2017年09月05日
武井咲“違約金”は10億円単位か CM&ドラマは徐々に消滅へ
EXILEのTAKAHIRO(32)との結婚、妊娠を発表した女優の武井咲(23)。芸能界からは祝福の声が相次いでいるが、武井の所属事務所・オスカープロモーションは複雑な思いだろう。ここまで女優として育ててきて、ようやくこれから本格的に売り出し、バリバリ稼いでもらうぞ――という矢先だったからだ。年内のドラマ出演などは可能だろうが、年明けからは出産準備に入るため、その後、最低でも1、2年の休養を余儀なくされる。スポーツ紙芸能デスクがこう言う。
「発表を聞いて、まず頭に浮かんだのがオスカーの古賀誠一社長の顔です。所属する若手女優の中で“ポスト米倉涼子”として、一番の期待を寄せていた。武井と剛力彩芽のどちらを積極的に売り出していこうかという話になった時、他の幹部が剛力の名前を挙げる中、古賀社長だけは武井を推したのです。それだけ期待が大きかった。今は頭を抱えているのではないでしょうか」
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放送中のテレビ朝日系「黒革の手帖」がヒットしている武井は現在、計10社のCMキャラクターに起用されている“超売れっ子”だ。当面、CM契約などに大きな影響はないようだが、ママとなって以降はどうなるかわからない。ドラマのほうでは、10月クールの日本テレビ系「今からあなたを脅迫します」には予定どおり出演。ただし、来年1月クールのフジテレビ系「フラジャイル」にも出演予定だったことが判明していて、こちらは来春の出産への影響を考えると、出演がどうなるかはわからない。
芸能評論家の肥留間正明氏はこう言う。
「『黒革――』がヒットした武井はホップステップときて、次はジャンプするところだった。今後、出演するCMやドラマに影響が出てくることは間違いない。CMでは“ターゲット”が若い女性なのか、それともママなのかで、起用するタレントが全く違ってくる。ドラマでも、設定が独身の女性なのに、演者がママでは、視聴者も違和感を覚えるでしょう。あと、人妻になってしまうと、夢がさめてしまって、男性のファンも離れていく。もちろん、結婚、妊娠はメデタイ話だが、事務所にとっては本当に頭の痛い話なんです」
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来年以降、CMが徐々になくなっていき、内定していたドラマや映画出演も代役に取って代わられる――となれば、すでにCMの違約金についても関係者が話し合いを進めており、その“損失額”は10億円とも20億円ともいわれている。武井の結婚は芸能界にとって“一大事件”だったのだ。
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