2018年01月10日
【社会】「彼は宮司の権力に酔ってしまっているのでは」 大混乱!初詣25万人でも「徳川慶喜の曾孫」宮司に「靖国神社」神々の黄昏
日本を代表する神社が……
http://amd.c.yimg.jp/amd/20180110-00535933-shincho-000-1-view.jpg
新年は「明治維新150年」にあたる。まさか1世紀半前の「明治の恨み」を晴らすつもりなのだろうか……。徳川家の末裔が混乱を引き起こしている。その舞台は明治天皇によって創建され、246万余の英霊が眠る靖国神社だ。
***
毎年、初詣に25万人超もの人が集う靖国神社は国難に殉じた御霊を祀(まつ)り、近代日本の歴史そのものとも言える。その「神聖」な神社で、
「極めて『俗』な混乱が起きているんです」
と、神社関係者が明かす。
「『元凶』は、2013年に就任した第11代宮司の徳川康久さん。彼は神社の『みたままつり』から露店を排除したり、一方、神社においてプラネタリウムのようにLEDの光で星空を再現するなど、靖国の伝統を蔑(ないがし)ろにする方針を次々と打ち出して物議を醸(かも)した。明治維新における賊軍の合祀に理解を示すかの如き発言も取り沙汰されました」
1948年生まれの徳川氏は、第15代将軍徳川慶喜の曾孫。靖国神社に祀られるのは、先に記したように「国難に殉じた」御霊だ。明治政府軍に抗戦した賊軍(幕府軍)はこれに該当せず、徳川宮司の「出自」がどちらであるのかは一目瞭然。つまり宮司の我田引水なのではないかとの疑いの目もあって、「賊軍合祀論」は同神社の根本を揺るがすと騒ぎになったわけだが、
「徳川さんは靖国神社の『意味』が分かっていないのではと首を傾げざるを得ない」(同)
こういった声が上がっているのだった。
「権力に酔っている」
そんな徳川氏が君臨する同神社での「トラブル」は他にも続出していて、例えば、2016年10月に三笠宮崇仁殿下が薨去(こうきょ)された際、
「徳川さんは私的海外旅行中で、殿下薨去の連絡を受けてもすぐに帰国しなかった。明治天皇創建の靖国神社のトップが、皇族軽視の行動を取るなんて信じ難い。右翼活動家が知ったら……」(別の神社関係者)
さらには、
「ある神職が不当に降格させられたとして靖国神社を訴えるという前代未聞の不祥事が起きました。徳川さんは、その降格騒動にも関係した人物を、序列を無視して強引に権宮司(ナンバー2)に引き上げようとして、崇敬者総代たちが反発。その結果、12月1日付の社報『靖國』で序列通りの権宮司人事が発表され何とか事なきを得ましたが、靖国関係者の間で『徳川不信』が強まり、混迷が深まっています」(同)
徳川氏に「三笠宮殿下」「人事」両問題について質(ただ)したが、神社を通じて、
〈お答え致しかねます〉
と、口を噤(つぐ)むばかり。
宗教学者の島田裕巳氏が懸念する。
「徳川宮司が、どんな意図に基づいて、どういう方向に靖国神社を持っていこうとしているのかが分かりません。彼は宮司の権力に酔ってしまっているのではないでしょうか」
「徳川靖国」を初詣する人に、果たして「神の御利益」はあるのだろうか……。
デイリー新潮 1/10(水) 5:58配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180110-00535933-shincho-soci
世界を旅しながら月収1000万円稼ぐ女性起業家 七海 志歩
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7181494
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック