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2018年03月20日

77番目の地球

コーヒーをいれたてのものに代えておいた
それはきっと興味のあるもの
77番の次には昼間の光がやってきて
ペリカンがさっとそれらをさらっていく
昼間の喫茶店では時間を戻すことに成功した君がいるけれど
僕は全然満足しないよ
あと77回繰り返すまで




1
くだらない毎日を変えるには
朝の占いのように
もはや運頼みで
毎日運勢一位をゲットしなくてはならない
毎日誕生日や血液型を偽って
くだらないことにさらに虚しさや切なさなど上乗せしなくてはならない
くだらないままでいいのさ
実力でもぎとれ









2
自由を与えられた子供は不自由だと言った
教会の屋根のカラスが一斉に飛び去った
核を貫く答え
情けないながらも大人たちは
子供にそれを期待している




3
この世界と私
どちらが先に滅びるか見物だ
限られた資源の中に人間の姿は無い
どこかで狂った歯車
いつか土に還るように
大地の恵みが私たちを少しずつ磨り減らしてくれるはずだった
待っていれば自ずとやってくる幸せだった
人間は地球の歯車




4
人生一度きりという真実の前に翻弄されている
慈悲深い女神はあなたの罪を浄化する
勝利の女神は決して微笑まないが
何度でも挑戦できる
いいか、一度しか言わないぞ
タイミング良く
都合良く
予言通りに
翻弄せよ
勝つまで何度でも
ルール違反だが勝利の女神は微笑む





幸せすぎてここにいる
受け入れられない感情と似ている
誤りに誤りを重ねても看板の棒が立ってまちぼうけ
そのまま星空になって芝生の上で寝る
紺色の塊は一生かかっても解剖できなくてよい






はばたき続けている天使がいる
人間は歩き疲れるが
天使は飛び疲れる
人間と天使
一緒にされちゃ困るが今日もお疲れ様です





得する本がある
山奥の隠れ家にある
今から取りに行く
そんなことをしているうちに
繁華街にある娯楽施設を占領されてしまう
得する本がある
山奥のこもれみが射す古びた小屋の中に






笹笛を吹いている
列車が向こうからやってきて
4年か5年くらい足早になる
ペンキの塗り立てのガードレールが丁度買い物終えた午後三時
ペンキの塗装がとれた頃
グレーの笹笛吹いていた
若い春が





9
24時間フェイバーポットを時々握りしめている
ずっと握りしめている
たぶん握りしめている
きっと握りしめている
数回妄想を行ったが
握った瞬間に雫が落ちる



10
やりたいことはやるといい
憧れや目標はあるけれどうまくいかないなどというときに
無人のプログラマーが後を追うようにシステムを自動的に構築してくれ
そこには不平不満もない
仕方ないのさ
人間がやりたい風にやっている世の中だから



11
トラックから漏れた油が道端でキラキラ
旅人が銀河を駆け巡った
人間の歴史なんて軽く越えていった



12
知らないことはいいことだ
未知の未来と対等に駆け引きができるから
知るとつまらなくなるから
知る努力を怠ったのは謝る
知ろうとしない工夫も認めて欲しい
常におもしろいほうを私は選んだ



13
知ることはいいことだ
その代わり止まってはいけない
この世の頭脳と言わんばかりにわからないことがあったら
そのままにしておいてはいけない
おいてけぼりを食らった感覚と同じ
妙に安心するのはこの世はアホばかりだからだ
アホと天才どっちが多いと思う?
その問いに対する答えを根拠に
ゆっくり知っていけばいいさ




14
取れるもんは取る
盗賊は盗賊でも清々しい盗賊がいい
誰だって最初は強がる
強くないと取れないから
一人の部屋に光が射す
もう言い訳も愚痴もやめたんだ




15
青の見返り
少し怖い
白い雲に隠れた青空
真っ白な幸せも
少し怖い
押し潰されそうになるけど
なぜか恐れず
青が振り向く




16
赤のさざ波
少し乱暴に
生き物の来世
焼け野原になった戦場で兵士は鎧を脱ぎ捨てた
きっと誰かが拾いそして紡ぐだろう
シスターや子供や猫などが
じりじり燃え続けている
素足のまま
前に進まなくてはならない
赤のさざ波




