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2019年01月05日

100書くまでやめれま千






高燃費野郎がいる

一本杉を通りすぎて終わるだけ
雪道は特に風情が
いる
間違えるので精一杯
冬の草の形をしたバイクがふかしまくってる





宝を地下に埋めるやつがいる
地下の図書室の執事と勘違いされるが
そのまま肩を組んで仲良くなる
カーテンの柄やゲームソフトなど
色々持っていこう
リアルな距離感保って



































鉱夫が頭に付けているライト
最近のお気に入りの色
気分で変わる
もぐらやツチノコも穴を掘り始める




止まったままの巨人
歯車を逆に回せば動く
そのままさらにロックがかかって完全に止まる
動き出す
大地を踏み出す
華やかなアーチや鳥たちのファンファーレなど聴きもせず




IMG_20190105_193459.jpg
そのまま乗り物に乗ってどこかに行くやつもいる



〜誤り〜

灰色の扉 が 私を出迎える
自由を失った私 が 扉を開ける
天候を変えるように
一番この世に出てきてはいけない者が
この世の中心に立つように




IMG_20190105_195758.jpg
宝の地図がある
とんでもない場所に隠れている
何もかも無くなってしまった跡地などに





ラーメンのスープだけ飲んで帰るアホがいる
だが一応それだけで許される
鶏ガラスープ
煮干しのスープ
鴨がネギをしょってこない
龍を煮て食べたようなダシ




プリズムライトタワーに皆ルービックキューブを持ち寄ると
打ち解ける
人生は短いが
たった6面性の物語で満足する
生まれ
運命
宿命
使命
特命
一命
もっと丸いものだと思っていた
何かが足りずに



10
鳥が歌っている
適当に聴き逃す
実は道路と水平に伸びる電線だった
ずっと眠っている
鳥が音符を描く



11
死なない華
もうそこからじっと動かない
もうみんな呆れ返っているけれど死なない
天に伸びるとき
自分を殺す


12
吹雪の中を走る
吹雪の中の結晶を見に
吹雪の中の山道をかき分け
オレンジ色の甘夏山脈を通りすぎる


13
鋼の男
円を一周するだけ
そのあとまた鉄屑を拾う
道路のコンクリートの匂いは鉄分を含む食べ物



14
グリーンスフィンクス
道路整備している
緑色の赤信号
アスファルトに咲く花のように
イベントの予約ばかりしている




15
スマイルライバーン
招来笑来
などという中国語っぽい熟語を作る
結構適当に作ってもそこに翼が生えて幻想的な生物になったりする


16
バレエの踊り子
踏み鳴らせ
大して辛くないのに愚痴をこぼし
大して辛くないのに言い訳する
思い出せ
辛かった日々を




17
みんなそこで暮らしている
受け入れられる
シャボン玉の家に
すぐに弾けて消えてしまうけれど住むことはできる
きっと一人だけ
それを受け入れてから
次第に住人が増えていく



18
全てヒントの塊にしてくるやつがいる
全て自分だけのものにしてくる
良い点は愚痴や悪口がこぼれないこと
全て自分のものにできること


19
エクレア一個に
カスタードクリーム十個分入れる
概念ができる前に
色々とやってしまうスタイル




20
基本夢を見て
基本妄想する
だが全て叶わない
それがもう基本になってる
基本働いて
基本がんばる
空を飛んでるのがもう基本になっている





21
虎や白虎などが吠えたける
稲妻の荒城
造るのは容易い
螺旋状の階段
オープンカーでかけ上っていく




22
不一致リッチ
+999999999999円得た後に−9999999999999円損失するように
いつも何かを疑いかける
もう考えなくてもいいこと
死体がうごめくように
なぜかリッチな気分でいたい



23
古い扉を開けるには新しい武器をどんどん手に入れていくことだが
なぜか古い武器でしか開かない扉がある
生活が彩るように
段々楽しくなるように



24
誰にも見えない傘をしている
濡れないように傘を開いてたたんでしまって
また取り出して雨から守る
庭園の草木の水やり
晴れ晴れとした希望しかない
雨かもしれないし
大雨かもしれない
小刻みに
大振りに全ての人に見える幸せを運ぶ
   を


