2018年03月25日
車中泊・車内を工夫するポイントは?
車内で寝れれば、それでいい・・・
ホントに、それだけでよいのでしょうか?
霧島国民休暇村キャンプ場近くの「霧島道の駅」
車中泊をしながら車の旅を続ける間は、一時的にせよ生活の拠点を
車に変えるのですから、単に就寝スペースだけを確保すれば良いと
言うものでもありません。
荷物の取り出し、就寝スペースの確保、寝具の出し入れ、着替え等
また、車内で食事をする時のスペース確保等、限られた車内で行う
必要があります。
これらの、作業を行う都度に、車外に出ないと為らないのでは困り
ます。
車中泊の旅をする前に、一泊でもいいので雨の日を体験されると
良いと思います。
既に体験済みの方は、よくご存じだと思いますが ^-^
車中泊の理想は、ベットメイク、荷物の出し入れ、着替えや食事が
車内ですべて完結できる事が理想です。
バス室内、毎回の片づけが面倒と為り事務用のダイネットをベンチシー
トから変更、回数を重ねてくると、慣れるはずなのですが、私は徐々に
面倒に為ってきました。^^;??
その面倒くさがりの、経験から言えるポイントが3つあります。
1 いかに荷物を移動させないで、済むか
2 眠れるスペースを、簡単に手早く作れるか
3 ダイニング類(テーブル)を出来るだけ動かさない
各ポイントをクリアする基本的な要点を上げるとしたら、次のように
なります。
使用する車のサイズやミニバン、SUVの様にタイプ、就寝人数よって
多少は異なってくると思います。
1 いかに荷物を移動させないで、済むか
車中泊用の荷物は、着替え等の衣類、タオル類や洗面具、寝具、調理
用具、食材キャンプ用具等車外で使用する物、緊急用品等あります。
衣類や寝具、柔らかくて軽い物
衣類やタオル寝具等の柔らかい物はソフトバックに入れて掛ける様にし
足元やシート下に置かない様にしておくと、ベットスペースを作っても
取り出しが可能になり、いちいち移動させずに済みます。
収納ケース(引き出し式が便利)に入れシート下に置く、調味料等も収納
ケースに入れてシート下に置くようにする。
照明器具や小物等
懐中電灯や電気小物類、タオル洗面具等は車用収納シートバック等に入
れて助手席、運転席のシートに掛けて置くようにする。
食材等クラーボックス
クーラーボックスを使用する場合の食材の置き場所は、移動中は助手席
と後部座席の間、車中泊時は助手席を最前に移動し調理道具ケースの上
に置く様にすると良いと思います。
トランクルーム・ラゲッジスペースの利用
トランクルーム・最後部シート後ろのラゲッジスペース等は、キャンプ
用具等車外で使用する物や洗濯物、緊急時に使用する物を入れて置く、
車内で使用する道具類は入れない様にします。
ベット展開は単身か二人での使用かで変わってきますが、ただ考え方を
ちょっと変えて、運転席以外に、車中泊にどうしても必要なスペースは
何かと考たなら一番必要な場所がベットとなりませんか?
出発前にベットスペースを作って置くという方法もあります。ただ軽自
動車サイズ室内長で考えると広いとされている、 ワゴンRが2450mm
N-BOXや エブリが2240mm位で就寝に必な大人一人1800mmを確保する
となると助手席、運転席を最前に移動するか倒してフラットするか後部
ラゲッジスペースを使用すしか無くなりますがN-BOX等助手席がフラッ
トに成る場合は出発前に可能です。
下手なお絵描きですがこんな感じです。
(^-^;
一人使用だと、ベットスペースを作った
状態で車の運転もでき後部座席で作業可
能になります。
折り畳み式のテーブルも設置して置けば
調理道具ケース等を置くスペースに成る
と思います。
ベットは合板厚み10mmを
二つ折りでDIYも可能ですしウレタンマ
ット、エァマットでもOK
二人使用の場合は後部席にベットスペース
を半分だけ展開して、出発前に準備して置
きます。
ただ、二人使用のベット展開となるとエァ
マットウレタンマット等加工が必要となり
ます。
ベット用のキットも、販売されていますが
展開時に車外に出ないと、組み立て出来な
いものはNGと考えた方がよさそうです。
雨の日にベットを組み立てるのに濡れるの
はどう考えても嫌です。( 一一;
軽自動車での、ベットスペース展開ですが普通ワンボックスだと二人分
のベットスペースを作ってら移動は充分可能で、要は荷物を動かさずに
ベットを作れて車内で展開作業が出来る様にするかの工夫だと思います。
3 ダイニング類(テーブル)を出来るだけ動かさない 。
上記の下手な、お絵描きの様に先にテーブルを設置してテーブル下に就
寝時に足が入る様にして置けばテーブルを片付ける必要が無くなるので
「食ったら寝る!」が容易に出来ると思います。食器の片づけはしない
といけませんが (^-^;
要点
荷物の用途を、考えてから、まず二種類に分けます。
〇 車外で使用する物・・・・キャンプ用具、カッパ、非常用品
洗濯物、車外使用の物は蓋付の収納ボックスに
〇 車内で使用する物・・・小物、調理用具、寝具、着替え等
車内で使用する荷物は重い物はケース、軽い物はバック、小物
等をはシートバック、車内で使用する重い荷物は引き出し式の
収納ボックスに、上に物を載せても取り出しが容易に出来る様
にしておきます。
余談・・・
よく車のCMやキャンピングカーのカタログに広さをアピールするのに
室内画像が出でいますが、荷物が積んである画像は少ないです。
二・三泊の旅行にで掛けると為ると結構着替えだけでもかさ張ります。
しかも車中泊をすると為ると荷物だけで大変な量になります。
キャンピングカーでさえ、収納場所に困りルーフBOXやリアBOXを
取り付けている人も見かけます。
荷物をどの様に積むかが快適な車中泊の旅のポイントです。
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