2018年01月18日
【平昌五輪】南北初の合同チーム合意 統一旗で入場行進
平昌五輪 南北初の合同チーム合意 統一旗で入場行進
毎日新聞2018年1月17日 23時26分(最終更新 1月18日 00時42分)
https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20180118/k00/00m/030/140000c
【ソウル米村耕一】韓国と北朝鮮は17日、平昌(ピョンチャン)冬季五輪のアイスホッケー女子で南北合同チームを結成することや、開会式で朝鮮半島を描いた「統一旗」を先頭に南北合同で入場行進することで合意した。北朝鮮はパラリンピック代表団や230人余りの応援団を派遣する意向も表明。役員や選手団などを陸路で韓国入りさせる方針も明らかにした。スイス・ローザンヌで20日に開かれる国際オリンピック委員会(IOC)、五輪組織委員会との4者会議で最終決定する。
南北がスポーツの国際大会で合同チームを結成した例はあるが、五輪で実現すれば初めてとなる。五輪での合同入場行進は2006年トリノ冬季大会以来となる。
南北は同日、北朝鮮の五輪参加を巡る次官級の実務者協議を、軍事境界線に近い板門店(パンムンジョム)の韓国側施設「平和の家」で開催。合意内容を盛り込んだ11項目の共同報道文を採択した。
それによると、五輪開幕前に北朝鮮南東部の金剛山(クムガンサン)での合同文化行事を開催。また、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の指示で13年に造成された東部の馬息嶺(マシンリョン)スキー場で南北スキー選手の合同訓練を実施することにした。
北朝鮮選手団は2月1日に、オリンピック委員会代表団や応援団などは同7日にそれぞれ韓国に入る。その際、軍事境界線をまたぎ南北を結ぶ西部の京義(キョンウィ)線道路を使う。北朝鮮の応援団は韓国側と合同で応援、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の応援活動を韓国当局が保障することも決めた。
また、北朝鮮は30人余りのテコンドー演武団を派遣し、平昌とソウルで公演する。パラリンピックには選手団や応援団、芸術団など約150人を派遣する。
南北協議は9日の閣僚会談を含め3度目で、前回(15日)の局長級協議では、140人余りの「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」が訪韓することになった。北朝鮮が派遣する代表団は、パラリンピックを含め総勢550人となる。
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