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2019年01月20日

「ホモ・デウス」が描く、私たちが想像もしなかった未来

「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」

フランスの画家ポール・ゴーギャンが2度目のタヒチ滞在中に描き上げた作品のタイトルだ。画面には人間の誕生と成長、そして死を目前にした晩年が幻想的な筆致で描かれている。観る者の内面にさまざまな思いを喚起させる力を持つこの絵は、紛れもないゴーギャンの最高傑作だ。
なぜこの絵は観る者に訴えかけてくるのか。それはこの絵がまさに人類の究極の問いについて描かれたものであるからに他ならない。
私たちはどこから来て、どこに向かうのか、私たちは何者なのか──。人類(ホモ・サピエンス)の来し方行く末こそ、私たちにとっての最大の謎である。
気鋭の歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」は、この究極の問いのうち、「私たちはどこから来たか」を解き明かそうと試みたものだった。

歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ
かつて地球上にはさまざまな人類種が存在したが、なぜホモ・サピエンスだけが生き残ったのか。ハラリはその理由を、7万年前にホモ・サピエンスの脳に起きた「認知革命」に求めた。これによってホモ・サピエンスは、「虚構」を操る力を手に入れたのだ。この能力によって人類は、言語を獲得し、「神」や「国家」などの概念を生み出した。目に見えないものを崇めたり、自らの身体スケールを遥かに超える大きさの共同体をイメージして、互いに協力したりするようになったのだ。今よりも豊かな生活や、まだ見ぬフロンティアなどを想像する力を手に入れた人類は、文明を生み出し、イノベーションによって進化のエンジンを加速させ、この星の歴史上、もっとも繁栄する生物となった。「虚構」というコンセプトひとつで人類史をクリアに見通してみせた「サピエンス全史」は、またたくまに評判となり全世界で800万部を超えるベストセラーとなった。
「ホモ・デウス」は、「サピエンス全史」に続く待望の新刊だ。人類の来し方について描いた前作に対して、本作は私たち人類がどこに向かおうとしているかを壮大なスケールで描き出す。ビル・ゲイツやダニエル・カーネマン、カズオ・イシグロらが本書に熱のこもった賛辞を贈っているが、それも当然、「ホモ・デウス」は前作を上回る知的興奮が約束できる傑作なのだ。

ホモ・デウスとは何を指すのか
人類の歴史を振り返ると、飢饉や疫病、戦争によって人々の生存は脅かされてきた。ところがいまやこれらは克服されつつある。もちろんこれらの問題が根絶されたわけではないが、実際には飢饉で死ぬよりも肥満で死ぬ人の方が多く、疫病よりも老化で、戦争よりも自殺で死ぬ人のほうが多いのが現実だ。ハラリは、この3つの問題を克服しつつある人類は、次のステージに向かうのではないかと見ている。次なるステージで人類が目指すのは、不死と幸福と神性の獲得だ。サピエンスは自らを神(デウス)にアップグレードさせ、ホモ・デウスになるのではないかというのが、本書の予見する未来である。とはいえ、ピンとこない人のほうが多いだろう。たとえば人類が不死の存在になるなんて、そんなことが本当に可能なのだろうか、と。当然の疑問だろう。ところがこの動きはもう現実のものとなっているのだ。現代科学の最重要事業は死を打ち負かし、永遠の若さを人間にもたらすことだと考える科学者が増えている。グーグルは「死を解決すること」をミッションに掲げる子会社を設立しているし、投資ファンドのグーグル・ベンチャーズは生命科学や寿命延長などに取り組むスタートアップに巨額の投資を行なっているという。サピエンスは認知革命によって知のネットワークを拡大させ、やがてそれは科学革命へと発展していった。科学革命は人間を自然から切り離し、世界の中心にすえる人間至上主義を生み出した。人間の命や心、意識などを特別視する世界観が支配的となったのだ。だが現代の生命科学者たちは、すべての生命はアルゴリズムであるとする。私たちの意識は、ニューロンが発する信号によって脳がデータ処理を行うプロセスの副産物に過ぎない。現代の脳科学では、私たちの自由意志ですら虚構だとされる。魂や自由意志にかわってクローズアップされるのは、遺伝子や免疫機能である。「ホモ・デウス」が描き出すのは、私たちが想像もしなかった未来だ。

アンジェリーナ・ジョリーは歴史に残る?
テクノロジーと人間至上主義が結びつく時、あらたに主役として躍り出てくるのは、遺伝子工学やナノテクノロジーなどである。その先にあるのは、人間の意志や経験よりも、データを信頼するデータ至上主義だ。母親を乳がんで亡くしている女優のアンジェリーナ・ジョリーは、遺伝子検査によって自身もBRCA1遺伝子に危険な変異を抱えていることがわかり、両乳房切除手術に踏み切った。彼女は当時がんに冒されてはいなかったが、この変異を抱える女性が乳がんになる確率は87%であるとするアルゴリズムに従ったのだ。後世の歴史家は、彼女のこの決断を、歴史的な決断と位置付けるかもしれない。外部のアルゴリズムが、人間自身よりも人間のことを詳しく知っているという社会が現実のものとなろうとしている。たとえば人間ドックでがんが見つかった場合、あなたはその結果を人間の医師と機械と、どちらから告げられたいだろうか。おそらく多くの人が人間の医師を希望するに違いない。なぜなら人間にあって機械にないものは、思いやりの心だからだ。たしかに人間の医師は表情や声の調子からあなたの心の状態を読み取ろうとするだろう。ところが、IBMの開発したAIワトソンは、そうした外面的な手がかりだけでなく、人間の目や耳では捉えられない、血圧や脳の活動といった無数のバイオメトリックデータや社会的な統計データをもとに、あなたが感じている不安を正確に把握したうえで、あなたが知るべきことを、それにふさわしい声の調子で伝えることができるという。あながた尊大な患者であろうが、おどおどした内向的な患者であろうが、目の前のワトソンは動じることなく淡々と任務をこなすのである。ただし、外部のアルゴリズムが力を持つ社会は、人間がいらない社会でもある。選挙で誰に投票すべきか、どの職業を選択すればいいか、すべてビッグデータとコンピュータアルゴリズムが決めてくれる社会。そこでは個々の人間は、巨大なシステムにデータを提供するだけの、たんなる道具のような存在に成り下がるかもしれない。このように書くと、ハラリの予測する未来はディストピアだと考える人もいるかもしれない。だがそれは早計だ。この本は絶望的な未来を描き出したものではない。歴史学者であるハラリは、本書の中で未来は変えられると繰り返し呼びかけている。歴史を学ぶことで、私たちは過去から解放される。そして昔の人が想像もできなかった可能性や選択肢に気づくことができる。過去だけではない。なによりも私たちの思考や行動そのものが、今日のイデオロギーや社会制度の制約を受けている。歴史を学ぶことは、それらの成り立ちを知り、制約から自由になることにもつながるのだ。ともあれ、「ホモ・デウス」でかつてないスケールで描かれる人類の未来を、ぜひ多くの人に読んでほしい。本書を読み終えた時、あなたはこれまで見たこともない未踏峰の頂上からの景色を目撃することになるだろう。遠い過去から遥かなる未来へと続くその光景を、ぜひあなたと共有したい。私たちの未来についての議論を始めるのは、そこからだ。
https://forbesjapan.com/articles/detail/22855

