通信量オーバー
ネットももう終わりか
ブロックチェーン
84
ずっと白目のままでもいずれ黄ばむ
白玉団子に艶のあるタレをかけるように
公園の滑り台
電車からみた風景は
何事にも代えがたい
いずれわかることがあるから
人生に遅いも早いもない
85
かなり打ち返すのが困難な絶望的なノビのあるストレートを投げ込んでくるやつがいる場合は
絶対的な希望で打ち返すの図
86
ビジョンが浮かばない
そのなまり腐ったスピードより早く自分が変われば良い
虹色の羽は七回以上の挫折
もう似たような色はいいよ
もう自分が変わってしまえば良い
87
一貫性はない
ハマチを二貫も頼んでおいて
悲しい顔をして
楽しそうに食べる
食欲と他の欲をリンクさせる男
新品価格 |
88
過去の休日を食べてさらに今日を曇り空にする堕天使
一瞬の刹那をくれる
白い鎌は空白にはできず
本当のことを打ち明ける
ティータイムに
89
蔦を登り
ぼやける景色
鮮明な景色はない
静かに揺れる小麦畑
もうあらすじは全部語った
聞いてばかりいる
小さな村で
90
発信装置がある
緑色の容器に入った電子
色々思い出すけど
全部自分に言い聞かせるもの
電子少年はこの世で希少価値があり
ずっとずっと思い出に浸る宇宙エレベーターを開発する
91
デッドオアデッド
聖書を持たずに教会に顔を出す
生きるか死ぬかではない
生きてて当然
死んで当然
偶然性はない
どっちでもいい
アライブオアアライブ
92
ライブアライブ
人それぞれなどといって話を逸らす
本質に迫ると何もできなくなる
ただ生きているだけ
何もかける言葉さえも見つからない
生きるか死ぬか
ようやく死に場所を見つけたか
中古価格 |
93
94
夜は来た道を戻ればある
広野には言葉はないが自由がある
夜に叫んでいた狼は
サバンナのハンター
広野は自由だ
戻ることのできない不自由な生き物
飴色の言葉
進むことしかできない
いざ手に持ってみると
虚しさのあまり戦慄する
自由しかない
時と広野と夜しかない
95
戦闘機の中でも歌っているやつがいる
プロペラの音が激しくエイトビートを刻む
銃で連射するごとに人間らしくなって
誇らしくなって
何かの都合で殺された
人々はプロペラの回転数を上げた
96
何も起きない
午後から何かが起きる
あの大都会やジャングルでさえ
ファイアバードやサンダーバードなどが空を翔ている
今日のプランを急遽変更する
午後六時からハワイにて
座椅子で横になりながらワインを飲む
というプランから
午後六時一分にはハワイにて
座椅子で横になりながらワインを飲む
に変更した
97
何もかもが農民に見え
何もかもが勇者に見える
人んちのタンスを調べたり
ツボを割ったりしている
農民なんてやってられなくなり
全員勇者になった
98
無意味が取り柄だったのに
自分で無意味だなんて認めてしまったらおしまい
自家用のカヌーを購入しそこらへんさ迷う
やはり無意味だなんて言わない方がいい
カラフルフルーツを手に入れてきた
〜カラフルフルーツ〜
希望のかけらを集め
情熱のピースを集め
アクセサリーみたいに
おまけのあめ玉みたいに
そんな商品ばかりの店でした
99
頑丈な紙切れで隠した
もう終わるから最後くらい意地を張る
かっこつける
寝ながら舞空術を見せる
もう終わりだから
100
錆びたネジには豊満なほどの思い入れがあって
そのときからネジとしては機能していなかった
今さらながら朽ちた鉄粉に命の儚さを覚える