プラセンタは原液だと効果が高い？: あなたの生活を応援するスレ

2015年12月04日

プラセンタは原液だと効果が高い？

美肌効果が高いプラセンタの化粧品は数多く存在しており、どれを選んだらよいのか迷ってしまう方も多いはず。さらに、「原液」や「純液」「高濃度」などと表現されていますが、どのような違いがあるのかご存じでしょうか。

原液、純液、100パーセント…その意味は？
プラセンタ原液は、胎盤から有効成分を抽出したエキスそのまま(胎盤が本来有する水分と有効成分が混じり合った状態)のことで、さらに水などで薄めたり、ほかの化粧品成分などを加えて加工したりする前の状態です。

ただし、厳密な規定はないため、「原液100％」とうたっていても水などで薄められている可能性があるため、信頼できるメーカーの商品を選ぶなど注意が必要です。

水を一切使わずに成分を抽出する「酵素分解法」や「凍結酵素抽出法」などの抽出方法であれば、より濃度の高い高品質な原液をつくり出すことができます。しかし、この2つの抽出方法はコストがかかるため、必然的に商品の値段にも反映されます。このような水を一切使わずに抽出したプラエンタ原液のことを「純液」と呼んでいるケースもあります。

原液100％、濃度100％、純度100％などの表示を見かけることもありますが、こちらも規定はないため、例えば元々の原液は濃度100％だったとしても、それを美容液として加工する過程で水やそのほかの美容成分が加えられていることもあります。

一切混じりけのないプラセンタ原液のみの美容液を求める場合は、成分名の表示や原料、製造過程などもチェックしながら選ぶとよいでしょう。

なお、原液の場合でも、防腐剤などの保存料やプラセンタ特有の匂いを消すための香料などが含まれている場合もあります。逆に、これらが一切ない無添加の原液もありますが、無添加の場合は冷蔵保存など取り扱いに注意が必要です。

プラセンタ原液は効果が高い？
プラセンタには、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、酵素、核酸、活性ペプチド、ヒアルロン酸、細胞を増殖させる成長因子など、お肌に良い成分がたっぷり含まれています。

これらの有効成分をできるだけ壊さずに抽出した原液で、しかも水などで薄めず高濃度の状態のものならば、より高い効果が期待できるでしょう。

ただし、先に述べたように「原液」であっても濃度が高いとは限りません。

最近は「生プラセンタ」というタイプも登場していますが、これは抽出過程において加熱殺菌をしていない非加熱殺菌処理をされたプラセンタのこと。プラセンタは豚や馬の胎盤を使うため加熱殺菌は不可欠でしたが、特殊なフィルターや高圧処理など最新技術の開発によって、熱を与えずに不純物や菌などの分離が可能になりました。熱を加えることによって壊れてしまう有効成分をより多く残すことができるため、高い美容効果が期待できます。

プラセンタ原液の使い方
プラセンタの原液は、洗顔後の素肌にそのまま塗布します。小ジワやシミなどが気になる場所にピンポイントでアプローチできるのも便利です。ほかに、手持ちの化粧水に混ぜたり、自分でシートマスク(プラセンタパック)をつくったりアレンジして使うこともできます。

また、アトピーや敏感肌などで化粧品を使うと肌トラブルが起こりやすい方がプラセンタを使いたい場合は、原液をオススメします。