<コメント>
ラテン語でホモ=人類、デウス=神。ホモ・デウスとは人類が神への進化を意味します。AIやバイオテクノロジーの進歩により、環境ではなく、人類が変化してゆく時代です。ホモ・デウスと無用者の絶対的階級社会の到来です。変化に対応できる柔軟な自我の確立が鍵です。





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2019年01月18日

持ち運べて片手でラクラク縫えるUSB&乾電池駆動のミシン

『持ち運べて片手でラクラク縫えるUSB&乾電池駆動のミシン』

サンコーは、「どこでも使える電動ちょっとミシン」を発売した。価格は1,980円(税込)。

本製品はサッと出してすぐに縫うことが出来る軽量コンパクトなUSB/乾電池駆動のミシン。サイズは幅27×奥行き210×高さ62mm、約232gで片手で楽に持って使うことができる。電源はUSBまたは単3形乾電池で動作する。

デニム生地(厚み約4mmまで)にも対応し、ジーンズの裾を縫うことも可能。本体にはあらかじめ白糸が付属しており、市販のミシン糸にも対応する。ズボンのすそを縫ったり、会社でほつれた袖口を縫ったり、雑巾を縫ったりなど、サッっと出してすぐに縫えて収納も場所を取らないコンパクトな電動ちょっとミシンだ。

■製品仕様
・サイズ/幅27×奥行き210×高さ62 (mm)
・重量/232g
・付属品/本体、ボビン3個(1個は本体にセット済)、 予備ミシン針、糸通し、
     スピンドル、USBケーブル(105cm)、簡易日本語説明書
・電源/USBポートより給電・または単3電池4本(別売)
・パッケージサイズ/幅226×奥行き50×高さ150 (mm)
・パッケージ重量/309g(内容品含む)
・保証期間/6か月
http://news.livedoor.com/article/detail/15875410/


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2019年01月16日

ペルシャ絨毯 ギャッベ

今年は元号も替わりますし、心機一転、敷物を変えてみようと思い立ちました。電気カーペットは便利なのですが身体が疲れてしまい何か良いものはないかなと探していたらありました、ペルシャ絨毯!
インドのマハラジャみたいなのはさすがに部屋には合わなかったので、無地か柄の控えめなものを探して購入したところすばらしい座り心地!今年はペルシャ絨毯のギャッベで心機一転しようと思います!

ギャッベとは、南ペルシア(イランの高原南西部)の遊牧民族によって織り続けられている手織り絨毯の事です。使い捨てではなく、一生涯使える丈夫な織物として母から娘へと受け継がれていく伝統的な織物で、高地の気温の寒暖差の激しい地域の羊の上質な純毛は、夏は空気を通しサラッと涼しく冬はポカポカ暖かく一年を通して快適に過ごせます。自然の染料で染め上げられた世界に一枚しかない一点もの0の価値。それが『ギャッベ』です。

良質な羊の純毛がぎっちりぎゅうぎゅうに編まれている為、汚れに強く、軽く掃除機をかける程度です。水をこぼしても布巾やタオルで拭くだけです。通常は汚す人でも1〜2年に一度、普通の家庭で3〜4年に一度手入れをするくらいだと言われています。

自然の染料で染め上げられていますので使えば使うほど味のある風合いを魅せてくれます。100年以上お使いになれる丈夫な絨毯です。

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誰からも嫌われたくない人が生きづらい理由  対人関係のコツ 宇宙の真理と「1:2:7の法則」

『誰からも嫌われたくない人が生きづらい理由 名越康文が「対人関係のコツ」を徹底解説』

臨床に携わる一方、TVやラジオ番組でのコメンテーターや映画評論、漫画分析など、さまざまな分野で活躍する精神科医・名越康文氏による連載「一生折れないビジネスメンタルのつくり方」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。

やたらと自分にばかり厳しい上司。

揚げ足ばかりを取ってくる部下。

なぜか馬が合わない同僚……。

職場に苦手なタイプの人がいると、それだけで気が滅入りますよね。

「嫌な相手なら付き合わなければいい」と言いたいところですが、仕事であれば、そういうわけにはいかないケースも少なくありません。ましてや、その相手が、同じ部署で毎朝顔を合わせる上司や部下であったり、どうしても付き合わなければならない得意先の担当者だったりすると、それこそ、精神科に相談をしなければいけないくらい、心の状態を悪化させる原因になってしまうこともあります。

