2017年12月11日
(朝鮮日報日本語版) THAAD:中国、文大統領の訪中控えまた韓国に圧力
(朝鮮日報日本語版) THAAD:中国、文大統領の訪中控えまた韓国に圧力 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171210-00001530-chosun-kr
中国の王毅外相と中国共産党の機関紙・人民日報が9日、終末高高度防衛ミサイル(THAAD)に関して韓国が表明したいわゆる「三不(三つのノー)」に再び言及し、韓国に圧力をかけ始めた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の訪中を前に、約束を守るようくぎを刺したとの分析が示されている。
王毅外相はこの日、北京で行われた外交関連シンポジウムの開会式での演説で「韓中関係はTHAAD問題によってしばらく冷え込んでいたが、(韓国は)文在寅大統領の就任後、対外的に▲THAADの追加配備をしない▲米国のミサイル防衛(MD)システムに参加しない▲韓米日の軍事同盟を推進しない−と表明し、THAAD問題の段階的処理に合意した」と述べた。先月22日、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交長官との韓中外相会談に続き、再び「三不」に言及したわけだ。王毅外相は続けて「文大統領の今回の訪中を通じて両国の信頼と理解を深め、認識の違いを適切に管理し、韓中関係の健全な発展を推進することを望む」と述べた。
人民日報もこの日「韓国大統領の訪中をどう見るか」と題する海外版記事で「韓中関係の回復がTHAAD問題の完全な解消を意味するわけではない」として「両国関係の未来は韓国がTHAADの関する三つの約束をきちんと守り、履行するかどうかにかかっている」と報じた。中国外務省傘下の国際問題研究院のヤン・シウィ研究委員は「中国が文大統領を招待したのはTHAAD問題に対する段階的処理について共通の認識を持つことができたからだ。今回の首脳会談は韓国が表明したことを履行する上で役立つだろう」と述べた。
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