ワーママが選ぶオススメ育児グッズとひとり育児日記

こんにちは、のほほんママです。

保育園からの帰り道。
娘にこう言われました。

「ねぇ、ママ。何で、たんぽぽは夜は咲いていないのかな〜？」
「こっちのお花は咲いているのに…」

あぁ、確かその質問、昨年も承りましたから大丈夫と思いきや、、、

「あとね、今日ね保育園でね、フーってできない綿毛があったの。なんで？」

………、成長途中だから？笑

もぉ、たんぽぽ１つでどれだけ「なんで？」を見つけるのでしょうか




ということで、今年も調べました。
たんぽぽについて。

ダニ・ハウスダストにふとんクリーナーレイコップ

たんぽぽが閉じるのは夜だからではない

昨年の復習です。といっても、昨年はこのブログやっていなかったですね。

昨年聞かれた時、子どもの「夜になると〜」にすっかり惑わされてしまいました。
夜＝暗くなる から閉じるのかと思ったのですが、明るさの問題ではなかったのです。




では、なにが原因でとじるのかというと、温度です。

植物が葉や花弁を閉じたり開いたりする運動のことを「傾性運動」と呼んでいます。傾性運動を起こさせる原因は植物の種類によって同じではありませんが、一般には温度が関係しています。自然状態では朝光が当たり始めると花が開くことが多いのですが、その時は普通気温も上昇し始めています。光が全く関係ないかどうかということは、花の種類ごとに厳密な実験をしてみないとわかりませんが、幾つかの実験報告では光は直接関係ないという結論が出ています。ではなぜ温度が上昇すると開き始め、下がると閉じるのでしょうか。それは開閉のメカニズムと関係があります。花弁には表と裏の表皮がありますが、花が閉じている時気温が上昇すると、花弁で包み込まれた内側の温度は外気よりも高くなります。そうすると、表（内側）と裏（外側）の表皮細胞の成長速度に違いが生じます。つまり、成長はある温度範囲では温度が高い方が速度が速くなります。したがって、花弁は開くことになります。気温が下がると内側は直接に影響を受けやすく、外側の表皮よりも成長速度が低下します。そのため、花弁は閉じることになります。

引用:一般社団法人 日本植物生理学会

このような開閉運動がある植物は、たんぽぽだけでなく、チューリップやクロッカスにも見られるとのことです。
言われてみれば確かにそうだったかも…

干すよりキレイ。ふとんクリーナーはレイコップ

綿毛になるまでの期間

続いては今年の疑問。
フーってできない綿毛についてです。

成長過程だから、の回答、あながち間違いではありませんでした！

綿毛になるまでは、花が終わってから１ヶ月もかかるそうです。

たんぽぽは花が完全に咲いてから綿毛になるまでには一か月程度かかるといわれています。
引用：生活サポート情報ご案内処

１ヶ月もかかっているなんて予想外！
2〜3日くらいかと思ってましたよ…(*''*)
花が咲いている期間が１週間〜10日程だそうなので、咲いている期間よりも長い期間をかけて綿毛になるということですよね。。。知らなかった…




ちなみに、雨で濡れてしまっても乾けばちゃんと飛んでいくそうです。(これ、今日聞かれそうw)

まとめ

たんぽぽの開花期間は１週間〜10日。
その間も、温度が低いと花は閉じてしまう。
綿毛になるまでは花が終わってから1ヶ月。

どこにでも咲いていて、当たり前のように咲いているたんぽぽですが、意外と繊細というか、奥深い植物なんだなと思いました。

さてさて、次はどんな「なんで〜？」が待っているのか…母は戦々恐々です。