ただ、「苦手な相手と付き合う」ということは、どんな仕事であっても避けることができない現実なのだということには変わりはありません。

宇宙の真理と「1:2:7の法則」

かつて私のカウンセリングの師匠に、ちょっと冗談めかして「宇宙の真理って知ってる?」と聞かれたことがありました。「え?」と絶句していると、「それは1:2:7の法則というのです」と、これも芝居がかった預言者のような口ぶりで厳かにおっしゃいました。その時のおかしさとその後に語られた衝撃の事実(笑)は、今もありありと脳裏に刻まれています。ほんとうに師匠とはありがたいものです。さてその“真理”とは何なのか。僕が学んだアドラー心理学は対人関係の心理学なので、この「1:2:7の法則」も対人関係の法則のことなのです。たとえば自分の周囲に10人の他人がいるとします。そのうち、あなたが少々何をしでかしても、変わらずあなたのことを好きでいてくれる人が1人はいる。でも喜んでばかりもいられません。一方であなたがどんなにいいことをしても、どうも気に入らないやつだと思っている人が2人いるのです。そして残りの7人は自分の接し方によって敵にも味方にもなりうる人たちだ、というのです。この教えにはもちろん科学的根拠があるわけではありませんが、これは、いま振り返ってみると改めて人間関係の真理をついているように思います。同じ職場に10人、20人の人がいたら、どうも気が合わない人は必ず2人や3人はいる。そういう人とどう付き合っていくのかということは、働く人であれば誰にとっても避けがたい重要な課題なのだということを、まずは確認しておきたいと思います。

「すべての人に好かれなければいけない」という思い込み

特に日本人に顕著な傾向ですが、無意識のうちに「すべての人に好かれなくてはいけない」あるいは「誰からも嫌われてはいけない」という思い込みにとらわれている人というのは、少なくありません。先に述べたように、どうしても気の合わない人というのは10人に2人ぐらいは必ずいる。そうすると、この「すべての人に好かれなくてはいけない」「誰からも嫌われてはいけない」という思い込みが無意識的に強い人は、普通に仕事をしているだけで、非常に大きなストレスを抱えることになります。最近、小学生や中学生の不登校が社会問題化していますが、私が児童相談所などでかかわってきたケースをみても、学校にいけなくなる子どもの多くにみられるのが、この「すべての人に好かれなくてはいけない」「誰からも嫌われてはいけない」という先入観です。改めて申し上げるまでもないことかもしれませんが、「誰からも嫌われない」ということは、不可能です。人それぞれ個性や好みが違う以上、あなたのことを好きな人もいれば、嫌いな人もいます。もちろん、嫌われるよりは好かれたほうがいいでしょう。むやみに人から嫌われるような振る舞いをするのは、避けたほうがいい。誰だって人に嫌われるのは嫌なものだし、上司から嫌われれば出世の妨げになることもあるでしょう。あるいは、得意先の担当者に好かれることで、営業成績が上がることだってあるかもしれません。ただ、どれほど努力をしても、何をやっても、どう取り入ろうとしても、あなたを受け入れてくれない人は必ずこの世に存在するのです。しかも一定数いると言ってよい。その現実をねじ曲げて「すべての人に好かれよう」「嫌われないようにしよう」という思いばかりが先走ると、リラックスした日常はとても送れなくなってしまいます。「職場に苦手な人がいる」と悩んでいる人は、まず自分の中に「すべての人に好かれなくてはいけない」「誰からも嫌われてはいけない」という密かな思い込みがないか、ということをチェックしてみてはいかがでしょうか。

「嫌われること」を恐れていませんか?

厳しい言い方だと感じられるかもしれませんが、「嫌われたくない」「誰からも好かれたい」というのは、突き詰めると個人的な「欲」でしかありません。だってそうですよね。あなたのことを好きになるか、嫌いになるかは相手の自由なのだから。「好かれる」とか「嫌われない」というのは、実は「相手を自分の思うようにコントロールしたい」という大きな欲につながっている。この自分の中にある大いなる「欲」に気づき、上手に払っていくこと。これは、ストレスをためず、仕事を長く続けていくための大切なコツの1つだと私は思います。他人から嫌われることを恐れ、とにかく好かれようとして疲弊してしまう傾向を、私は「過剰適応」と呼んでいます。一般的に、欧米人に比べて日本人は、過剰適応の傾向にある人が多いと私は考えていますが、特に仕事でストレスをため、精神的に追い込まれてしまう人の中には、この過剰適応の傾向を持っている人が少なくありません。過剰適応の傾向を持つ人の中には、幼少期の環境が影響を及ぼしている場合もあります。父親がお酒に酔って暴力を振るっていたとか、感情的になりやすい母親の顔色をいつもうかがっていたという経験がある人は、大人になって、ビジネスの場においても「嫌われたくない」「好かれていないと不安で仕方がない」という無意識の渇望が顔を出してきやすくなります。実は私自身、若い頃は「嫌われること」が苦手でした。振り返ってみると、子ども時代、両親がよく家の中でイライラしていたので、けっこう親の顔色をうかがっていた頃があったのです。そうやって、両親の顔色を見ながら育つことで「嫌われることへの恐怖心」を自分で植え付けてしまうわけです。仕事上の人間関係って、本来であれば、利害関係がはっきりしているから、プライベートに比べればわかりやすいはずなんです。少なくとも、家族との人間関係よりは、仕事の人間関係をうまくやるほうが、難易度は低いと考えられます。ところが、現実には、職場での人間関係に悩んでいる人は少なくないですよね。それはおそらく、本来であれば利害関係が中心であるはずの仕事上の人間関係に、無意識のうちに「家族のような関係性」と受け取ってしまっているからだと考えられます。「上司」に対して、「親」に対するような甘えや畏怖(いふ)を覚えていないか。「同僚」に対して「きょうだい」や「家族」へのような感情や距離感を見いだしていないか。職場で「あの人が苦手だ」と感じたときには、まず自分の心の中にある「人から嫌われることへの恐怖心」や「家族のような距離感の中に入りこんでいないかに」を探ってみてください。それだけでも、それまでの自分の対人関係のあり方を見直し、関係性を改善するヒントが見つかることが少なくありません。

