2019年02月22日
電車の中のある日の出来事!
満員電車の光景見ていたら、詩人の吉野弘が書いた「夕焼け」
という詩に、電車の中でお年寄りに席を譲った若女性の姿を思い出す。
としよりは次の駅で降りた。
娘は座った・・・また、別の年寄りが娘の前に、横から押されてきた。
娘はうつむいた。
しかし、また立って席を譲った。
ところが二度あることは三度あるという格言どおり・・・
お年寄りが駅で降り娘が座ると、別のお年寄りが目の前に来た。
可哀そうに、娘はうつむいて、そして今度は席を立たなかった。
次の駅も、次の駅も、何か耐え忍ぶように身体をこわばらせて、
優しく・親切な心の持ち主ゆえの困惑だろう。
・・・しかし、譲られる側にも葛藤がある。
「皆さん疲れているのに、席を譲られると申し訳なく思う。
代わってもらった人の近くで居ても立っても居られないなくなる。」
吉野さんの詩の後段に次の一節がある。
やさしい心に責められながら、娘はどこまで行けるのだろうか!
今日この頃の、世知辛い世の中でのお互いを心遣いに、暖か味を感じるのは、
私だけでしょうか!
平成最後の年も、また新しい年も、お互い思いやりの気持ちを持ちたいと
思います。
日本も、捨てたものじゃないですね (^_-)-☆
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優しく・親切な心の持ち主ゆえの困惑だろう。
・・・しかし、譲られる側にも葛藤がある。
「皆さん疲れているのに、席を譲られると申し訳なく思う。
代わってもらった人の近くで居ても立っても居られないなくなる。」
吉野さんの詩の後段に次の一節がある。
やさしい心に責められながら、娘はどこまで行けるのだろうか!
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