2018年07月24日
イチから分かる日韓通貨協定――打ち切りのデメリットは?
イチから分かる日韓通貨協定――打ち切りのデメリットは? https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130624-00010008-wordleaf-bus_all
通貨危機などの際に互いに外貨を融通し合うための日韓通貨スワップ(交換)協定が7月3日に期限切れとなります。本来は韓国側から延長の要請があれば、日本側はそれに応じるはずでしたが、6月24日、財務省は「30億ドル相当の日韓通貨スワップ取極を終了する」と発表しました。これにより、両国の通貨スワップは2015年2月までの100億ドル分を除いてすべて失効することになりました。
通貨スワップとは金融危機の際に外貨の資金ショートを防ぐための仕組みです。金融危機が発生すると、皆が疑心暗鬼になり、金融機関や企業などは取引先から現金を回収しようとします。その結果、国や企業は、実際には破産していなくても、外国に対する日々の支払いに窮してしまい、事実上の破産に追い込まれてしまうことがあります。1997年のアジア通貨危機をきっかけに韓国がIMFの支援を受けることになってしまったのは、まさにこれが原因です。通貨スワップはそのような事態が発生したときに、お互いに資金を融通し合い、パニックをふせぐための措置なのです。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7926813
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック