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2017年12月27日

【防災】低気圧通過による雪崩危険性予測 地図に表示

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171227/k10011272631000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_017

12月27日 4時34分
ことし3月、栃木県那須町で高校生ら8人が死亡した雪崩を受けて、防災科学技術研究所のグループは、低気圧の通過に伴う降雪で雪崩発生の危険性がどれくらい高まっているかを5段階で予測し、地図上で示す新たなシステムを開発しました。

ことし3月、栃木県那須町で高校生ら8人が死亡した雪崩について、防災科学技術研究所の中村一樹主任研究員らの研究グループは、当時の調査結果などから現場の南側を通過した低気圧がもたらした雪によって、現場付近にもろく崩れやすい「弱層」と呼ばれる雪の層が作られたことが、原因の1つになったと分析しています。

これを受けて、研究グループは、同じように低気圧が通過する際の雪で、雪崩発生の危険性がどれくらい高まっているかを予測する新たなシステムを開発しました。

システムには山の標高や斜面の角度などの細かい地形データが入れられていて、そこに気象庁が3時間おきに発表している気温や風向きの予報のほか、独自に計算した降雪量の予想を加えます。

これに基づいて、「弱層」ができやすく雪崩の危険性が高いほうから順に、赤、オレンジ、黄色、黄緑、それに緑の5段階で30時間程度先まで予測し、地図上で5キロ四方ごとに示します。

研究グループは来月からシステムの試験運用を始め、各地の山岳ガイドやスキー場の関係者などに情報を提供するとともに、危険性が高いとされた場所で実際に雪崩が起きたかなどのデータを集め、予測の精度をさらに高めることにしています。

中村主任研究員は「低気圧の雪による雪崩の危険性を認識せずに山に行っていた人も多いと思う。将来的には安全な雪山登山などに活用してもらいたい」と話しています。

低気圧通過で弱層発生も

ことし3月、栃木県那須町で高校生ら8人が死亡した雪崩の現場付近では、中村主任研究員らの研究グループが行った調査で、積もった雪の表面から深さ20センチから30センチのところに、雪の結晶の結合が弱く、もろく崩れやすい「弱層」と呼ばれる層が見つかっていて、研究グループはこの層が崩れ、雪崩が発生した可能性が高いとしています。

研究グループによりますと、こうした「弱層」は過去の雪崩の分析結果から、低気圧の通過に伴う雪が、地表付近の気温が2度を下回った状態で、角度が30度以上の急な斜面に新たに22センチ以上積もった場合にできやすいということで、今回、開発された新たなシステムで那須町の雪崩をシミュレーションしたところ、発生の2時間ほど前から現場周辺に危険性が最も高い「赤」が表示されたということです。

中村主任研究員は「那須町の雪崩は低気圧による降雪で『弱層』ができ、そこが壊れて『表層雪崩』が起きたと考えている。こうした雪による雪崩の危険性がどこにあるのかを見てわかるようにするのが第一の目標だった」と話しています。



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