新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2017年09月06日
No.86 プレス紙版画「丸いもの生まれる2017
2017年09月04日
No.85 プレス紙版画「丸いもの生まれる20170226」
2017年07月01日
No.84 石ころリトグラフ「かたつむり」
石ころリトグラフ「かたつむり」
久しぶりの記事となりました。この数ヵ月、特にサボっていたわけではありません。他に仕事ができたもので、ちょっと版画制作の量が減りました。それでも作品は週に一つくらいのペースで作っているのですが、投稿するのがなかなか…。
とにかく、相変わらず小さな版画をこつこつと作成しております。
紙プレス版画もかなり技法が安定してきました。
しかし、ちょっと違うことにも挑戦、ということで、最近試行錯誤を繰り返しているのが、「石ころリトグラフ」なのです。
本格的なリトグラフとなると、道具や設備が大変ですから、何とか手持ちのもので、小規模に、いつもの小さな版画ができないものかと、考えたものです。
リトグラフは、水と油がはじきあうことから、石版に油性のもので描写したところに、水を打って、油性のインクをのせて、描写したところだけにインクが着けて、それを刷り取るという、平版の版画です。
原理は分かるのですが、石の質、その面、描写するもの、水の量、刷り方、…等々、実際の技法はやってみなければわかりません。
実は、一ヶ月前からいろいろとやっていましたが、悪戦苦闘、失敗の繰り返しでした。
どんな石が適しているのか。
何で描くか。
そして、水をどう使うか。
インクをどうのせるか。
ある程度できても、一枚ではつまらない。やはり、安定して複数枚刷れるレベルまでの技術がほしいところです。
やっと、5〜7枚くらいは、同じようなものができるレベルまでの技術がわかりました。
石ころリトグラフ版画・半紙 版画部分縦横約5×6p 黒一色
2017年02月18日
No.83 プレス紙版画「丸いもの生まれる2017218」
2017年02月16日
No.82「丸いもの生まれる2017216」
紙版画シリーズ82「丸いもの生まれる2017216」
グルグルは、紙をグルグルと回しながら切ったものです。
昨日の作に手を加えました。
というよりも、昨日と同じ版を更に切り取って、木版モノタイプを紙でやってみようという試みです。
木版の場合は、「見当」を付けて、同じ所に刷ることができるのですが、プレス紙版画では、「見当」を付けることができません。だから、ほぼ同じ所にうまく置いてから、慎重にずれない様にプレスしなければなりません。
その分、ちょっと難しいのです。
しかし、ちょっとずれたら、それはそれで、また楽し、です。
モノタイプですから、当然一枚一枚違います。そして、再版はできません。
写真のこの作は、昨日うすくしか刷れなくて、失敗したか、という作でしたが、二版目で生き返りました。赤が結構効きました。
これが二版目ですが、後何版刷るか?
思案中です。
紙版画・ハガキ大 画仙紙、二版二色
【Creema、BASEに出品中】