2015年12月04日
布団にいるダニは32万匹! ダニの正しい対策
「布団にいるダニの正しい駆除の仕方は?」、「干しても意味がないって本当?」と、お悩みではありませんか? ダニは、布団を干して叩くだけでは、十分な対策とは言えません。
今回は、ダニによる健康被害を防止するために、布団にいるダニを殺す方法や、正しい布団のお手入れ方法などをご紹介します
1.ダニが引き起こす健康被害
布団には、ダニが32万匹います。一般家庭で見られるダニは、5種類ほどですが、その中でも布団やカーペットなどに生息するほとんどが、「チリダニ(ヒョウダニ)」と呼ばれるダニです。
ホコリや人間のフケや垢などをエサにし、高温多湿の環境で増殖します。
チリダニは、人を噛みませんが、その死骸やフンが、アレルギー性鼻炎、喘息の原因となり、小さなお子様の場合は、アトピーになったり、風邪をひきやすくなったりすることがあります。
ダニを退治することはもちろんですが、死んだダニの処理が最も重要です。
また、大人だからといって安心はできず、長年ダニの死骸やフンに囲まれた生活を続け、アレルギー物質に耐えられる許容範囲を超えると、急にアレルギー症状や喘息を起こす可能性もあります。
2.布団のダニを駆除する方法
布団にいるダニの駆除には、「熱でダニを殺す」、「吸い取る」の2つのステップが大切です。
布団を干して叩くことは、普段から行っている人は多いですが、これだけでは不十分です。
ダニは50度にならないと死滅しませんし、布団を叩いてもダニはすべて落ちるわけではなく、むしろダニの死骸やフンが舞い上がり、アレルギーなどを起こします。布団を干す際や、取り込む際は、密閉性の高いマスクをするようにするようにしてください。
ここでは、ダニを正しく駆除するための2つのステップを詳しく解説します。
ステップ1.布団乾燥機やスチームアイロンでダニを殺す
アイロン
ダニは、50度の温度で死滅するため、布団乾燥機ホットカーペット、スチームアイロンを使ってダニを殺します。
ホットカーペットをお持ちの方は、ダニを殺す機能がついていることが多いので、そちらも布団のダニを殺すのに使えます。ホットカーペットの上に布団を敷くだけでも、同様の効果が期待できます。
布団乾燥機やホットカーペットがないお宅でも、少々手間はかかりますが、アイロンを使えばダニを殺すことができます。布団乾燥機は、製品の使い方に従ってください。
アイロンでダニを殺す方法を、詳しくお話します。
・スチームアイロンでダニを殺す方法
※お使いの布団にアイロンが使えるかどうかは、必ず絵表示でご確認ください。
(1)部屋を暗くしてダニを表面に出す
ダニは、薄暗いところで活発に活動するため、部屋を暗くしてダニを布団の表面に出てこさせます。
逆に、部屋が明るいと、布団の繊維の奥の方に逃げてしまいます。部屋を暗くする時間としては、1時間程度が目安です。
(2)当て布を当てる
当て布には、きつくしぼった塗れタオルを使います。ダニを殺すために、数秒間同じ場所にアイロンを当てるため、記事が焦げるのを防ぐために必要です。
(3)スチームアイロンをかける
絵表示にある温度に合わせて、アイロンの温度を設定してかけます。アイロン本体というよりも、スチームを当てるようなイメージです。
温度により、アイロンを布団に当てる時間は異なりますが、5秒程度を目安にかけてみてください。
ダニが温度の低い方に逃げていく可能性があるので、ダニのエサとなるフケや髪の毛などが多い、頭の方から足の方に向かってかけていくのがおすすめです。
ステップ2.掃除機で吸い取る
掃除機
高温のアイロンを当て、ダニが死滅しても、死骸やフン、ダニの卵はまだ布団にいるので、掃除機で取り除かなければなりません。これらは、布団の繊維とからまって簡単には取れないため、掃除機の使い方にも工夫が必要です。
掃除機は、ゆっくりていねいにかけることが重要で、1uに20秒程度かけて吸い取りましょう。こちらも、ダニが特につきやすい頭から下に向かってかけましょう。
〈ふとん用掃除機ヘッド〉
「普段掃除に使っているヘッドを布団に当てるには抵抗がある」、「布団の布を吸い込んでやりにくい」という場合は、ふとん専用のヘッドがおすすめです。
新たに専用の布団クリーナーをご購入いただくのも良いですが、費用を抑えたい場合や、新しいものを買い増しするのはちょっと……という場合は、ご自宅の掃除機につけて使えるノズルを購入するのもおすすめです。
ふとん用のヘッドは、布団の布を巻き込みにくいだけでなく、布団の繊維にからみついたダニや死がい、フンなどをたたいてかき出す機能がついていることもあります。
ご自宅の掃除機の機種や品番に合うノズルをご購入ください。なお、通販でご購入される場合は、メーカーに問い合わせた方が、サイズの間違いがなく確実です。
