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　【芸能ニュース舞台裏】年末の“駆け込み婚”“駆け込み離婚”に続き、今後は年度末も芸能メディアの注目事項になりそうだ。



　歌手の高橋ジョージ（５７）とタレントの三船美佳（３３）の離婚決定は「急転直下でしたね」と女性誌記者。



　「３月１５日も通常通り裁判が開かれ、次回の日程も５月に決まっていました。裁判の判決を待つか和解するかをてんびんにかけた結果、和解のほうがお互いに得するという判断に傾く何かがあったということでしょうね」と読み解く。



　３月３１日に会見した三船は「急展開で驚いた」と語りながらも、裁判の内容は口ごもることが多かった。「会見後、担当弁護士が内容を説明しましたが、マスコミ対応について当事者間ですりあわせがうまくいってない感がありました」とベテランの芸能ライター。



　結果として、勝ち負けは対照的だったと情報番組デスク。「ほとんどといっていいほど、三船の希望が通った。娘との面会はなく１年２回、カラー写真を送るだけ。親権は三船と全面勝利。それにしても、娘に『会いたい』と思ってもらえない父親って？」



　「高橋は母親と祖母が父親不要論を娘に吹きこんだと、どこかで思っているフシがある。高橋にとって重要なことは、そういう状況になった理由は何かを見極めること。５７歳でまだまだこれからですから、頑張ってもらいたいものですね」と前出のデスク。



　訴訟が取り下げられたことで、モラハラ問題は事実上棚上げになった形だ。結論を出さなかったことが、逆に問題の難しさを浮き彫りにした三船の離婚裁判だった。