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2018年12月31日

奇跡のリンゴ「ウトビラー・スパトラウバー」の抗酸化力!リンゴ幹細胞エキスの驚くべき美容効果

『奇跡のリンゴ「ウトビラー・スパトラウバー」の抗酸化力!リンゴ幹細胞エキスの驚くべき美容効果』

「ウトビラー・スパトラウバー」(Uttwiler Spatlauber)という名前をご存じでしょうか?
この名前を聞いただけでピンっとくる方は、かなり美容・スキンケア感度が高いかもしれませんね。では「奇跡のリンゴ」「不老不死のリンゴ」という別称は耳にされたことがあるでしょうか?

赤リンゴと青リンゴ
これら別称のとおり、「ウトビラー・スパトラウバー」とはリンゴの種類のひとつ。ですが食用でありません。ウトビラー・スパトラウバーから抽出される「ある成分」が、お肌の再生力に働きかけるとして、数年前から世界的に大注目されているのです。ではウトビラー・スパトラウバーとはどのようなリンゴで、その成分にはどのような美容効果が期待できるのか、その謎をひも解いていきましょう!

◆ウトビラー・スパトラウバーってなに?
冒頭で述べたように、ウトビラー・スパトラウバーとはスイス原産のリンゴの一種。もともとは食用として、冷蔵技術のなかった18世紀中期にスイスで「長期保存用」として品種改良されました。しかしウトビラー・スパトラウバーは酸味が強いために、味の良い別の品種が開発されるにつれて食用としては普及することがなくなり、現在では現地スイスでほんの20本しか残っていない「絶滅危惧種」となっています。

◆4か月間腐らないリンゴの秘密
食用として長くは市場に広まらなかったウトビラー・スパトラウバー――本来ならこれほど有名になることはなかったはずですが、このリンゴが持つ特性に医療界、美容界が注目することとなります。その特性とは、「収穫後4か月間、腐らず味が変わることがない」こと。当初の品種改良の目的である「長期保存用」を叶えた特性だったのです。通常のリンゴは酸化しやすく、すぐに腐ってしまいます。しかしウトビラー・スパトラウバーは長期間ものあいだ、新鮮なままで酸化の影響を受けません。つまりは「抗酸化力がかなり強い」ということです。そこで研究者たちが、ウトビラー・スパトラウバーの鮮度をキープできる抗酸化力の秘密を探った結果、行き着いたのが「幹細胞」(リンゴ幹細胞)でした。

◆リンゴ果実培養細胞エキスの誕生!
幹細胞とは、簡単にいえば「欠損・破損した細胞を再生させる能力を持つ細胞」を指します。ウトビラー・スパトラウバーが収穫後4か月にも渡って鮮度を保つことができるのも、抗酸化力の強い幹細胞が働いているからではないかと考えられ、研究されました。

新鮮なリンゴと腐ったリンゴ
そしてついにスイスのミベールバイオケミストリー社が、ウトビラー・スパトラウバーの植物幹細胞の抽出に成功しました。とはいえ、ウトビラー・スパトラウバー自体の数が少ないために、その幹細胞エキスは非常に高価なものだったため、なかなか美容アイテムに配合できない問題が残っていました。しかしミベールバイオケミストリー社が独自の技術で幹細胞の人工培養に成功――今ではそのウトビラー・スパトラウバーの幹細胞を抽出し、培養したものを「リンゴ果実培養細胞エキス」と呼び、化粧水などのスキンケアアイテムに配合できるようになったのです。

◆リンゴ果実培養細胞エキスの美容効果
では実際に、「リンゴ果実培養細胞エキス」(リンゴ幹細胞)には美容成分として、どのような効果があるのでしょうか。実証データとして、以下のような効果があると発表されています。

・肌のターンオーバーを正常にする。(そのため以下のような効果がある)
・シワの深さを浅くする。
・肌質を改善する。
・肌のハリを改善する。
・くすみを改善する。
・表情ジワ(ほうれい線、目元・目尻のシワなど)を改善する。
・外部刺激(紫外線など)から肌細胞を守る。
・保水力を上げる。
・肌細胞の寿命をのばす。(老化を遅らせる)

リンゴ果実培養細胞エキスは表皮細胞を活性化させ、表皮の再生能力を上げるパワーがあるのです。
https://www.vintorte.com/uttwiler-spatlauber

