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「自宅と事務所の費用」とうそ　現金150万円をだまし取る
新潟西警察署

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新潟西警察署は7日、村上市の無職の男が、既婚者であることを隠し、さらに一級建築士などと偽って交際していた女性から、自宅と事務所の建設費用などと称して現金をだまし取っていた詐欺の疑いで逮捕されました。

警察の調べによりますと、村上市の無職、鈴木充洋容疑者（48）は、資格がないのに一級建築士を名乗り、去年3月ごろ、インターネット上のサービスで知り合った40代の女性に対し、職業や既婚者であることを隠して交際していました。
「新潟市西区青山に土地を買った。自宅と事務所を建てる。設計もローンの審査も終わっているが、現金しか対応しない工務店があって支払う現金が足りない。すぐに返すから300万円貸してほしい」などとうそを言い、現金150万円をだまし取った疑いがもたれています。
鈴木容疑者は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
鈴木容疑者は先月18日にも、一級建築士を名乗り、結婚後の新居の建築費用などと称して、女性から300万円をだまし取った容疑で逮捕され、すでに起訴されていて、警察はほかにも余罪があるとみて調べを進めています。