25
白目のままゾンビみたいに近づいてくるやつがいる
そのままこちらに直進してくるのでサッと横に避けると
そのまま盲目の戦士のように突き抜ける
白い森や海をそのままゴリゴリ突き進む
そのまま白い覇気や波動で海水を吹き飛ばし太平洋を渡って
カルフォルニア州の白い家に住む



26
青い悪魔がいる
水が尽きたら生命は終わるという説も嘘
黒い猛牛
紫のコウモリという説も嘘
悪魔なんていない
いつもどこかに
いつも探していて
身をくらます
水色に爽やかに駆け抜ける
IMG_20181229_225126.jpg




宝箱がある

自信はないがそれではコンパスを持っている意味がない
終わったことなんて全部同じ方角を指している
そろそろ自信が湧いてきた
磁石は持つな
狂う
自分で始めたことは全部ピンと背筋を伸ばせ
天に向かって伸ばせ
死んだときなどに甦る




27
中断機能があるので続きを始めることができる
やまびこのように山のふもとまで聞こえそうで聞こえない
遭難しても鳥が助けてくれる
冒険家は手紙を書く
似たようなわら半紙を並べて


28
真っ暗闇のなかで深紅のバラが咲いている
ただそれを伝えるためのインクがなく
まさか自分の血で書くほどではない
ただ次第に薄れていく
出口が近づくほど
一応大事にとってある
かじかんだ手の温もり
とても淡い色をしている



29
猿が遠くを見ている
馬が広野を走る
ついでにダムにヒビが入る
どういう訳かわからないが
僕はこのままそれらの様子を眺めたり聞いてたりする
絵の具を持たずともこのまま





30
完全に生活リズムが狂って
歯車やテンポも狂う
当たるはずの宝くじも当たらず
七福神に祝福されてはいるが餅食って寝た
特に意味のない生活
奇抜な形をした便箋に色々殴り書きをする狂った人



31
マッサージチェアの肩が当たるとこに金を隠し
手羽先チキンの手で持つところをアルミで巻く
くるぶしみたいに
ラムネを台風の日に飲むように
叔父や叔母が童謡を子供に聞かせるように
でも実は懐かしのストーリーを語りたがっているように
でも嘘がばれて機械の電源引っこ抜かれてがっくし
そのまま仰け反るように寝た


32
春の天使は暑すぎたり寒すぎるのが嫌で春に逃げてくる
ピンクの衣で川原を歩いたり
梅の木に登ったりする
人間はその上たくましい
まだ来るかもわからない季節に向かって一歩一歩踏みしめて行く
やなことあったら川原を歩こう
綱渡りみたいに足下がおぼつかない
ピンクの羽が咲いている




33
足軽の足かる
感じることをやめたとき
足の足袋が脱げた感じがして何か楽になる
その代わり軽くあしらわれる
元々飛脚だった
特に対象を示さない言葉を好む
山奥の山男が道沿いに
足早に手紙を届ける



34
雲の上に住む人
過剰な表現なのはイメージが似ているから
沖縄旅行は震災で行けなかったから
安全な場所は知らない
危険な場所も知らない
住めば都
水飴などを売っている駄菓子屋豆腐屋



35
同じことを言いたいだけ
数年前と
特別な感情に浸かりたいだけ
ずっと持ち続けている片道切符は
きっと色んなものを満たしてくれるだろうから




36
乾かないし色褪せない洗濯物を大きな湖や池に投げ入れた
するとネッシーやドラゴンなどや
実在する水棲類が渦を作った
たくさんの人が死んだ
乾かない水銀
芸術的な眼差しで




37
鏡を取り外す
内側から
相手の背後に回り込んでジャーマンスープレックスをかますように
にうよすまかをスクッレプースンマーャジでん込り回に後背の手相
らか側内
す外り取を鏡ように
鏡を取り外しつつ相手に見せつけてやれ
形を変えて





パワー系の魔法使いが大きな岩をしょって踏ん張っている
色々と歩む道を誤ったかに見える
だがこの洞窟の塞がっている岩をどかしてくれるに違いない
IMG_20190127_212725.jpg