17
消えたルウタ
緑の種は平和を育てる
だから次元さえも越えて
人々の心にみずみずしい苗が咲く



18
荒野にたくさんの人たちが集まる
円周には街や山や海があるというのに
壁さえも作ろうとしない
道をたくさん作ろう
全部荒野にしてしまおう



19
魔法が解ける
本物の魔法使いは雲の上に住んでいる
地上ではやりたい放題やっている
無法地帯
うさんくさいよろず屋を始めた
古い魔法で



20
塞がったミルクチョコレートを溶かしていく
もちろんミルクとチョコが織り混ざった過去へ
どうしても溶けない
甘く苦く
自分らしく


21
知ることはいいことだ
それはきっと人々のためになるから
パレードが行われている夜は
無知の人々を置き去りにし
孤独を教えてくれる
好奇心は大切だ
前方にライトを照らす
公園で行われているパレードの灯りではない
今は人々のパレードを眺めていたい気分なんだ
何も臆することはない



22
どうなるのか楽しみなのだ
きっとなんにもならないけど
そのままふわーっとナタデココを食べに階段を登っていったり
いきなりかき氷を食べに地下へ潜ったり
今日の晩御飯がコロッと変わったり
運命の人に必ず出会ったり
宝くじが確実に一等が当たったり
下を向けばきっとなんにも起きないんだろう


23
何も成果の無かった日は
人工物で塗りたくる
人工加工するに限る
ため息
それだけでありがとうと言われる
人の道
それは必ず前に進んでいる証
緑で溢れていたこの地は
私の手で破壊してしまった
青みがかかった緑の地を歩いていた
あの頃




24
フィアデルフィアファイア
燃やす気もない赤い炎は人道的
生きているうちに見るだろう
緑の中でうごめく炎
消そうとすれば人は死ぬ
自然破壊がまるで目的の自然
生きていかねばならない
そのうち見るだろう



25
カタリーナ
誰とも話したくない時に語りかけてくる
大体初心に戻れとか謙虚になれとか
誰もが夢見る
ずっとこんな良い状態が続けばとか
忘れたくないこととか



26
変わらないメロディ
行き詰まるワタシィ
どんどんどん詰まりになる
からしをつけておでんを食べるくらい
何か曲を聴くくらい
人の優しさが少しわかった時くらい



27
雨に濡れて溶ける
皆肩を並べて歩く
大切にしてる傘をさして生きる
雨糸
ほっと一息
雨は人を困らせるためにあるのかな?



28
金を食べる猫に働いた分だけ金を食べさせている
意味のない猫とその飼い主
これ以上話すことはない
多分金や休日が欲しいのだと思います
これからきらびやかな遊園地に連れていってやりたくなったので



29
桜色の雨や飴は
文学の蟻が好む
幕末からやってきた百姓は店をたたもうとしてる
母屋の襖の奥で春を育てていた



30
噴水の前の男は夜遅く
一日の終わりに何か得て眠る
ナイアガラの滝の前で明日のことが少しわかったり
淹れすぎたコーヒーを明日のためにとっておいたり
一日の終わり
水の流れ
噴水の前に必ず立つこと



31
自分が許せない
理由を作るのは簡単だ
その代わり終わらないと思う
自分を許さない限り
鏡のなかから本当の自分を見つけ出すのは難しい
全部自分だ
ドライブしたくなった
大空を駆け巡っている
全て許すな
自分を許すな
必ず自分を見つけ出せ




32
誰でもできる
強いて言うならここまで続けたことくらい
続けよう
人々が飽きるまで
桜が散るまで
真夏の海
紅葉
大雪
数人歌や詩をたしなんでいる
水墨画の世界



33
散弾銃が扇風機に変わる
風穴空いた
それが最後の証明
平和のために使われる
喧嘩をしている
休日前に



34
禁断の魔術は世の中を平等にする
秘密は大抵バレる
黙秘しても
やはり人は面白い方を取る


35
レッテルを貼る忍者がいる
幕末からやってきた農民は門の外で待っている
黄土色の亀やうさぎは
高い城に住む象が好む
皆勉学を強制される



36
真夏のダム決壊
さよならを言う前に
すごくくだらないことで悩んでいた自分がいた
とてもアホらしく見える
ありえないわ
利用価値も全くない
干からびた
上水炉



