４０歳を過ぎて仕事をやめる

通勤電車に
「暴力団を排除しよう」
という広告が貼ってあり、それを見たときになんだか違和感を覚えました。

こう思ったからです。
「暴力団」というわかりやすい「悪」は排除するけど、「いじめ」とか「パワハラ」などの目に見えない「悪」は、積極的に問題視しないこの社会の傾向は、正しいのだろうか。

暴力団との関係は注意していれば防ぐことが可能です。
しかし、
一般的に行われている「いじめ」や「パワハラ」は、
社会に所属している限り、防ぐことができません。
なので、リスクが発生する確率は、「いじめ」や「パワハラ」のほうが高いと思います。

次に、暴力団に関係することにより、事件に巻き込まれることがあるかもしれません。
下手すれば、命を落とすこともあるかもしれません。
暴力団に殺される人が年間何人いるか調べていませんが、
「いじめ」や「パワハラ」で自殺する人と比べて、多いとは思いません。
被害の大きさも「いじめ」や「パワハラ」のほうが高いと思います。

そして、「いじめ」や「パワハラ」で自殺までしなくても、それによって、ストレスで病気なる人が年々増加していると思います。
暴力団との関係で、ストレスを抱える人は、圧倒的に少ないと思います。
被害者の数も、圧倒的に「いじめ」や「パワハラ」のほうが多いと思います。

また、暴力団と問題になった場合、警察に相談することが可能です。
弁護士などに頼ることも可能だと思います。
しかし、「いじめ」や「パワハラ」による被害は、
警察で解決してくれません。
問題解決の難しさも「いじめ」や「パワハラ」のほうが難しいと思います。

「暴力団を排除」して幸せになる人がそんなに大勢いるのだろうか・・・・・
もう少し目を向けることがあるんじゃないか？
などと思ってしまいました。








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