2017年10月01日
衆院解散 新党公認もらえるのか…民進地方組織に激震
ヤフーニュースより引用
衆院解散 新党公認もらえるのか…民進地方組織に激震 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170929-00000075-san-pol
衆院が解散した28日、民進党も“解党”し、小池百合子東京都知事(65)が代表を務める国政新党「希望の党」への合流を目指すことになった。急転直下の事態に、それまで民進公認で選挙戦を準備してきた地方組織は困惑を隠せない。「まさかこの段階で」「新党の公認をもらえるのか」。事実上の選挙戦に突入した各地の選挙事務所などに、激震が広がった。
「もう一度、政権交代の大きなプラットホームをつくるためだ」
衆院解散直後の28日午後1時半に開かれた民進の両院議員総会。前原誠司代表(55)はこう言って、希望への合流を提案した。
党内には希望が掲げる憲法改正などの政策に否定的な議員もおり、当初は紛糾するとの臆測もあった。しかし反対の声はなく、満場一致で「合流」を了承。衆院選に向け、希望に対する高い期待が垣間見えた瞬間だった。
一方、事実上の解党に、地方組織は混乱に突き落とされた格好だ。この日会見した静岡県連の岡本護幹事長(73)は「まさかこの段階でこのようなことになるとは想像もしなかった。正直言って大変残念」と肩を落とす。
さいたま市の民進系市議も「地方議員との連携という意味では、トップダウンで決められたことなので不満が残る」と困惑した様子だった。
宮城県庁や仙台市役所にほど近い公園ではこの日、民進公認で立候補予定だった鎌田さゆり県議(52)がつじ立ちし、有権者に支持を求める姿があった。
希望への合流について問われると「昨日のニュースで初めて耳にした。正式に党からの情報は来ていない。困惑は当然だが、文句を言っていても仕方がない」と語り、“蚊帳の外”となっていたことへの戸惑いをにじませる。
ただ、両院議員総会に出席した議員から説明を受けた後には、「前原代表と小池知事が話を詰めるということなので、報告を受けて、打倒安倍政権に向けて戦う」と決意を新たにした。
候補者にとって最大の関心は、希望の公認を得られるかどうかだ。政治信条の違いから動向が注目されている長妻昭氏(57)の東京都中野区の事務所はこの日、人の出入りも少なく、中にいた男性秘書は「希望の打ち出す政策がまだよく見えず、協力できるのかさえよく分からない。事務所としては動きようがない」と困惑気味に話す。
午後5時過ぎに長妻氏が国会議員会館の事務所に姿を現したものの、選挙用印刷物の納期を遅らせるよう指示し、慌ただしく出ていったという。
逆に勢いを増すのは、希望公認での出馬が確実視されている候補者。既に民進を離党した松原仁氏(61)はこの日、東京都品川区のJR大井町駅前で早くも“第一声”を上げ、「民進時代の党員やサポーターらからも頑張れという声が多い。私の場合は個人後援会が中心で、どこに行こうと応援すると言ってもらっている」と意欲を示した。
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