37
からきしバード
何かついばんでやってきた
あと数時間あるから
ゆっくりそれらを味わいながら寝る
鳥は笑う
心から感謝する
つらそうな表情で



38
すみれに青みがかかる
陽が落ちる頃
叔母の顔が浮かぶ
それはまだ畑で野菜を育てているから
食卓に並ぶ家族
うすぐらい台所に一人だけ立っている
すみれに青みがかかっている
赤いあの太陽は私が黙らせよう



39
好きだからずっといられる
嘘をつくとサイダーの炭酸がプチプチうるさく感じる
好きじゃなくてもここにいられる
きっとそのうちいいことがあるように



40
数日間王様気分のやつがいた
普段から慣れないことをしたので息がとても詰まりそうになった
後悔したか?
それらはとても甘い果実
なぜいつも私の前には酸味のある果実が出されるの
オレンジやリンゴ



41
逃げる
半分切った
謎のプライド
逃げ切ったらどうなる
それは始めたときはわからなかった
このまま逃げた方が折り返して戻るより早く着く
なんでもそうだろう
自分の道は自分で決める
逃げるか戦うか
過半数越えたら大勢は決したようなものだ


42
崩れ落ちる欠片を大事にするようになったのは
大切なことを学ぶため
遠回りしても地球が丸けりゃ意味はないけど
こんなくだらないことも少しは役に立つ


43
すぐ決断できる
飽き性によく見られるけど
まだ人生2年生くらい
楽しいかつまらないか
それだけ
寝るまでやってる
飽きたら寝る
またやりたくなったら起きる
それまで眠れ
それの繰り返しでいいんじゃないかな


44
くっそタイピングが速くなった
夜空の流星のごとく
どこかで涙した
港の波止場で
ファッションで遊んだ
相場は決まっている
感慨深く



45
とんでもない空間でもがいているやつがいる
それは宇宙空間なのか真空空間なのかは想像に任せる
1日ってすぐ終わるけどもがいた証を残せば
不可能も可能にできそう
やりたいことも増えそう
やりたいけど時間がない
想像に任せる
こんな瞬間が一番楽しい


46
平淡と歩く
海辺を
好きです とか
愛してます とか
ありがとう とか
ごめんなさい とか
ここで大事なことを言いたい
もう先のことは考えたくない
全てに言いたい


47
学校から帰るといきなり人んちで将棋差してる
しかももう終盤でギャラリーもガヤガヤ集まってる
すると山から鬼が降りてきて
何か作り始める
手料理や工作
普通に終わる
明日のことなんて思考が回らない


48
何事もないってことはとても幸せなことだと思う
夕陽が射す
見慣れた景色に
生物の方が長生きする
ほんとは
短い幸せ
光をここまで届けるのに苦労したろう


49
意地でも駆け抜ける
希望の言葉はなるべく使わずに
それは加速装置になるから
だがもうここまできたらいいだろう
きっと
もしも
過激な世の中
自分のスピードではなかなか歩けない


50
幸せは歩いてこない
正確に言うと壁があって境界線みたいになってる
自分には全く無縁の言葉がある
毎日それらを叫んでも
壁がある
じゃあここで叫ぶか
今ここが幸せじゃいけないのか
裏のある取り引き
全てにフレンドリーに
何もかも受け入れる
壁がある
その代わりいくらでも叫びたい


〜リメンバーフラスコ〜
51
あまおとは急ぐ
溶けた氷に待ち焦がれて
ずっと鳴ってる
目を閉じてるけど
問いかけてくる
遅刻しても大丈夫だけど早く会いたい
白黒の牛の模様みたいにミルクとコーヒー溶け合って
また思い出すと
ミルクコーヒーで気を紛らせてる
あの頃は酒でまぎらわしていた