嫌われるのが嫌だから「YES」と言う

嫌いな相手や苦手な相手を避けるのではなく、逆に自分からすり寄っていったり、やたらと相手を持ち上げたりする人もいます。これは、心理学的には「反動形成」と呼ばれるもので、自分の中にある怒りや敵愾心(てきがいしん)を隠すために、自分の思いとは裏腹の言動を取るのだと考えられています。反動形成が起きている人の中には、「嫌っている」という気持ちを相手に気取られるのが怖くて過剰にサービスする、という人もいれば、「誰かを嫌うという気持ちを持っていること自体を否定したい」という心理の人もいます。自分はつねに「いい人」でありたい。「人を嫌う自分」を認めたくない。反動形成の奥にはこうした心理があると考えられますが、こうした反応のほとんどは、無意識ないしは本人の自覚があまりないということが特徴です。だから、相手のことを嫌っているという自分の本心には、きちんとは気づけないまま、相手の要求になんでも応えたり、太鼓持ちをしてしまったりすることがあるわけです。このように捉えると、反動形成の背景には、先に述べた過剰適応があるということがわかります。また、文化的な背景としては、「身近な人を失望させてはいけない」とか「他人の期待には応えなければいけない」という、日本人特有の倫理観のようなものが作用していることも考えられます。いずれにしても、こうした傾向を持つ人に必要なのは、「嫌われても大丈夫。自分はやっていける」という、ある種の「根拠のない安心感」だということが言えると思います。仕事ができる人というのは、心のどこかで「嫌われても大丈夫」というメンタリティーを持っているように思います。ただ、これを身に付けるのは、過剰適応の傾向を持っている人にとっては、意外と難しいハードルだと言えます。「あの人に嫌われたって平気だよ。ほかの人がみんな、君を嫌っているわけではないんだから」と言われたところで、なかなか、無意識レベルに根を張った「嫌われることへの恐怖心」はぬぐえません。「嫌われても大丈夫」だというメンタルを身に付けるための1つの方法として、ビジネスマンの場合は、「人に負けない」と思える何かを、自分の中に持っておくことが有効だと思います。この「人に負けない何か」は、別に仕事に直結している必要はありません。むしろ、仕事とまったく無関係なもののほうが、かえってメンタルの支えになることがあります。僭越ですけれど、僕の場合を例に挙げると、中学生の頃、「漫画を描く」ということを、1つの心の支えにしていました。別にプロになろうということではなかったのですが、クラスの中で自分はいちばん漫画を描くのがうまいと思っていました。実際にいちばんうまかったかどうかはともかく、学園祭などでポスターを描くときには、絵を描いてくれと頼まれました。そうやって誰かから必要とされる場面があることが、心の支えになっていたのでしょう。趣味の世界でも結構ですので、そういう「負けないもの」を1つでも持っておくと、誰かから嫌われたり、いじめられたりすることがあったとしても、そうした困難を乗り越える力、1つの拠り所になることがあるのです。

承認欲求を満たすのは自分

「承認欲求」という言葉があります。一般的には、「他人から認めてもらいたい」という欲求だと言われていますが、実は、承認欲求というものを本当の意味で「満たしてくれる」のは、他人ではなく自分です。「他人が自分のことを認めている」ということがわかっているだけで、心は安定を取り戻します。それはとてもうれしいし力強い体験です。しかしそれは同時に、よく効く「痛み止め」のようなものです。いつの日か、そこからさらに、「自分で自分を認める」という経験をする必要があります。そうでなければ、承認欲求は終着点に行き着かないのです。長期的にみれば、人から好かれる体験だけでは、承認欲求が収まって安心感を得ることはできません。それよりも、人に負けない「得意分野」を1つ作っておいたほうが、承認欲求が満たされ、「嫌われても大丈夫」という安心感が育まれてくるのです。別に宴会部長になってもいいし、エクセルのデータ処理が上手で、いろんな部署からデータ整理を頼まれる、といったことでもいいでしょう。小さな分野、特殊な分野、ちょっと変わった分野のほうがむしろいいでしょう。何か1つ、他人に負けないものを作っておくこと。そうやって「万が一、嫌われても大丈夫」という安心感を心の奥底で育てておくことこそが、苦手な相手と一緒に仕事をしていくための、第一歩なのです。
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/life/toyokeizai-258951.html

<コメント>
宇宙の真理と「1:2:7の法則」とは対人関係の法則です。自分が何をしていても(当然限度はあります)自分のことが好きな人が1割、嫌いな人が2割、7割は自分の接し方によって敵にも味方にもなりうる人達です。頭に入れておいて気楽に過ごしましょう。


