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【メキシコ市聯合ニュース】メキシコを公式訪問中の朴槿恵（パク・クネ）大統領は4日（現地時間）、同国のペニャニエト大統領との首脳会談で両国の経済協力強化や朝鮮半島の非核化に向けて関係を発展させることで一致した。朴大統領は会談後の共同会見で「韓国・メキシコ両国間の自由貿易協定（FTA）交渉開始や韓国の環太平洋連携協定（TPP）参加時のメキシコの支持策などを議論するため、今年10〜12月中に実務協議を開催することで合意したことは意義深い」と評価した。

　また、メキシコは韓国にとって中南米地域で最大の貿易国だが、両国間の貿易・投資を拡大させられる余地は依然大きいと強調。実務協議でよい結果を残せることに期待すると述べた。

　メキシコは朝鮮半島問題をめぐり、国連安全保障理事会での制裁決議の履行など北朝鮮の核開発防止に向け積極的に協力する意向を示した。これに対し、朴大統領は韓国政府の対北朝鮮政策を支持するメキシコに感謝の意を伝えたという。また、今後も朝鮮半島の非核化実現のため、パートーナーシップを発展させていくとした。

　ペニャニエト大統領は「メキシコは世界どの国であろうが、核兵器を用いて核実験をすることに断固反対する。これは国連安保理の解決策に反するもの」と述べた。

csi@yna.co.kr