52
青いコイン
人々は夢を見る
山の頂上で
青いコインを大量に担いで
途中でへばる
金のコインで妥協する
青いコインが普及する頃
人々は再び山の頂を目指す



53
なにもなかった部屋
貧乏なやつ
今も貧乏
取り柄はない
今もない
なにもない部屋はとても心地が良いだろう



54
50発も撃ったのに一発も的を獲ることができず
ピンボールのように何も得ず
無駄に消費した弾丸は液晶を貫く
気まぐれに手にとったリボルバーが名うてのスナイパー
それが運
残骸の山の上から曖昧に手に取ったルーレット
誰かのもの
商売を始める
オーナーになると嘘をつくから


55
昼間のバザーは人混みに紛れて見つけることができなかった
最後の晩餐を名残惜しみながら迎える
月は出ない
いつになったら出るのかと
隅に置いてあった売れ残りの商品は
今日もまた最後の晩餐を迎える人たちが買い占める
月は出ない
ピッコロや打楽器の音のする露店商
ターバン巻いた商人たち
月にたちまち立ち尽くす
月に例えることもできず


56
二つ目の嘘はガネーシャが見守る
一つも嘘をつかないように
愛と平和で包まれるように
もしかしたら本当にいるのか
象の仮面を被せられた者が
ただ人々が嘘をつかないように見守っていることは確かである
ひょっとしたら




57
死なないやつがいる
普通にコンビニで飯を買い
帰りに映画のDVDを借りてくる
風呂に入って
飯を食べ
そのまま床に就く
死ななければいい
何も否定をしなければ


58
高齢化社会を言い訳にまだ若い気でいるやつがいる
まだ9才くらいのやつがいる
揶揄に聞こえてしまうのは私だけか?
バカにされていると感じるのは私だけか?
それってまだまだ元気な証拠だよね?
相変わらず精神と肉体の調律のとれない世の中なのである



59
苔の生えたブルーグラスを握りしめている
時間が経つにつれ
人びとは何かを忘れ
ぎらつく夜
グラスの中のワインが揺れる
思い出す度
苔が剥がれていって
青い素肌傷つけまいと
深いジャングル
喉を潤す



60
在庫処理して喜ばれるなら歓迎だろう
焼き終えたクッキーを食べていただけるなら
暗いキッチンで毎日仕込む
とにかくこんがり焼けてる
焼き終えたクッキーは
昼間のコンビニでも
パティシエのいないお菓子屋でも
焼き終えたクッキーがあるのです



61
今日はなんとなくやめとく
雨が降りさらに薄荷の香りがするから
ずっと続いている
人間の血生臭さが消えるまで
夜の五月雨は全てを吸い込み切り刻む
朝は自分の手で迎えることができる
夜の五月雨は皆出掛けて家を留守にしているような
無人の街のような
狼が暗闇に身を潜めているような




62
天国と地獄を行き来するのは簡単
罵声の後の優しい声のように
疲れているなら眠ろう
好きなことをして
お届けものがある
平然と雲を突き抜ける



63
急にスピードが落ちた
目的は一つで充分なのに
もう一つ持ってしまった
欲しがりのあなた
どんな手を使ったかはわからないが
緩やかに羽ばたき続けている



64
犬が鳴いている
正確に思い出せないまま
何も変わらないと
僕は鳴いていた
四、五年も経てば人は変わる
未来の都市の情景を描いている
犬が鳴いている
もうそれが私ですらない
同じ街並み
描き続けているのに




65
皿洗いから始める
渦巻きは空回り
換気扇が止まるまで待っている
リズムをとるヴァイオニスト
皿が割れても別のことをしている
この辺が限界だろう
今日は風が止みそうにない


66
水道の蛇口を開けることから始める
今日は多分そんなことしか書かない
透明なカバが枯れ葉まみれの湖にいる
まだ今日は結構明るい
小指を一本立てて
何も悪いことは言わない
水道の流れる音は多分音楽だと思う




67
23時間フェイバーポットを沸かしている
何かに気づかず
何かを乱用してしまっている
一時間ほど休憩するといい
来週末くらいには
お湯が全て蒸発して消えている頃だろう
そしたらまた24時間ほど休憩してしまうとする