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2019年01月14日

驚愕報告!インフルエンザウイルスを15秒で無力化する「紅茶」の力

『驚愕報告!インフルエンザウイルスを15秒で無力化する「紅茶」の力』

知らなかった!「紅茶の科学」最前線
皆さんは紅茶をどのような時に飲んでいますか? リラックスしたいとき? 甘い物を食べるとき? それだけではなく「インフルエンザウイルスを打倒したいとき」はいかがでしょう。そこまで効くのか! と驚いてしまう研究成果をご紹介します。日本人が紅茶を愉しむ習慣は、イギリスにおける「紅茶文化」である“アフタヌーン・ティー(Afternoon Tea)”が、明治時代に輸入されことで始まりました。現在でも、イギリス式のアフタヌーンティーは、少し贅沢な時間や空間を提供する場として、日本の高級ホテルなどでも楽しまれています。そのためか、ポットで淹れる紅茶は、少し特別な飲み方というイメージが定着しているかもしれません。一方で、19世紀初頭にアメリカで開発された「紅茶ティーバッグ」は、20世紀にかけて世界的に普及していきました。日本でも、1960年代後半から国産の紅茶ティーバックが積極的に紹介され、家庭の食卓に定着するようになりました。その後、日本では1980年代後半からペットボトル入りの紅茶飲料が登場し、現在では、日本で飲まれている紅茶のおおよそ半分が、ペットボトルなどに入った飲料として、とても身近な飲み物として飲まれています。とはいえ、コーヒーやココア、緑茶など、いろいろな飲み物があふれる中で、紅茶を選ぶ基準は人それぞれかもしれません。ですが、「健康」を基準にするなら、自分の好みに合わせて簡単に作れるティーバックで淹れた紅茶というのを見直してみるのも良いかもしれません。どういうことか、これから説明していきましょう。
健康にいい「ポリフェノール」もいろいろある

紅茶の味の基本は「コク」と「渋み」です。
そのうち渋みを決める重要な要素が「ポリフェノール」です。これは分子内にフェノール性水酸基を複数(ポリ)もつ植物成分の総称で、5000種類以上あるとされています。赤ワインの赤色色素や渋柿の渋みなど、いろいろな飲み物や食べ物の色や味に関わっていることが知られています。
紅茶、緑茶そしてウーロン茶も、みんなチャノキ(Camellia sinensis)の葉や茎を原料として製造されている仲間です。チャノキにたくさん含まれているポリフェノールの一種に「カテキン」があります。緑茶はこのカテキンがそのまま残るように製造されています。
一方、紅茶は、製造工程でしおらせた茶葉を丁寧に揉むことにより、茶葉が持っている酵素の力を利用し、カテキンなどのポリフェノールを酸化させて、紅茶独特の香りや味、色の特徴を作り出しています。
乳酸菌や麹カビなどの微生物は関与していないのですが、それでもこの酸化工程を「発酵」と呼びます。生の茶葉に含まれている酸化酵素の働きによって、茶葉に含まれているカテキンが大きく変化して「紅茶ポリフェノール」となり、紅茶特有の味や特徴的なオレンジ色が形成されるのです。
紅茶ポリフェノール精製した紅茶ポリフェノール。紅茶に特徴的なオレンジ色をしている

紅茶と緑茶のポリフェノール成分を比較すると、紅茶は総ポリフェノール量におけるカテキンの割合が小さく、代わりに緑茶にはない「テアフラビン」という成分を有しています。この、テアフラビンをはじめとする種々のポリフェノールの集合体のことを「紅茶ポリフェノール」と呼ぶのです。また、紅茶はインドやスリランカ、ケニアなどで生産されていますが、各地で生産される紅茶のポリフェノール成分は表1に示すように、産地ごとにその量や比率が大きく異なっていることがわかります。紅茶ポリフェノールのなかには、その構造が未解明な部分もありますが、すでに多くの健康機能が明らかになっています。たとえば、食事からの脂質の吸収を抑制したり、食後の血糖値上昇を抑えたりといった効果や、抗菌性などについてご存じの方も多いと思います。くわえて、私どもの研究成果などを通じて、これからの季節にきわめて重要な「インフルエンザに強い」という機能が明らかになってきているのです。以下、順番に説明していきましょう。

インフルエンザウイルスを即座に無力化
インフルエンザウイルスの表面は、「スパイク」と呼ばれる突起状のたんぱく質で覆われています。ヒトに感染する際、このスパイクが呼吸器粘膜の細胞表面に吸着、侵入するうえで重要な役割を果たしているのです。紅茶ポリフェノールには、この「スパイク」に付着し、ウイルスが細胞に吸着する能力を奪う力があり、ウイルスの感染を阻害し、無力化することが分かっています。実際に細胞に対するインフルエンザウイルスの吸着を紅茶で防いでいる様子は、以下の写真でも伝わると思います。細胞にインフルエンザウイルスを作用させると、細胞表面に無数のウイルスが吸着しますが、インフルエンザウイルスをあらかじめ紅茶抽出液で処理すると、細胞表面へのウイルスの吸着は認められなくなりました。これは、紅茶ポリフェノールがインフルエンザウイルスの細胞への吸着能力を奪ってしまったことを示すものです。

ウイルスに直接作用、その時間はわずか「15秒」
紅茶ポリフェノールの強みは、ウイルスに直接作用してウイルスの働きそのものを止めてしまうところにあります。たとえば、乳酸菌にはインフルエンザに対抗する能力があるというイメージが定着しています。確かに乳酸菌を体内に取り込むことにより体内環境が改善し、自己免疫力を徐々に強化することで、インフルエンザにかかりにくくなる体質を作ることは、インフルエンザ予防には一定の効果があります。しかし、乳酸菌はウイルスに直接作用して即時に感染力を奪うという機能はもっておらず、紅茶のほうがウイルスの感染力を奪う効果が強いと言えます。グラフで示したとおり、ほかの飲料と比べても、紅茶の感染阻止率は際だっているといえます。(2018年8月、バイオメディカル研究所にて試験実施)
では、インフルエンザウイルスを無力化させるのに必要な時間はどれくらいでしょう。比較試験の結果、紅茶は、他の飲み物よりも短い、わずか15秒ほどでインフルエンザウイルスを無力化できることが判明しています。