<コメント>
自然の恵でハリと輝きに満ちた透明感のある肌を手に入れましょう。

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posted by Akamaru at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康

2018年12月21日

捨てないで!みかんの白スジと皮の秘密

『捨てないで!みかんの白スジと皮の秘密』

冬の代表的な果物といえばみかん。暖かい部屋でみかんを食べながらまったり過ごす時間はたまりませんよね。さて、そのみかんのオレンジ色の皮の内側にある白いスジ、あなたは取り除く派ですか? それとも一緒に食べちゃう派? 実はこの「白いスジ」には大きなパワーが隠されているのです。みかんの白いスジの正式名称は「アルベド」。この「アルベド」にはビタミンPが豊富に含まれており、毛細血管の強化や血流の改善、抗アレルギー作用、コレステロール値の改善など様々な効果をもたらすと言われています。白いスジ(アルベド)に含まれているビタミンPの量は、何と果実の部分の約100〜300倍! 食物繊維も豊富なため、腸内環境を整えるという働きも期待できるので、捨てるには勿体ない!また、みかんの皮にはポリフェノールが多く含まれていますのでこちらも再利用の価値アリです。4、5日程度乾燥させた皮を細かく刻み、ミキサーにかければ「陳皮(ちんぴ)」の完成。体を温め風邪予防にもなると言われる「陳皮」。調味料としておそばやうどん、紅茶等に入れて頂きます。捨てることが多いみかんの白いスジと皮ですが、実はかなり使えるヤツらなのです。
http://news.livedoor.com/article/detail/15773108/

<コメント>
食べ物は丸ごと食べるとバランス良く栄養が行渡ります。無駄なくいただきましょう。
posted by Akamaru at 16:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康

2018年12月20日

風邪に注射・点滴は効果なし!風邪を早く治す方法

『風邪に注射・点滴は効果なし!風邪を早く治す方法』

風邪の主原因はウイルス……抗菌薬は効かないが、免疫力だけで自然治癒できる
注射
「風邪を早く治したいので注射を……」 注射や点滴に、風邪を治す効果はあるのでしょうか?
肺に出入りする空気の通り道を気道といいます。そのうち、鼻や口から声帯までが上気道、その奥の気管支が下気道です。この上気道の感染による炎症性の病気を「風邪」、医学的には「風邪症候群」といいます。下気道の炎症は「気管支炎」、さらに気管支の奥にある肺の炎症は「肺炎」です。風邪症状は上気道だけでなく下気道まで広がっていることが多く、最近では下気道にまで広がって急性炎症をきたす疾患を総称して「風邪症候群」という病名が使われています。上気道の炎症を起こす風邪の主原因はウイルスです。ウイルスは体内の免疫の力で治療できます。残念ながら、ウイルスには細菌に効果がある抗生物質は効きません。ただし、風邪の大部分は免疫力で治癒することができるので、過度の心配は不要です。

風邪治療に使われる注射・点滴の種類・成分・効果
「風邪を早く治したい」と、風邪で来院されて注射を希望される患者さんは少なくありません。「昔、風邪をひいたときに注射を打ってもらったらすぐに良くなった」という方もいらっしゃいます。では、「風邪のときの注射」とはどのようなものでしょう?
風邪で使用されると考えられる注射・点滴の種類は、大きく4つに分類することができます。

風邪に対しての抗生物質の点滴
風邪に対しての栄養剤の点滴
風邪に対しての解熱剤の注射
風邪に対してのビタミンの点滴

順に見てみましょう。

1. 風邪を治すための抗生物質の点滴……「細菌による二次感染」が重篤な場合は有効
最初に述べたように、ウイルス感染には抗生物質は効きません。風邪の大部分はウイルス感染なので、風邪に抗生物質の点滴をしても当然ながら効果はありません。しかし、細菌による二次感染を起こしている場合には、抗生物質は効果があります。重篤な感染でなければ抗生物質は飲み薬でも十分効果的なのですが、重篤な細菌感染による肺炎などを併発している場合には、抗生物質の点滴を行います。有効なのは、いわゆる「ただの風邪」の場合ではないことを押さえておきましょう。

