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2015年12月17日
野菜と果物は健康に良い
お役立ち情報 28 (健康)
野菜と果物は体にいいみたい!!
転載します。
「野菜と果物は健康に良い」は本当か 20年越しの研究が示す真実とは
野菜と果物を食べると身体に良いとは知ってはいても、本当のところ、野菜や果物を食べると健康にどのように良いのかについては知らない人は多いだろう。今回は、野菜と果物と、心臓に起こる疾患の関係をひも解いてみたい。
アメリカの研究で、若い頃から野菜と果物をたくさん食べていた人は心臓の動脈壁にプラークが少なく、年をとってから心筋梗塞などの心臓病にかかるリスクが少ないことが明らかになった。
■野菜と果物で 将来心臓病になるリスクが減少
この研究は、1985年にアメリカで青年を対象に行われた心血管のリスクに関する調査の参加者2,506人の20年後を調査したもの。最初の調査で参加者は体重、喫煙の習慣、食生活、血圧などを調査票に詳細に記入しており、研究者は野菜と果物の摂取量に基づいて参加者を3つのグループに分類した。
調査から20年後に参加者の心臓をCT(コンピューター断層撮影)で調べたところ、野菜と果物の摂取が多かったグループは、少なかったグループに比べて、心臓の動脈壁のプラークが26%少ないことが分かったという。
プラークとはコレステロールなどのかたまりであり、プラークがあると血管が狭くなるため心臓への血液の供給が不足しやすく、狭心症や心筋梗塞といった心臓の病気が起こりやすくなる(※1)。
つまり、若い頃から野菜や果物をたくさん食べていると、年をとってから心臓の病気になりにくい可能性が示されたという。
■「野菜や果物をたくさん食べた人=長生き」は日本でも
野菜と果物の摂取に関する研究は日本でも行われている。1980年に行われた「国民健康・栄養調査」に参加した30歳〜79歳の男女9,112人を追跡して調査を行ったところ、24年間に823人が脳卒中や心臓病などの循環器疾患で亡くなっていた(※2)。
参加者の性別、年齢、飲酒や喫煙の習慣、食生活などを調べたところ、やはり野菜と果物をたくさん食べていた人の死亡リスクが低いことが分かったという。
■野菜と果物の摂取量は減少気味
このように、若い頃から野菜や果物をたくさん食べていると心臓病になるリスクや循環器疾患で死亡するリスクが減少するようだが、日本人の野菜と果物の摂取量は年々減少している。
国民の健康づくり対策として厚生労働省が発表した「健康日本21」によると、健康を維持するために成人は1日に野菜350g以上、果物は200g以上摂(と)ることが望ましいとされている(※3)。しかし、2013年の調査によると30歳代の1日野菜摂取量は249g、40歳代では245g、50歳代では286gと、いずれの年代も摂取目標には届いておらず、10年前の調査に比べて摂取量が減少しているという。
今からでも遅くない。将来の健康のために、野菜や果物をたくさん食べることを心がけよう。
※1:岡山大学循環器内科 cardio.icn.jp/modules/page/shinkin_shinkinkosoku.html
※2:糖尿病ネットワーク www.dm-net.co.jp/calendar/2015/023002.php
※3:日本栄養士会 www.dietitian.or.jp/consultation/d_10.html
参考:MNT www.medicalnewstoday.com/articles/301496.php
CIRCL12月5日 18時00分 より
野菜、果物の摂取量が減少傾向にあるというのは、肉食またはファーストフードとかレトルトとかが増えているからでしょうか?
やはりバランスのいい食事が大切ですかね...
野菜と果物は体にいいみたい!!
転載します。
「野菜と果物は健康に良い」は本当か 20年越しの研究が示す真実とは
野菜と果物を食べると身体に良いとは知ってはいても、本当のところ、野菜や果物を食べると健康にどのように良いのかについては知らない人は多いだろう。今回は、野菜と果物と、心臓に起こる疾患の関係をひも解いてみたい。
アメリカの研究で、若い頃から野菜と果物をたくさん食べていた人は心臓の動脈壁にプラークが少なく、年をとってから心筋梗塞などの心臓病にかかるリスクが少ないことが明らかになった。
■野菜と果物で 将来心臓病になるリスクが減少
この研究は、1985年にアメリカで青年を対象に行われた心血管のリスクに関する調査の参加者2,506人の20年後を調査したもの。最初の調査で参加者は体重、喫煙の習慣、食生活、血圧などを調査票に詳細に記入しており、研究者は野菜と果物の摂取量に基づいて参加者を3つのグループに分類した。
調査から20年後に参加者の心臓をCT(コンピューター断層撮影)で調べたところ、野菜と果物の摂取が多かったグループは、少なかったグループに比べて、心臓の動脈壁のプラークが26%少ないことが分かったという。
プラークとはコレステロールなどのかたまりであり、プラークがあると血管が狭くなるため心臓への血液の供給が不足しやすく、狭心症や心筋梗塞といった心臓の病気が起こりやすくなる(※1)。
つまり、若い頃から野菜や果物をたくさん食べていると、年をとってから心臓の病気になりにくい可能性が示されたという。
■「野菜や果物をたくさん食べた人=長生き」は日本でも
野菜と果物の摂取に関する研究は日本でも行われている。1980年に行われた「国民健康・栄養調査」に参加した30歳〜79歳の男女9,112人を追跡して調査を行ったところ、24年間に823人が脳卒中や心臓病などの循環器疾患で亡くなっていた(※2)。
参加者の性別、年齢、飲酒や喫煙の習慣、食生活などを調べたところ、やはり野菜と果物をたくさん食べていた人の死亡リスクが低いことが分かったという。
■野菜と果物の摂取量は減少気味
このように、若い頃から野菜や果物をたくさん食べていると心臓病になるリスクや循環器疾患で死亡するリスクが減少するようだが、日本人の野菜と果物の摂取量は年々減少している。
国民の健康づくり対策として厚生労働省が発表した「健康日本21」によると、健康を維持するために成人は1日に野菜350g以上、果物は200g以上摂(と)ることが望ましいとされている(※3)。しかし、2013年の調査によると30歳代の1日野菜摂取量は249g、40歳代では245g、50歳代では286gと、いずれの年代も摂取目標には届いておらず、10年前の調査に比べて摂取量が減少しているという。
今からでも遅くない。将来の健康のために、野菜や果物をたくさん食べることを心がけよう。
※1:岡山大学循環器内科 cardio.icn.jp/modules/page/shinkin_shinkinkosoku.html
※2:糖尿病ネットワーク www.dm-net.co.jp/calendar/2015/023002.php
※3:日本栄養士会 www.dietitian.or.jp/consultation/d_10.html
参考:MNT www.medicalnewstoday.com/articles/301496.php
CIRCL12月5日 18時00分 より
野菜、果物の摂取量が減少傾向にあるというのは、肉食またはファーストフードとかレトルトとかが増えているからでしょうか?
やはりバランスのいい食事が大切ですかね...