試験管だけではなくマウスでも
紅茶のインフルエンザウイルスを無力化する作用があることが試験管レベルで確認されましたが、生体レベルではどうなのでしょうか。インフルエンザウイルスに感染しやすいマウスに対して致死量のウイルスを経鼻接種したところ、ウイルスのみを接種すると10日後にすべてのマウスが死亡してしまいました。一方、ウイルスに紅茶抽出液を5分間反応させた後、ウイルスをマウスに接種すると、14日間経過後も死亡することなく、すべてのマウスが生存しました。このことから、紅茶によっていったん無力化されたインフルエンザウイルスは、生体内においても感染力が復活することはなく、発病を抑制できることが分かりました。

味が好きでないなら「うがい」も!
紅茶の味が嫌い、カフェインをあまりとりたくない、という人でも大丈夫です。紅茶は一時的に口に含むだけでもインフルエンザの感染を予防できるのです。実際に、紅茶抽出液でうがいをする「紅茶うがい」の効果を、ヒト介入試験により検証しました。その結果、朝と夕方の2回、「紅茶うがい」を行うことで、インフルエンザA型とインフルエンザB型ともに、ウイルスの感染率を低減させる効果があることが確認されました。朝晩のうがいという限られた時間での紅茶ポリフェノールとの接触でも、ウイルスの感染を低減できていたのです。

飲用頻度が高いほど、発病率が低い!
日常的に紅茶を飲んでいれば、本当にインフルエンザを食い止められるのでしょうか。人間を対象にしたデータがほしいところです。そこで私たちは2018年6月にアンケート調査をまとめました。調査の対象者は、私が勤務する三井農林株式会社の社員442名。調査期間は2017年11月から2018年3月末です。まず、ワクチン接種によるインフルエンザ発病率への影響を検証したところ、ワクチンを接種しなかった人に比べ、ワクチンを接種した人の発病率が57.9%低いことが分かりました。これは、6歳未満の小児を対象とした疫学研究の報告とおおむね一致します。皆さんもご存じの通り、「ワクチン接種によりインフルエンザの発病や重症化は抑制できる」という結果が出たわけです。では、ワクチンを接種しなかった人は、どうすればインフルエンザを予防できたのでしょう。この369名を対象に、冬季の紅茶の飲用頻度とインフルエンザの発病率の関係を評価したところ、紅茶の飲用頻度が高い人ほど、インフルエンザの発病率が低くなる傾向が見られました。

簡単かつ効果的な対策だった
先に実施した調査において、「日常的に実施していたインフルエンザ対策と発病率との関係」も評価してみました。すると、「紅茶の飲用」は他の対策に比べて高い、「ワクチン接種」に次ぐ有効率が見られたのです。
「有効率」は、非実施者の発病率を基準として、実施者の発病率が相対的にどれくらい減少できたかを計る指標値で、「(非実施者の発病率―実施者の発病率)/ 非実施者の発病率×100」の計算式で算出
このように、紅茶ポリフェノールを日常的に摂取することで、インフルエンザの感染に備えることが可能になるという可能性を見つけてきました。高い効果を得るためには、紅茶ティーバックを使って、簡単に入れた紅茶を一日中少しづつ味わうのがおすすめです。そうすれば紅茶ポリフェノールが常に口内に存在することになり、インフルエンザに対する備えとなることでしょう。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58804

<コメント>
紅茶ポリフェノールでインフルエンザに備えましょう!十分な栄養と睡眠をとり身体を冷やさないようにしましょう。塗れたバスタオルを部屋干しして室内の乾燥を防ぐ等の工夫も効果的です。


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2019年01月12日

「ひとりがいいです」〜ヒロシが語るソロキャンプ

『「ひとりがいいです」〜ヒロシが語るソロキャンプ』

ヒロシです。
 独り言でカミました――。
哀愁に満ちた自虐ネタが代名詞のお笑い芸人、ヒロシさんが最近、ひとりでアウトドアを楽しむ「ソロキャンプ」で注目されている。動画サイトのチャンネル登録は30万人以上。46歳独身。ひとりでどこに向かうのか。(読売新聞シングルスタイル編集長 森川暁子)
不便が楽しい。体調もよくなります

 ――お正月はどんなふうに過ごすのですか。
 「おせち料理も、おとそもなくて、初詣も行きません。無宗教なんですけど、たまに近所の神社へ行くんです。ふだんはすいていていいんです、精神的に。でも、初詣はごった返してて、お参りするところまでたどり着くのにそうとう時間がかかって、ストレスです。今年1年いいことないんじゃないかと思い始める」
 「ぼくにとって正月は、キャンプに行けるときです。今年も無人島に行きます」
 ――最近、その「ソロキャンプ」動画が人気ですね。
 「もともとアウトドアの遊びが好きだったんです。わざわざ不便なところへ行って何が楽しいんだと言う人もいますけど、不便が楽しいんです。自分で工夫したりとか、実際、こんなに寒いんだ、夜ってこんなに早く暗くなるんだ、とかを体感したりするのが。家にいるより体調がよくなります」
「ひとりがいいです」〜ヒロシが語るソロキャンプ

山梨・道志の森でキャンプするヒロシさ ん。自然を肌身で感じるひととき(c)ヒロシ・コーポレーション
時間、食べ物、たき火、全部自由なソロキャンプ

 ――ひとりで行くのがいいんですか。
 「ひとりがいいですね。ふだん、仕事ってひとりじゃできないでしょ、だいたい。人に合わせなきゃいけない。遊びぐらい自由にやりたいじゃないですか。ぼくは、めんどくさいときは、キャンプにもコンビニでお弁当買っていくんです。そういうのって、複数で行ったら許されないじゃないですか。たき火にもいろいろあって、木の種類とかマキの配置とか、やっぱり自分の思うようにしたいわけですよ。ひとりなら何時に行っても、極端な話、やめてもいいんです。道中の寄り道も自分で決められる。気を使わなくていいのがソロキャンプの魅力です」
 ――ストレスの源って、だいたい……。
 「人ですね。100%って言っていいんじゃないですか」

