2023年05月07日
アジアチャンピオンズリーグ 浦和レッズが優勝 3回目の王者
アジアチャンピオンズリーグ 浦和レッズが優勝 3回目の王者
2023年5月7日 0時43分
サッカーのアジアナンバーワンクラブを決めるACL=アジアチャンピオンズリーグは今夜、さいたま市で決勝の第2戦が行われ、J1の浦和レッズがサウジアラビアのアルヒラルに1対0で勝って1勝1引き分けとし、大会史上最多となる3回目の優勝を果たしました。
レッズとアルヒラルという3回目の顔合わせとなったACLの決勝はホームアンドアウェー方式で行われ、先月29日アウェーでの第1戦を1対1で引き分けたレッズは6日夜、ホームの埼玉スタジアムで第2戦に臨みました。
レッズはキャプテンの酒井宏樹選手や、第1戦で同点ゴールを決めたフォワードの興梠慎三選手などが先発し、会場には5万3000人を超える観客が詰めかけました。
前半は積極的に得点を奪いに来るアルヒラルにボールを持たれる時間帯が長くなりましたが、ゴールキーパー、西川周作選手の好セーブなどで粘り強く守り、0対0で折り返しました。
後半の立ち上がり、レッズはフリーキックの浮き球をホイブラーテン選手がゴール前にヘディングで折り返すと、これが相手のオウンゴールを誘い先制しました。
その後はアルヒラルにゴールに迫られる場面もありましたが、レッズは酒井選手や西川選手を中心に体を張った守りで得点を許さず、1対0で勝利しました。
この結果、レッズは2試合の成績を1勝1引き分けとして、5大会ぶり3回目の優勝を果たしました。
ACLでの日本勢の優勝は2018年の鹿島アントラーズ以来5回目で、レッズの優勝回数3回は大会史上最多となりました。
浦和レッズ 2つのクラブワールドカップの出場権獲得
ACLで優勝した浦和レッズは、ことし12月にサウジアラビアで開催されるクラブチーム世界一を決めるクラブワールドカップにアジア代表として出場します。
レッズは過去2回クラブワールドカップに出場していて、2007年は3位、2017年は5位でした。
また、現在のクラブワールドカップは各大陸を制した7つのクラブチームで争われていますが、2025年の大会からは4年に1回、32チームで争う新たな方式で行われることが決まっています。
大会には2021年から2024年にかけての各大陸のチャンピオンズリーグ優勝チームなどが参加することになっていて、レッズはこの大会の出場権も獲得しました。
キャプテン 酒井宏樹「優勝できたけれどこれで終わりではない」
浦和レッズのキャプテンで大会の最優秀選手に輝いた酒井宏樹選手は「勝てたことがすべてだし、本当にうれしい気持ちだ。試合中のサポーターの声援が何よりも頼もしかったので感謝しかない」と話しました。
そのうえで「優勝できたけれどこれで終わりではない。僕は欲深いのでもっと取れるものは取っていきたい」と笑顔を見せていました。
ゴールキーパー 西川「次は世界を目指し戦いたい」
再三の好セーブで浦和レッズの優勝に貢献したゴールキーパーの西川周作選手は「前半から相手にボールを持たれる時間帯が長かったが、慌てることなくピンチを防ぐことができた。レッズのファン、サポーターの皆さんの声援が僕たちの後押しになったので比較的落ち着きながら気持ちは熱く、戦うことができた」と話しました。
2017年のACL優勝メンバーでもある西川選手は「チームを助けることが自分の仕事だと思っていたし、ACLの優勝経験者としても経験値をチームに還元するという大事な機会だと思っていた。何とか無失点に抑えてみんなで喜ぶことができた。アジアを取ることで、その先のクラブワールドカップにつながっているので、次は世界を目指してファン・サポーターと一緒に戦いたい」と次を見据えていました。
フォワード 興梠「2019年の借りを返すことができた」
浦和レッズのフォワード、興梠慎三選手は「なかなか取れるタイトルではないので、アジアのチャンピオンになることができてすごくうれしい。押し込まれて厳しい試合だったが、アルヒラルに決勝で敗れた2019年の借りを返すことができた。今まで戦ってきた人の分まで背負って戦わないといけないと思っていたので、勝ててよかった」と安どの表情で話していました。
地元ではサポーターたちが喜びを分かち合う
地元、さいたま市浦和区では、試合を見守ったサポーターたちが喜びを分かち合っていました。
ACLの決勝は昨夜、埼玉スタジアムで行われましたが浦和区の繁華街にある飲食店にも赤いユニフォームを着た大勢のサポーターが集まり、店内の大型画面を見ながら、選手たちに声援を送りました。
後半の立ち上がり、フリーキックから相手のオウンゴールを誘うとサポーターたちは、抱き合ったり、ハイタッチをしたりして、喜びあいました。
レッズが1対0で勝利し、2試合の成績を1勝1引き分けとして、優勝を果たすと、サポーターたちは一斉に立ち上がって大きな歓声を上げたり、「ウィー・アー・レッズ」と声を合わせたりして喜びを爆発させていました。
店を訪れていた親子は「浦和の街が一体となってアジア制覇を成し遂げたことが一番なので、地元の人間として誇り高いです。おめでとう」と話していました。
12年間サポーターを続けている20代の男性は「優勝できて最高です。次は世界一を目指して頑張ってほしい。ウィー・アー・レッズ!」と話していました。
2023年5月7日 0時43分
価格:14,300円 |
