参内傘

３年前、私がギターを再開するきっかけとなった店、ライブハウス「ふぉの」。毎月の第三土曜日はオープンマイクのライブの日だ。
１２月１７日、今年最後の第三土曜ライブ。徒歩１０分強で到着できる店だが、諸々用事を済ませ私が顔を出せるのは午後８時３０分ごろ、始まりの時間にもよるが、もうトップバッターは演奏を始めている。当然、遅れて行く私は後ろにくっ付くことになるが、出演する人数によっては、出番が１１時を回ることもある。
チャージ１５００円ワンドリンク付き。だが、たいていの場合ワンドリンクでは済まず、追加を頼むことになる。第一土曜日にある「フォーク酒場」とあわせ月２回の「ふぉの」入りだが、追加を頼まずチャージのみとしても、毎月ともなると、経済的にかなり辛いのが正直なところ。それでも、昔を知る店主との付き合いもあり、特別な用事がない限り毎回顔を出すことにしている。
この日、いつものように８時半を１０分ほど過ぎた頃店に入った。ちょうどトップバッターが演奏中である。いつものように、カウンターに陣取り、１５００円を払ってバーボンウイスキーの水割りを頼む。結構人数が多い、私に順番が回ってくるのは多分１１時を回るだろう。
それも致し方ないと思っていた私だが、その日、自分の出番の直前でその店を出た。忍耐の限界だった。自分の言動が喧嘩腰になる前にその場を離れたと言ったほうが正しいかもしれない。

オープンマイクは全ての出演者に平らに開かれたライブと認識している。どんな上手い人も、ヘタな人も、よしんばプロであっても、全てに平らに開かれるべきものと思っている。しかも皆が同じようにチャージを払っている。ただではないのである。
この店に通い始めて３年弱、店主との繋がりはあるもののまだまだ新参者だが、今後もこんなことが続けば顔を出すこともためらいがちになる。そんな思いにさせられた、なんとも嫌な夜だった。
敷居がどうのと言う輩がいるが、聴く側も奏でる側も、出来る限り気分よくスムーズに進行させるためには、それなりのルールは必要だろう。当然、そのための主催側の努力は不可欠となる。

そんな主催側のお知らせです♪
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アコギローカルネット南信州の集い
Ｖｏｌ.４ 新春は山の麓で歌い初め♪
場所：風越山麓「のんび荘」
日時：１月８日（日）午後３時から開催
基本的に毎月第２日曜日の午後３時から開催（変動する場合あり）
料金：無料。
但し一品以上のオーダー必須。出演者も同様。（１８時にオーダーストップ）
また、おそばを希望する人は、事前に予約をお願いいたします。
酒類の持ち込は可能ですが、良識の範囲で。（当然、店主の許可が要ります）
宿泊：可能。
但し人数把握のため宿泊を希望される方は事前にお知らせください。
寝袋持参可（料金お得になります）。基本的に雑魚寝。
車中泊は自由。ただし防寒を厳重に。
上記、出演者も同様となります。

出演者募集中
以下、出演者用情報
●どなたでも参加できます。
ただし一般客の出入りの可能性もあるので、人に聞いてもらうことを踏まえて演奏できる方。
●一人１回２曲。人数の少ないときは２巡目以降もあります。
●完全生音（ＰＡなし）で行ないます。
●アコギ・ローカル・ネットということで、生ギターなど、アコースティック楽器の演奏を原則とします。また、ドラムセットのような大掛かりなものはご遠慮ください。

◆チラシプレビュー◆

【参加依頼・予約・問い合わせ】
中山（界屋）昭　0265-59-7595　sakaiya@mis.janis.or.jp
ビムアーツ内松下元英 0265-24-5994 set@bimarts.net
【主宰】
NPOアコースティックギター・ローカル・ネットワークSP南信州