※ふとん用掃除機ヘッドよりは効果は劣りますが、普段使っている掃除機のヘッドに、ストッキングをかぶせて代用することも可能です。
今回は、ダニによる健康被害を防止するために、布団にいるダニを殺す方法や、正しい布団のお手入れ方法などをご紹介します
1.ダニが引き起こす健康被害
布団には、ダニが32万匹います。一般家庭で見られるダニは、5種類ほどですが、その中でも布団やカーペットなどに生息するほとんどが、「チリダニ(ヒョウダニ)」と呼ばれるダニです。
ホコリや人間のフケや垢などをエサにし、高温多湿の環境で増殖します。
チリダニは、人を噛みませんが、その死骸やフンが、アレルギー性鼻炎、喘息の原因となり、小さなお子様の場合は、アトピーになったり、風邪をひきやすくなったりすることがあります。
ダニを退治することはもちろんですが、死んだダニの処理が最も重要です。
また、大人だからといって安心はできず、長年ダニの死骸やフンに囲まれた生活を続け、アレルギー物質に耐えられる許容範囲を超えると、急にアレルギー症状や喘息を起こす可能性もあります。
2.布団のダニを駆除する方法
布団にいるダニの駆除には、「熱でダニを殺す」、「吸い取る」の2つのステップが大切です。
布団を干して叩くことは、普段から行っている人は多いですが、これだけでは不十分です。
ダニは50度にならないと死滅しませんし、布団を叩いてもダニはすべて落ちるわけではなく、むしろダニの死骸やフンが舞い上がり、アレルギーなどを起こします。布団を干す際や、取り込む際は、密閉性の高いマスクをするようにするようにしてください。
ここでは、ダニを正しく駆除するための2つのステップを詳しく解説します。
ステップ1.布団乾燥機やスチームアイロンでダニを殺す
アイロン
ダニは、50度の温度で死滅するため、布団乾燥機ホットカーペット、スチームアイロンを使ってダニを殺します。
ホットカーペットをお持ちの方は、ダニを殺す機能がついていることが多いので、そちらも布団のダニを殺すのに使えます。ホットカーペットの上に布団を敷くだけでも、同様の効果が期待できます。
布団乾燥機やホットカーペットがないお宅でも、少々手間はかかりますが、アイロンを使えばダニを殺すことができます。布団乾燥機は、製品の使い方に従ってください。
アイロンでダニを殺す方法を、詳しくお話します。
・スチームアイロンでダニを殺す方法
※お使いの布団にアイロンが使えるかどうかは、必ず絵表示でご確認ください。
(1)部屋を暗くしてダニを表面に出す
ダニは、薄暗いところで活発に活動するため、部屋を暗くしてダニを布団の表面に出てこさせます。
逆に、部屋が明るいと、布団の繊維の奥の方に逃げてしまいます。部屋を暗くする時間としては、1時間程度が目安です。
(2)当て布を当てる
当て布には、きつくしぼった塗れタオルを使います。ダニを殺すために、数秒間同じ場所にアイロンを当てるため、記事が焦げるのを防ぐために必要です。
(3)スチームアイロンをかける
絵表示にある温度に合わせて、アイロンの温度を設定してかけます。アイロン本体というよりも、スチームを当てるようなイメージです。
温度により、アイロンを布団に当てる時間は異なりますが、5秒程度を目安にかけてみてください。
ダニが温度の低い方に逃げていく可能性があるので、ダニのエサとなるフケや髪の毛などが多い、頭の方から足の方に向かってかけていくのがおすすめです。
ステップ2.掃除機で吸い取る
掃除機
高温のアイロンを当て、ダニが死滅しても、死骸やフン、ダニの卵はまだ布団にいるので、掃除機で取り除かなければなりません。これらは、布団の繊維とからまって簡単には取れないため、掃除機の使い方にも工夫が必要です。
掃除機は、ゆっくりていねいにかけることが重要で、1uに20秒程度かけて吸い取りましょう。こちらも、ダニが特につきやすい頭から下に向かってかけましょう。
〈ふとん用掃除機ヘッド〉
「普段掃除に使っているヘッドを布団に当てるには抵抗がある」、「布団の布を吸い込んでやりにくい」という場合は、ふとん専用のヘッドがおすすめです。
新たに専用の布団クリーナーをご購入いただくのも良いですが、費用を抑えたい場合や、新しいものを買い増しするのはちょっと……という場合は、ご自宅の掃除機につけて使えるノズルを購入するのもおすすめです。
ふとん用のヘッドは、布団の布を巻き込みにくいだけでなく、布団の繊維にからみついたダニや死がい、フンなどをたたいてかき出す機能がついていることもあります。
ご自宅の掃除機の機種や品番に合うノズルをご購入ください。なお、通販でご購入される場合は、メーカーに問い合わせた方が、サイズの間違いがなく確実です。
※ふとん用掃除機ヘッドよりは効果は劣りますが、普段使っている掃除機のヘッドに、ストッキングをかぶせて代用することも可能です。
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