38
自転車のかごがぐらぐらしてて
小さな子のお手てが
あなたの頬を撫でて
ほくろの数少し減らして
葉が再び青くなる
ちゃんと受け止めてくれる
落ち葉の茶色



39
関所みたいなところで関税を取ってくるやつらがいる
おはじきで計算するように
そろばんで弾く
いらないアンダーバーを入れるように勢いだけで




40
議員などが選挙している間
代わりに政治を執ってるやつらがいる
ずっと働きっぱなしではぶっ倒れてしまうから
代わりがいるのだ
選挙運動している間も
社会は平和に回っている





IMG_20190202_110720.jpg




41
ぐるぐる回る風車に飾りをつけると
何倍にも増える輝き
風で吹き飛ばされるまで
ラッパを持った天使が祝福しまくる



42
祝福されまくって千鳥足で垂直に飛んでった
焼き鳥みたいにピンと立ち
かなしばりにあった海女さん
ピンポイントで痒いところに手が届かないまま
豪邸で寝てマッサージを受けた後
リクライニングチェアーでコーヒー飲みながらシアタールームで映画を観
宅配ピザとAmazonで買ったゲーム
全部Amazonで賄えると思ったら大間違い
かゆいところに手が届かない




43
雪が降らない地域でひょっとこや狐の仮面をし祭りに参加する
意外とそういうやつに限って色んな種類の民謡や踊りを知っている
なにくわん表情で楽しむ
楽しんでなんぼ



44
狼が満月の夜にやってきて
吠えずに謎の密会を始める
たまたまその峠を通る旅芸人
よくわからんが吠えまくった!たらこ唇の男
噛み殺された!毛が10000本くらい生えてる狼



45
神秘的な像がある
昼寝をする象
ラーメン屋のおやじ
夕方はパチンコ屋にいたけど
夜は漁に出る
影に映える鰹
良い出汁が出る
せめて屋台のランプを点ける




46
地元のカウボーイがミルクを調達する
牧草に混じって輝くダイヤ
流星は不死鳥を引き連れ
観念する
馬に乗って駆け抜ける荒野にて



47
都会のアスレティックで暴れている猿
愛と夢で満ち溢れている反省文を書いている
龍などが空を羽ばたく




48
IMG_20190202_124214.jpg



49
最初の想像とは違った
たこ焼き買った後にすき焼き食べた
今晩はもんじゃ焼きにしようと思ったが物足りない
空には鳥の進化系が生息し始めた
相変わらず電話も持たず食料を探している




50
白いロボットに今さら諭される
真っ白な道を歩いていると
役には立たない優しさだが
酸性かアルカリ性か示すリトマス紙
何かをするときに役に立つ



51
ここまで来て落とし穴にはまる
そのまま次の階層に落ちて
一瞬どうなるかと思ったが
床下に隠してある酒を取り出した
一瞬街の人が黒い物体が空から降ってくるのを見たが
何事も無かったかのように夕飯になった




52
半分過ぎると馬主もそのまま馬に乗ってレースに出始める
ねずみはカメレオンみたいに色を変えて
シマウマは影分身してくる




53
全て手に入るが全て手にはいらない
透明ならば可能なこと
全て歯車となるが見返りはない
ずっと続けたい
色付くまで


54
涼風の源にたどり着くまで終わらない
山と海と空の間
深く息を吸い込むとそのまま飛んでいきそうな張り紙
全く空を飛ばない鳥
海辺に近づく




55
肩車する
銀色の背中
お父さんの背中は大きい
子供は銀色の翼




56
お前なんて地獄に落ちろなんて言われても
その地獄にスコップを持っていって
さらに地下を掘り自家製の地獄で暮らす
天国に行ってもはしごを持っていき
さらなる高みを目指す
真の天の邪鬼
真の地獄
真の天国を見せてやろう




57
オリンピックの聖火台の側で悩み考え込んでしまった
しかもその場にテントを立て暖を取り塞ぎ込んでしまった
割りと国民の支持を得て暮らしている
伝説のどらごん




58
無音のラジオが怖くて閉じた
ニュートラルな日常に慣れたせいか
白黒のテレビには慣れない
何を求めていたのかわからない
固形物質の群れが押し寄せてきた




59
追い付けずにキャンプする
踊りをマスターしたやつらが焚き火を囲んで讃えている
その後から占い師がきたが胡散臭かったのでそいつも踊らせた
米を炊いている
ちょんまげをした百姓のかっこしてるやつが侍でもないのに大和魂を謳って
めっちゃ厳しくしてくる