ソロだけど、仲間とも楽しめる

 ――でも、ソロキャンプを一緒にする仲間がいるとか。
 「矛盾してると思われるかもしれませんけど、それぞれが自由なんですよ。別のもの食べますし、それぞれでたき火もやりますし、自分の使いたい道具を使って好きなスタイルでやる。がけから落ちようとしたら助けますけど、基本、自己責任ですよねっていう。着いて寝る人もいるし、すぐ料理を始める人もいるし。行くのも帰るのも別々です。ひとりの魅力はたんのうできて、プラス、同じ趣味の仲間が集まると刺激があります。話してて楽しいし、話すのに疲れたら寝りゃいいんですし」
ネットのおかげで、いろんな考えに触れられる

 ――ヒロシさんのように「ひとりがいい」と口に出す人が増えた気がします。
 「ネットがでかいと思いますよ。自分と似た嗜好(しこう)の人と知り合える。ぼくは小学校でいじめられてたんですけど、あのときは学校がすべてでした。ネットがあって、よその学校におれと似たようなのがいるとわかったら、学校で無視されても、別で遊ぶやつがいて楽しいじゃないですか。たぶん、ネットのせいで、そういう人も自分の意見を言えるようになってきたんじゃないかなって思います」
 「ソロキャンプみたいなマニアックな趣味も、集団で行くキャンプに疑問を感じていた人が『ひとりで行けばいいんだ』って気付くわけですよね。こういう考えもあるんだっていうものにふれられる。その先にはこういうリスクが、と自分で見当がつけられる。いいですね。ぼくにとっては」
 「怖さもあります。取材しないで書かれたネット記事も多くて、全然違うぞとか思いますけど、それに対するコメントを読んでると、そのまま信じてますからね。考えない人が考えないで意見を言って、それが力を持つのは怖いです」
「ひとりがいいです」〜ヒロシが語るソロキャンプ

「ひとりのさみしさなんかたかが知れていま す」と
一番さみしいのは、大人数のなかで感じる孤独

 ――昔からひとりが好きだったんですか。
 「子供のときから大人数がキライでしたね。通知表に協調性がないとか書いてありました。昼休み、サッカーをやりましょうってなって、やりたくないんですけど、参加しなきゃいけない。その連続ですもんね。ぼくはずっとひとりなんで、さみしいって思われてる。でも、何がさみしいかって、一番さみしいのは、大人数のなかで感じる孤独です。コンパでおれだけ話しかけられないとか、テレビで華やかなタレントたちの中に入っていけない、みたいなすごい疎外感。ひとりのさみしさなんかたかが知れてます」
結婚・・・喪失感が本当にいやで、最初からいらないっていう考え方です

 ――結婚については。
 「40過ぎたころ、なんで結婚しないのってすごく言われるから『なんで結婚すんの』って逆に聞いたら、『ひとりで死んでいかなきゃいけないじゃん』っていうんです。死ぬときは、みんな孤独だよ、と思います。ぼくは、いた人が離れたり、いなくなったりする喪失感が本当にいやで、だったら初めからいらないっていう考え方です」
 「家族をもってる人たちに比べてさみしいのかもしれないけど、いま、自分のやりたいことをいっぱいやって、年をとってさみしくないように準備をしています。こういうキャンプの仲間とか、あとは、ドライな考えですけど、お金です」

自分で選びたい 自分の人生ですもん
 ――YouTubeの動画の反応はどうですか。
 「思いのほかたくさん見てもらえて、キャンプやってる人からはわりと認知されてるみたいで、ヒロシって呼び捨てられてたのが、SNSで『ヒロシさん』って、さんがつくようになりました。好きなスタイルで楽しそうにしてるから『おれもやってみようかな』っていう人がいたんだと思います」
 「サラリーマンの人たちは僕なんかより、ひとりになりたいっていう欲求が強い人が多いんじゃないかなと思います。人には迷惑かけちゃいけませんけど、その中で、いかに自分の好きなことをするか。わくわくして、ストレスなく。そのほうがよくない?って思います。人に『こうしなさい』って言われた結果、なんでおれこんなになってんのっていうのが一番いやなんで。自分で選びたい。自分の人生ですもん」

 ヒロシ 熊本生まれ。「ヒロシです」で始まる自虐ネタでブレイク。自ら撮影したキャンプ動画を投稿するYouTubeの「ヒロシちゃんねる」が注目を集め、昨年暮れ出版したビジネス本「働き方1・9 君も好きなことだけして生きていける」(講談社)が重版に。

仲間との関係 理想かも〜あとがき
 「ぼくは暗いから売れましたからね」。集団になじみ切らないたたずまいが仕事にもつながり、同時につらくもあったという。そんなヒロシさんが築いたソロキャンプ仲間同士の関係がすごく面白いと思った。それぞれが独立しつつ、楽しみを共有し、「がけから落ちそう」なときには助ける。「ぼくにとって理想のスタイルです」。いいな、と感じる人は、けっこういるんじゃないだろうか。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190112-00010002-yomonline-life&p=1

<コメント>
――ストレスの源って、だいたい……。 ヒロシさん「人ですね。100%って言っていいんじゃないですか」
これが全てを物語っています。それぞれが独立しつつ、楽しみを共有し、「がけから落ちそう」なときには助ける。そういう人達が広がって行く気がします。

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posted by Akamaru at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康

2019年01月09日

何よりも効果的なスキンケアの秘訣は「金持ちであること」

『何よりも効果的なスキンケアの秘訣は「金持ちであること」』

美容メディアでは頻繁に食事や運動といったライフスタイルの重要性が言及され、モデルや女優の多くもこれらについて発言しています。しかし、美容におけるライフスタイルの重要性を発信する多くの人々は高価な治療や施術を受けられる裕福な人だという点が見落とされているとして、Amanda Mull氏が肌と裕福さの関係について述べています。

