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2018年07月22日

「週刊新潮」の「食べてはいけない『国産食品』」は本当に食べてはいけないのか? 「たんぱく加水分解物」は味覚障害になる、根拠なし

http://bunshun.jp/articles/-/8116

「食べてはいけない」。事は命にかかわる食品だけにこう言われると、気にせずにはいられないのが人間の性(さが)である。ただ、こう言い切るには根拠が必要なのは言うまでもない。物議を醸している「週刊新潮」の「食べてはいけない『国産食品』」を検証してみると……。

◆ ◆ ◆

「消費者の不安を煽っていますよ」
「週刊誌を読んで買うのをやめるなんて流されすぎています。新潮さんのロジックの不備を指摘するべきです。不慣れな人たちが記事を編集しているから粗(あら)はいっぱいある。消費者の不安を煽っていますよ」

 こう語るのは、加工食品ジャーナリストの中戸川貢氏。「週刊新潮」の連載記事「食べてはいけない『国産食品』実名リスト」に何度もコメントを寄せ、添加物や化学調味料の危険性を指摘してきた人物だ。

 5月17日発売号から6号連続で掲載され、添加物などを含んだ国産の商品の実名をあげて、〈専門家が危険性を告発〉するという新潮の“目玉連載”が、今、物議を醸している。

 食品安全行政を司(つかさど)り、添加物などの健康リスクを評価する内閣府の食品安全委員会は、5月17日、公式フェイスブックと公式ブログに、

〈食品健康影響評価書を引用した週刊誌記事について〉

 と題する記事をアップし、注意喚起を行った。

 食品安全委員会の事務局はこう説明する。

「週刊新潮の記事は食品安全委員会がとりまとめた食品健康影響評価書を引用して添加物のハザード(危険因子)の特徴について紹介していました。ところが引用したのは評価書のごく一部で、結論部分を引用していないため結果として正しくありませんでした」

 さらに、東京大学名誉教授の唐木英明氏が代表を務める「食品安全情報ネットワーク」は、次のような「意見書」を「週刊新潮」編集長宛てに送っている。

〈記事においては、食品添加物の安全性試験のうちネガティブな一部のみを取り上げ、結論としてヒトの健康には影響がないと評価されていることを伝えていない箇所が散見されます〉

 唐木名誉教授が語る。

「これほど間違いばかりが並んだ記事も珍しいということで意見書を出しました」

 本当に市販されている「国産食品」が危険であり、「食べてはいけない」なら、国民の命、健康にかかわる重大問題である。物議を醸している記事とは、一体、どのような中身なのか。

見出しに〈「有害物質」入り「パン」〉
 記事ではまず、冒頭の中戸川氏らが登場して、危険とされる添加物などを指摘。そして、それらが含まれた各メーカーの商品を、「食べてはいけない」として実名入りでリストにまとめているのだ。記事には刺激的な見出しが並ぶ。

〈「有害物質」入り「パン」ワースト27商品ランキング〉

〈「万病の元」になる「レトルト食品」全66商品〉

 記事で複数回にわたり危険性が指摘されているのは、大きく分けて次の3点だ。

(続きはソース)

http://bunshun.ismcdn.jp/mwimgs/0/c/-/img_0cdf147d4a82e2a155bdb5b32cbd3706156258.jpg『満天☆青空レストラン』でグラスフェッドバターが紹介されました!岩手県岩泉町の【なかほら牧場】



今は、90歳超は普通で100歳超もあり得る長寿時代です。
「そんなに長生きしない」より、長生きした場合のことを考えるべきですし、
「何とかなる」で何とかなるほど老後資金準備は甘くありません。
「考えないようにしている」は、自分の未来から目を背けることです。
貯蓄がないまま老後に突入したらどうなるかを直視して想像してみてください。
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