60
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61
空を見上げる獣
人間は館内で戦争をしている
獣は空を見上げる
人間は一冊の本を読み上げる
獣は獲物を探し始めた
人間は本を破り捨てた
そして空を見上げた



IMG_20170820_205737.jpg

62
毎日運がいいと勘違いしている
龍が空を漂い始めてから
危険も伴うが
見返りはツキの出ない日々
今まで通り変わらない
ここまで読んでくれてありがとうございます




63
おしくらまんじゅうやりすぎで日本海に落ちた
なんでもやりすぎは良くない
日本語の由来を考えると深い味わいがあってまだまだやれる




64
綺麗なピラミッドに悠長な鳥が横切る
夜になると星がさんざめく
砂漠に足跡をつける遊牧民
エメラルドグリーンのアクセサリーを身に付けて
もろい橋を渡る
細い目のスフィンクス



〜リメンバーフラスコ〜
時間という概念を破壊したやつがいる
だからもう破壊する必要はなく
焦る必要もない
憂鬱な昼の二時から三時
それと朝の十時あたり
もうなんとなく借りるのが当たり前になっていて返す気にならない
相変わらずたこ焼き屋のおやじは
時の歪みによって生まれた気泡をたこ焼きと見せかけて売っているが
それでもやはり利益は出ない
だからもう諦めればよい
死ぬまで諦めるっていうのも難しい
いずれやってくる輝かしい日みたいに




65
和やかな表情のまま会話をしていると見せかけて
ウーハーを鳴らしまくっている
和やかな思い出を語りながら
ブーストしまくる




66
風呂上がりのおっさんがそのまま銭湯から出てきて
そんままミサイルサミットに参加している
発射ボタンを連打しまくって踏ん張りつつもミサイルが打ち上がった




67
閉店した店で働いている
無限に働ける
どこに行ってもやれる
師匠はいない
無限にやれる
68
崩れそうな家でブロック崩ししている
点数しか稼がない
どちらかが崩れるまで続く
点滅している部分から磨り減っていって壊れる
あなたの点数評価は高い




69
千日くらい生きれば
スーツが似合う姿になって
三全日くらい生きれば
好きなことができるようになる
もっと生きれば
もう表現できなくなって
息苦しくなるが
もっともっと好きなことをやるべきなんだろう




70
渋谷の交差点などを歩くと百人くらいとぶつかる
仕事に行く前に疲れる
自家用ジェットがあればそれだけで人生勝ち組




71
冬にとんぼがいる
雪風に乗ったスノーモービルみたいに
森林から渓流をぽつぽつ
高級な白いお菓子を落としていく

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感想(9件)



72
若葉の繊維は短冊形
ふるさとは菖蒲の花
障子の模様みたいに
そこから飛び出した人々は奏でる方法を色々知っていて
素朴な疑問をたくさん持つようになる
縄跳びじゃなくてゴム跳び



73
やったぞ俺は!などと言って傲慢になっている
誰だってそういう時はある
いかなるときもやるんだ
やるぞ俺は




74
IMG_20190202_181218.jpg




75
赤以外幸せな色
赤も幸せな色になった
不思議な世界
雨が降る
色は一つしか選べない



76
菊の花の宇宙は
もうすぐ消える
全然意味がわからなかったこと
それらは放射状に広がる
勉強不足で机の前で凛と咲く



77
全員同じ顔している
ぐるぐる回るのが好きなんだ
簡単に終わるストーリー
物語も簡単に終わる
新しい喜びも簡単に来る
簡単に去る
しかめっ面しよう
突き進むのが好きなんだ




78
大きな虚像を壊した
何でもやる前が大事
羽ばたいた後に翼なんか貰っても嬉しくないし
いくら励ましても本人ががんばらなければ意味はない
どうあがいても無駄なら真実を破壊しよう
未来には誰もいない