2. 風邪のときの栄養剤の点滴……嘔吐・下痢がひどく水も飲めない場合は有効
栄養剤の点滴が必要な場合、点滴内には、カロリーのもとになるブドウ糖やナトリウムなどの電解質が含まれています。一般的に、点滴内のブドウ糖は、血管炎や血管痛が起きにくい5〜10%ぐらいの濃度となっています。カロリーは、点滴量500mlでブドウ糖5%濃度だと100キロカロリー、点滴量500mlでブドウ糖10%濃度だと200キロカロリーになります。スポーツドリンク、例えばポカリスエットだと、500mlで135キロカロリーありますので点滴と同じぐらいのカロリーが期待できます。飲めるのであれば、わざわざ点滴をする必要はないでしょう。嘔吐・下痢や食欲不振などで、飲水ができない場合には点滴が効果的です。

3. 風邪の発熱を下げる解熱剤の注射……発熱を下げる必要はなく、副作用リスクも
解熱剤の注射は、昔は見られましたが、最近ではほとんど使用されなくなりました。というのも、解熱剤の注射は副作用の危険性が高いからです。例えば、以前よく使われていた解熱鎮痛剤の注射であるメチロンを例にすると、メチロンは、「ショック、血圧低下、脈拍異常などの重篤な副作用が発現することがある」とされています。適応は、「他の解熱薬等では効果が期待できないか、あるいは他の解熱薬の投与が不可能な場合の緊急解熱」となっており、内服薬など他に解熱する方法があれば用いません。そもそも、発熱自体は体の自然な反応であり、免疫力を上げるという観点からは熱が高い方がいいとされています。熱による症状が強くなければ、無理に下げる必要はありません。熱を下げるにしても、わざわざ注射で痛い思いをしないでも、飲み薬で十分効果があります。

4. 風邪に対してのビタミンの点滴
最近よく聞くのは、「風邪を早く治すビタミン点滴」というものですが、残念ながら、ビタミンの点滴が風邪に効くという医学的根拠は現時点では明らかではありません。また、ビタミンの点滴を風邪症状で用いることは健康保険では認められておらず、自費負担になります。

以上のような理由で、現在、風邪症状に対して注射や点滴を行う医療機関は少なくなっています。風邪が早く治ると信じて受ける注射や点滴は「プラセボ効果」はあるかもしれませんが、期待するほどの効果はないことがお分かりいただけるかと思います。

風邪を治す効果的な方法は「安静が第一」…通院・服薬でも対症療法のみ
風邪で処方される薬は、鼻水や咳など、風邪の諸症状を抑えるものです。残念ながら、風邪に対する特効薬はありません。風邪を治すもっとも効果的な方法は、安静にして免疫力を高め、水分や栄養を十分にとることといえるでしょう。ただし、抵抗力が弱い人や高齢者は、風邪をこじらせて肺炎になることがあります。熱がなかなか下がらない、咳が止まらない、元気がなくぐったりしており、水も飲めないなどの症状がある場合は、早めに近くの医療機関を受診しましょう。
https://allabout.co.jp/gm/gc/450492/

<コメント>
身体を清潔にそして温かくし、安静にして免疫力を高め、水分や栄養を十分にとることが肝要です。
posted by Akamaru at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康

2018年12月12日

姿勢が良いインド人に学ぶ【肩・首コリ解消法】1日20秒アゴ振り体操

『姿勢が良いインド人に学ぶ【肩・首コリ解消法】1日20秒アゴ振り体操』

スマホやパソコン作業の増加で、肩コリや首コリがツライ人が増えています。さらに、寒い季節は自然と体に力が入り、コリが重症化……。そんなあなたに、驚くほど簡単にできるコリ解消法をご紹介します。

インド人の驚くべき姿勢の良さの元は「ヘッドシェイク」

姿勢を直せば、コリも改善する……。わかってはいるけど、姿勢のクセを自分で直すのは難しいもの。でも、理学療法士でヨガ・マスターの中村尚人さんが提案する新メソッドなら、簡単にこらない姿勢になれるんです。 
「首や肩コリの原因は、猫背で頭が前に出ること。首コリや肩コリにならない姿勢を作るには、頭の位置がポイントですこの方法なら、筋肉をほぐしながら、頭の正しい位置をクセづけるので、もうこりに悩みません」(中村さん)