The Best Skin-Care Trick: Be Rich - The Atlantic
https://www.theatlantic.com/health/archive/2019/01/skin-care-secret-wealth/579337/

スキンケアにおいて重要だと言われることは、大きく分けて「顔を洗い、日光を避け、保湿し、日焼け止めを塗り、よく睡眠を取るといった健康的な生活」と「適切な美容クリームを塗る」の2パターンがあります。この2つのアドバイスは女性向けメディアで長らく訴え続けられてきました。
ただし、この手の宣伝の落とし穴は、いずれのアドバイスも「素晴らしいスキンケア製品やトリートメントを手に入れられる裕福な人たちから発されている」ということ。そして裕福な人々は自分の受けている高価な施術を差し置いて、ライフスタイルの重要性を過度に強調することがあります。実際にはセレブリティの肌の美しさは皮膚科医やエステティシャン、美容部員たちなしでは成り立たず、もっとも効果的なスキンケアは「裕福であること」とのこと。
2018年にジャーナリストのJaya Saxena氏は肌状態と貧困の間に関係があることを発見しました。Saxena氏によると、まっすぐな歯、日に焼けた体、なめらかな肌といったものを手にしているトップ層の人は、「正しい方法」でケアを行っているためにそれらを手にしているのであって、肌状態の悪さが意味するのは「道徳的な弱点」ではなく「貧しさ」であるとのこと。
女性向けメディアで美容特集が組まれると、女優やモデルの「美の秘訣」がリストとして公開されることがありますが、美容メディアの編集者やライターにとって「本当の」秘訣は若さ・遺伝的な幸運・高価な製品やトリートメントといったものであることは当然の事実です。しかし、これらを「美の秘訣」と発表するのは一般女性に希望を生み出すものではなく、加えて、セレブリティにとっては認めがたいこと。
実際に、2016年のでヴィクトリアズ・シークレットのモデルたちを対象とする調査が行われたところ、17人中8人の「水を飲む」「運動」といった生活習慣が称賛され、ドラッグストアで手に入れられるような安価なスキンケア製品も評価を得ましたが、誰一人としてヴィクトリアズ・シークレットのスキンケア専門家Mzia Shimanが提供する200ドル(約2万2000円)からの微弱電流治療やLEDライトベッド治療について言及しませんでした。また、モデルにありのままのスキンケアの詳細を尋ねる記事では、Angela Lindvall氏が629ドル(約6万8000円)のスキンケア製品を使っていることを明かしています。
新鮮な食べ物やたくさんの水を飲むこと、しっかりと睡眠を取ることに意味がないわけではありません。これら3つが肌の見た目と関係することは研究で示されるところであり、ほどほどの見た目を実現するには役立ちます。しかし、著名人並みに美しい肌は、年齢や遺伝的な要因なしの、節度ある生活だけでは得ることはできないとのこと。また一方で、たっぷりの睡眠を取れるような安定した仕事や、新鮮かつ安全な水、食べ物を得られるのも、一部の人々だけであるというのも事実です。
肌は、その人のライフスタイルの表れと見なされがち。過去数年にわたってスキンケアブームが訪れており、30代後半で目に小じわが寄るようになってきた人は即効性のあるクリームを求めるようになりました。しかし、どんなにクリームがよいものであっても、年齢と共に肌ははりを失うもの。そこでしわを消すボトックスなど、美容治療の数々が登場しました。このような高価な施術が行われることによって、現代では肌の状態から人々を階級分けすることがより容易になったといえます。
https://gigazine.net/news/20190108-best-skin-care-trick/

<コメント>
やはりと言うべきか、避けて通れないのが経済面の優位度です。お金をかけるべきところはお金をかけましょう!


 
 

 

   

posted by Akamaru at 14:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康

2019年01月08日

メガネが不要になる目薬「Nanodrops(ナノドロップス)」

『メガネが不要になる目薬「Nanodrops(ナノドロップス)」』

A new eye drop developed by Israeli ophthalmologists, has successfully fixed corneas in pig eyes, and could potentially do the same for people.(futurism.com 2月24日)

イスラエルのバル・イラン大学のDavid Smadja 博士は、近視や遠視を調整する目薬「Nanodrops(ナノドロップス)」を開発しました。Nanodropsは特定の光学的特性を有するナノ粒子を含有していて、これを点眼することで視力が矯正されるという仕組みのようです。実際に豚を使った実験では近視にも遠視にも効果が得られることがわかり、電子顕微鏡によって角膜を測定したところ、角膜表面から深さ60μmまでの部分に平均直径0.58nmのナノ粒子が観測されたそうです。この結果を受けてSmadja博士は、2018年中にNanodropsのヒトへの臨床試験を予定しています。

角膜の構造
研究グループの研究論文や特許を発見できなかったため詳細は不明ですが、貴金属のナノ粒子が角膜内部で屈折力を改善させていると予測されます。現在では、眼鏡、コンタクトレンズ、手術、オルソケラトロジー など様々な矯正方法がありますが、費用や利便性で一長一短があります。ナノ粒子が長期間角膜にとどまるならば、利便性はかなり高く、視力が変化した場合でも目薬を再使用するか目薬の種類を変えるだけとなることも目薬の利点だと言えます。さらには発展途上国では、矯正が必要にも関わらず眼鏡やコンタクトレンズをもてない人がいます。そんな人々にも、メンテ不要で顔の形によってカスタマイズする必要のない目薬は適用できる一方で、ナノ粒子の人体への影響は100%解明されておらず、人体への悪影響が心配されます。いずれにしてもナノ粒子の応用として実用化が期待される研究だと言えます。
https://www.chem-station.com/chemistenews/2018/03/nanodrops.html

<コメント>
視力が回復する目薬が開発されました。近い将来、眼鏡やコンタクトレンズのいらない時代が訪れます。
posted by Akamaru at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康
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