サッカーのアジアナンバーワンクラブを決めるACL=アジアチャンピオンズリーグは今夜、さいたま市で決勝の第2戦が行われ、J1の浦和レッズがサウジアラビアのアルヒラルに1対0で勝って1勝1引き分けとし、大会史上最多となる3回目の優勝を果たしました。
レッズとアルヒラルという3回目の顔合わせとなったACLの決勝はホームアンドアウェー方式で行われ、先月29日アウェーでの第1戦を1対1で引き分けたレッズは6日夜、ホームの埼玉スタジアムで第2戦に臨みました。
レッズはキャプテンの酒井宏樹選手や、第1戦で同点ゴールを決めたフォワードの興梠慎三選手などが先発し、会場には5万3000人を超える観客が詰めかけました。
前半は積極的に得点を奪いに来るアルヒラルにボールを持たれる時間帯が長くなりましたが、ゴールキーパー、西川周作選手の好セーブなどで粘り強く守り、0対0で折り返しました。
後半の立ち上がり、レッズはフリーキックの浮き球をホイブラーテン選手がゴール前にヘディングで折り返すと、これが相手のオウンゴールを誘い先制しました。
その後はアルヒラルにゴールに迫られる場面もありましたが、レッズは酒井選手や西川選手を中心に体を張った守りで得点を許さず、1対0で勝利しました。
この結果、レッズは2試合の成績を1勝1引き分けとして、5大会ぶり3回目の優勝を果たしました。
ACLでの日本勢の優勝は2018年の鹿島アントラーズ以来5回目で、レッズの優勝回数3回は大会史上最多となりました。
浦和レッズ 2つのクラブワールドカップの出場権獲得
ACLで優勝した浦和レッズは、ことし12月にサウジアラビアで開催されるクラブチーム世界一を決めるクラブワールドカップにアジア代表として出場します。
レッズは過去2回クラブワールドカップに出場していて、2007年は3位、2017年は5位でした。
また、現在のクラブワールドカップは各大陸を制した7つのクラブチームで争われていますが、2025年の大会からは4年に1回、32チームで争う新たな方式で行われることが決まっています。
大会には2021年から2024年にかけての各大陸のチャンピオンズリーグ優勝チームなどが参加することになっていて、レッズはこの大会の出場権も獲得しました。
キャプテン 酒井宏樹「優勝できたけれどこれで終わりではない」
浦和レッズのキャプテンで大会の最優秀選手に輝いた酒井宏樹選手は「勝てたことがすべてだし、本当にうれしい気持ちだ。試合中のサポーターの声援が何よりも頼もしかったので感謝しかない」と話しました。
価格:14,300円 |
そのうえで「優勝できたけれどこれで終わりではない。僕は欲深いのでもっと取れるものは取っていきたい」と笑顔を見せていました。
ゴールキーパー 西川「次は世界を目指し戦いたい」
再三の好セーブで浦和レッズの優勝に貢献したゴールキーパーの西川周作選手は「前半から相手にボールを持たれる時間帯が長かったが、慌てることなくピンチを防ぐことができた。レッズのファン、サポーターの皆さんの声援が僕たちの後押しになったので比較的落ち着きながら気持ちは熱く、戦うことができた」と話しました。
2017年のACL優勝メンバーでもある西川選手は「チームを助けることが自分の仕事だと思っていたし、ACLの優勝経験者としても経験値をチームに還元するという大事な機会だと思っていた。何とか無失点に抑えてみんなで喜ぶことができた。アジアを取ることで、その先のクラブワールドカップにつながっているので、次は世界を目指してファン・サポーターと一緒に戦いたい」と次を見据えていました。
フォワード 興梠「2019年の借りを返すことができた」
浦和レッズのフォワード、興梠慎三選手は「なかなか取れるタイトルではないので、アジアのチャンピオンになることができてすごくうれしい。押し込まれて厳しい試合だったが、アルヒラルに決勝で敗れた2019年の借りを返すことができた。今まで戦ってきた人の分まで背負って戦わないといけないと思っていたので、勝ててよかった」と安どの表情で話していました。
地元ではサポーターたちが喜びを分かち合う
地元、さいたま市浦和区では、試合を見守ったサポーターたちが喜びを分かち合っていました。
ACLの決勝は昨夜、埼玉スタジアムで行われましたが浦和区の繁華街にある飲食店にも赤いユニフォームを着た大勢のサポーターが集まり、店内の大型画面を見ながら、選手たちに声援を送りました。
後半の立ち上がり、フリーキックから相手のオウンゴールを誘うとサポーターたちは、抱き合ったり、ハイタッチをしたりして、喜びあいました。
レッズが1対0で勝利し、2試合の成績を1勝1引き分けとして、優勝を果たすと、サポーターたちは一斉に立ち上がって大きな歓声を上げたり、「ウィー・アー・レッズ」と声を合わせたりして喜びを爆発させていました。
店を訪れていた親子は「浦和の街が一体となってアジア制覇を成し遂げたことが一番なので、地元の人間として誇り高いです。おめでとう」と話していました。
12年間サポーターを続けている20代の男性は「優勝できて最高です。次は世界一を目指して頑張ってほしい。ウィー・アー・レッズ!」と話していました。
価格:14,300円 |
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タグ:浦和レッズ
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