79
言霊の図書館
先に借りたほうが優る
正しいと思っているのは自分だけで他人の思考とは恐らく違う
賑わう図書館
本もたくさん並ぶ
無限に木霊が響く




80
1日24時間だとわかるなら
人の寿命もわかる
苦し紛れに時間を大切にしなさいと言うのは
実はわからないことがあるから
時間に対する偏見は人を深く縛り付ける




81
ここまでくるとやりたい放題になって
ポイントを稼ぎまくる
日本の将来





82
相違が認められるのはそれを認めてくれる人がいるから成り立つ
優しい人が増えた
だがこうやってゴリ押すやつも増えて
割合的には変わっていない




83
好きな動画を見ようとしても広告だけで通信量オーバー
ネットももう終わりか
ブロックチェーン



84
ずっと白目のままでもいずれ黄ばむ
白玉団子に艶のあるタレをかけるように
公園の滑り台
電車からみた風景は
何事にも代えがたい
いずれわかることがあるから
人生に遅いも早いもない




85
写真 (1).png
かなり打ち返すのが困難な絶望的なノビのあるストレートを投げ込んでくるやつがいる場合は
絶対的な希望で打ち返すの図



86
ビジョンが浮かばない
そのなまり腐ったスピードより早く自分が変われば良い
虹色の羽は七回以上の挫折
もう似たような色はいいよ
もう自分が変わってしまえば良い




87
一貫性はない
ハマチを二貫も頼んでおいて
悲しい顔をして
楽しそうに食べる
食欲と他の欲をリンクさせる男

内堀醸造 美濃特選すし酢 360ml

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88
過去の休日を食べてさらに今日を曇り空にする堕天使
一瞬の刹那をくれる
白い鎌は空白にはできず
本当のことを打ち明ける
ティータイムに


89
蔦を登り
ぼやける景色
鮮明な景色はない
静かに揺れる小麦畑
もうあらすじは全部語った
聞いてばかりいる
小さな村で




90
発信装置がある
緑色の容器に入った電子
色々思い出すけど
全部自分に言い聞かせるもの
電子少年はこの世で希少価値があり
ずっとずっと思い出に浸る宇宙エレベーターを開発する




91
デッドオアデッド
聖書を持たずに教会に顔を出す
生きるか死ぬかではない
生きてて当然
死んで当然
偶然性はない
どっちでもいい
アライブオアアライブ




92
ライブアライブ
人それぞれなどといって話を逸らす
本質に迫ると何もできなくなる
ただ生きているだけ
何もかける言葉さえも見つからない
生きるか死ぬか
ようやく死に場所を見つけたか

ライブ ア ライブ

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93
IMG_20190202_232630.jpg




94
夜は来た道を戻ればある
広野には言葉はないが自由がある
夜に叫んでいた狼は
サバンナのハンター
広野は自由だ
戻ることのできない不自由な生き物
飴色の言葉
進むことしかできない
いざ手に持ってみると
虚しさのあまり戦慄する
自由しかない
時と広野と夜しかない




95
戦闘機の中でも歌っているやつがいる
プロペラの音が激しくエイトビートを刻む
銃で連射するごとに人間らしくなって
誇らしくなって
何かの都合で殺された
人々はプロペラの回転数を上げた




96
何も起きない
午後から何かが起きる
あの大都会やジャングルでさえ
ファイアバードやサンダーバードなどが空を翔ている
今日のプランを急遽変更する
午後六時からハワイにて
座椅子で横になりながらワインを飲む
というプランから
午後六時一分にはハワイにて
座椅子で横になりながらワインを飲む
に変更した




97
何もかもが農民に見え
何もかもが勇者に見える
人んちのタンスを調べたり
ツボを割ったりしている
農民なんてやってられなくなり
全員勇者になった




98
無意味が取り柄だったのに
自分で無意味だなんて認めてしまったらおしまい
自家用のカヌーを購入しそこらへんさ迷う
やはり無意味だなんて言わない方がいい
カラフルフルーツを手に入れてきた



〜カラフルフルーツ〜
希望のかけらを集め
情熱のピースを集め
アクセサリーみたいに
おまけのあめ玉みたいに
そんな商品ばかりの店でした




99
頑丈な紙切れで隠した
もう終わるから最後くらい意地を張る
かっこつける
寝ながら舞空術を見せる
もう終わりだから




100
錆びたネジには豊満なほどの思い入れがあって
そのときからネジとしては機能していなかった
今さらながら朽ちた鉄粉に命の儚さを覚える
posted by 柊太郎 at 01:00 | Comment(0) | 色々
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