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2018年11月27日

秩父神社の例大祭「秩父夜祭」

秩父夜祭り(埼玉県秩父市)

平成28年12月1日 「秩父夜祭」を含む「山・鉾・屋台行事」33件が、
ユネスコ無形文化遺産に登録されました
 秩父市の師走名物、秩父神社の例大祭「秩父夜祭」は、京都祇園祭、飛騨高山祭と共に日本三大曳山祭の1つに数えられています。
江戸時代の寛文年間(1661〜72)には祭りが存在していたという記録があり、300年余りの歴史があります。
 江戸時代には祭りとともに秩父絹の市が立ち、秩父の経済を大いに潤したといわれ、
お蚕(かいこ)祭りとも呼ばれます。時は移り、今は絹市こそ立ちませんが、
秩父に住まう人々の1年の総決算としての変わりはありません。
「夜祭(よまつり)」「妙見(みょうけん)さま」などと呼ばれ親しまれてきました。
 勇壮な屋台囃子を打ち鳴らし、まちなかを曳き回されるのが
笠鉾2基と屋台4基の山車(国重要有形民俗文化財)です。
 屋台両袖に舞台を特設しての地芝居(秩父歌舞伎)や地元の花柳一門と杵屋一門によるひき踊りは、
秩父神社神楽とともに「秩父祭りの屋台行事と神楽」として国指定重要無形民俗文化財となっています。

 12月2日の宵宮は、おまつり本番を盛り上げる、前夜祭に近いものになります。
朝から山車の曳きまわしが行われ宵宮としての屋台牽引、花火打ち上げは午後8時頃に終了となります。
山車、4基が市内を曳行します。
  12月3日の大祭は、朝から山車の曳きまわしが行われ、6基の山車が勢ぞろいします。
ご神幸行列や各町会の山車が秩父神社を出発する午後7時過ぎから、お旅所に到着するまでの
午後10時頃までがお祭りのピークとなります。
 また、スターマインなどの花火が多く打ち上げられます。




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