68
風車を一つ肩に寄せて
見慣れた景色を傍観してる
もう数字は関係無くなってきている
なぜか狐が現れるように
港町の潮風が乾いた記号を送ってくる
69
漁師達の会合
灯りを一つ点けた部屋に
がたいの良い漁師たちが和気あいあいと酒盛りしてる
今日ばかりは山へ猟をしに行く
船は男たちの行進曲
ピンク色の海で酒に溺れる
途方もない青い海に人々は手を延ばす
光る石や派手な貝殻
砂の城や街
桜の木の下で人々は地表をキラキラさせている

69
朝から裏技を連発してくるやつらがいる
地球の裏側では何が起こっているのかすらわからないが
気持ちが収まるまで
考えなくなるまで
感情を爆発させ
学者のように研究を重ねている
朝起きたらいきなりブラジルにいるような感覚に陥るのは
コーヒーが好きだから
しかもそのままコーヒー園で働いたり
リオデジャネイロのカーニバルに参加し始める
昼間になると一段落つく
段々と裏技を使った犯人の正体がわかってくる
虚しさだけが残る
もはや善意しか残らない


70
透明の壁をすり抜ける透明の蟻
けど黒い蟻
これらの文章を残し去っていった占い師
どこまでも行ける
確実に前へ進んでいる
幸運を運ぶ蟻
まさか馬車を引きずってここまで来るとは
シルクロード
ターバン巻いたアラビアの白い蟻



71
適当にステイカーポットを持ち出して何か組み立てている
予定やプラモデルなど
もはやここまで来るとやりたい放題になって
これは魔女に返さなくてはならない代物なのだが
そんな緊張感は全く伝わってこない
とりあえず一人でいるなら
ポットから沸き出る湯気を眺めて
少しわくわくすれば良い
そしてまた狐が現れる
71
死んだら終わる
全てではなく断片的に何かが終わる
広告のチラシみたいに誰かにそう言いたいらしい
死んだことないけど死んだら終わるらしい
できない
自分の手で寿命を変えることはできない
終わらない
すなわち死んでも

72
エイプリルフールは別に今日でもいいだろ
腹を出しながらプールで浮かんでいる中年の男を眺めているより
桜が散ると全員しらけた顔になる
いきなり自分の名前をサクラに変えてくるやつがいる
嘘はつかなくなる
その代わりここから動けなくなる
アホがいる
祝日にもならない
みんな正直にはなる



73
ため息する意味を考えたり思い出したりすると
雲を突き抜ける飛行生物が
言語を翻訳してくれる
日本語でも英語でもOK
少しかっこよく生きよう
ブレスにミーンにドラゴン
いやそうじゃないんだって
魔導師に優しくしてもらえ



74
サックスを吹き散らかしてくるやつがいる
そのまま音楽にしようとすると
果物になる
人々は日頃やわらかい楽器を鳴らしている
https://www.ltm.jp/lists/artists/aaaa.html



75
連打しまくってる
普通のボタンといけないボタン
金属音と発射音
いきなり座禅を組んでは全ては収束しますといい放ち
月明かりの下で寝る
しかもダンスフロアで何者かが踊っている

紙でできた星
出荷前などの壁紙カレンダー
プラネタリウムなどの寝室
水でできた森
横たわる水瓶
さらに瑞々しいカシオペア座の映画館

76                       また春に帰ってきそうな桜のカプセル
いくら書いても滝のように流れ落ちる        夜桜は人の温もりに似た明かりを告げ去っていく
気持ちだけ落ち着く                草履や法被を着た子供 あぐらをかいて眺めている
滝登りする魚や鯉のぼりなど            透明のカプセル
どこまでも落ちる                 肌色の操縦士はゴーサインを出した
水中で息をしている
散歩をするように
鱗や衣が削ぎ落ちる
未来や過去へ向かっている
息はできない
命を賭けてる訳でもない
何も起きない
並行に



次はない
特に何も賭けてないから
といいつつまた戻ってきやがる
IMG_20180418_220007.jpg
IMG_20180418_222859.jpg

posted by 柊太郎 at 21:51 |
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