2017年11月16日
仙台「光のページェント」12月8日から 資金難…ネットで財源募集
仙台「光のページェント」12月8日から 資金難…ネットで財源募集 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171116-00000029-san-l04
■点灯時間短縮 収支見通し暗く
仙台市中心部の並木道を電飾で彩る、仙台の冬の風物詩「SENDAI光のページェント」が来月8日から31日まで、仙台市の定禅寺通で行われる。32回目となる今年は「みんなで灯す、心の明かり」をテーマに開催されるが、収支の見通しはそう明るくない。資金難から、昨年に引き続き、点灯時間を短縮するほか、より多くの資金を集めるため、初めてインターネット経由で広く財源を募る「クラウドファンディング」を実施している。
約7百メートルにあるケヤキ160本に、約60万球の発光ダイオード(LED)を灯す同イベント。今年の点灯時間は日曜と月〜木曜は午後5時半〜10時まで、金、土曜と24日(日曜)は午後11時まで。また、大みそかは午前0時まで点灯する。
同イベントの実行委員会によると、資金は例年、企業の協賛金や募金などで賄っているが、ケヤキの成長によるLED取り付け、取り外しの手間増大、老朽化したLEDの修理、警備費用が高騰する一方、企業協賛金の総額は減る傾向で「非常に厳しい状況」(佐々木守世実行委員長)。今年の予算は昨年に比べ5%以上高く、1億1千万円を超えそうだという。
資金難解消のため、実行委員会では1日から、100万円の獲得を目指したクラウドファンディングを初めて開始(来月15日まで)。同イベントのホームページで案内しており、参加者特典には、定禅寺通沿いの飲食店とのコラボレーションで特別桟敷席からページェントを見下ろし飲食を楽しめるものなどがある。
また、来年5月までに結婚予定のカップルを公募、なれそめなどのエピソードをもとに1組を選考し、12月23日のパレードに冬をイメージしたウエディングドレスとタキシード姿で参加してもらうという。
一方、昨年に引き続き、関連イベントとして今月3日から来年2月28日まで、同市泉区の商業施設「泉パークタウン」でもイルミネーションが行われている。
昨年は定禅寺通の「SENDAI光のページェント」に約275万人(23日間)が訪れた。実行委員会では今年は約280万人の参加を見込んでいる。
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