この方法は、ヨガの勉強で何度もインドを訪れている中村さんが、インド人の姿勢の良さに驚き、そこから編み出したもの。
「インド人はイエスという時、アゴの先だけを振り子のように左右に振ります。また、頭に重い荷物を乗せて運ぶ習慣もあり、頭を上に持ち上げる力が強い。この2つが、無理なくいい姿勢を作っているのです」
中村さんは、「アゴの振り子動作で筋肉をゆるめ」、「持ち上げる力で頭を正しい位置にキープしている」から、インド人はコリ知らずの正しい姿勢がキープできていると分析。
「姿勢を意識しようとすると、体が固くなって逆効果ですが、この方法ならラクに正しい姿勢に導くことが可能。ゆる〜く毎日行えば、こらない体に変わりますよ」

1日1回首をふるだけ! 全身の骨格も整いスタイルアップ

まずは、こった筋肉をほぐしてから、前に出た頭の位置を後方に戻し、これをキープできる筋肉を鍛えます。朝、1回行えばこの方法で整えたキレイな姿勢が1日中維持できるようになることが期待できます。さらに続けることで、こらない体に変わっていくのです!

簡単! インド式ヘッドシェイクのやり方

リラックスした姿勢で椅子に座り、少し遠くを見るように正面を見ます(立ったままでもOK)。そのままの姿勢で、支点となる頭頂は動かさず、アゴ先だけを振り子のように左右に振りましょう。まず、これを10秒間行うことで、こった筋肉をほぐします。
次に、両手のひらを頭頂に重ねて置き、頭と手で10秒間押し合いましょう。これで背筋を伸ばす力を強化し、頭の正しい位置を固定化します。

頭の位置が整うと、自然と全身の骨格も整うように。首、肩がこらないだけでなく、全身のスタイルアップにも効果が。朝、歯を磨くついでに取り入れて、習慣にしましょう。
https://mamanowa.mamatenna.jp/info/articlelist/article004058/

<コメント>
血行を良くしてコリをほぐしましょう。
posted by Akamaru at 18:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康

2018年12月09日

宮本顕二・礼子夫妻(1)寝たきり老人がいない欧米、日本とどこが違うのか

『宮本顕二・礼子夫妻(1)寝たきり老人がいない欧米、日本とどこが違うのか』

世界一の長寿を誇る日本は、医療技術が進歩したばかりに、高齢者が意識のない状態で何年間も寝たきりになる国でもある。読売新聞の医療サイト「ヨミドクター」でそんな状況に疑問を投げかけ、反響を呼んだブログ「今こそ考えよう 高齢者の終末期医療」。このブログに大幅加筆して、『欧米に寝たきり老人はいない―自分で決める人生最後の医療』(中央公論新社、税抜き1400円)を6月10日に出版する内科医、宮本顕二・礼子夫妻に話を聞いた。(ヨミドクター編集長・岩永直子)
【略歴】
◆宮本顕二(みやもと・けんじ)
 北海道中央労災病院長、北海道大名誉教授。1976年、北海道大卒。日本呼吸ケア・リハビリテーション学会理事長。専門は、呼吸器内科、リハビリテーション科。「高齢者の終末期医療を考える会」事務局。

◆宮本礼子(みやもと・れいこ)
 桜台明日佳病院認知症総合支援センター長。1979年、旭川医大卒。2012年に「高齢者の終末期医療を考える会」を札幌で立ち上げ、代表として活動。

「高齢者の延命問題を一緒に考えたい」と話す宮本夫妻(札幌市の自宅で)

欧米に寝たきり老人はいない [ 宮本顕二 ]
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 ――なぜこのテーマで書かれたのですか?

 夫妻「日本では高齢者が終末期に食べられなくなると、点滴や経管栄養(鼻チューブ、胃ろう)で水分と栄養が補給されます。本人は何もわからないだけでなく、とても苦しいたんの吸引をされ、床ずれもできます。栄養の管を抜かないように手が縛られることもあります。人生の終わりがこれでよいのだろうかとブログで発信すると、多くの読者から体験に基づいた切実な意見が寄せられました。これを本にして多くの人に紹介し、高齢者の延命問題を一緒に考えたいと思いました」

 ――ヨミドクターのブログ連載は、非常に反響が多かったです。なぜこれほど関心を集めたと思いますか。

 宮本礼子「多くの人にとって切実な問題となっているからだと思います。たとえば、私の認知症外来は、家族の方も一緒に診察室に入っていただきます。そして、お話しできる患者さんには、『将来、食べられなくなった時に、胃ろうや鼻チューブで栄養を補ってほしいですか』と聞きます。一部の患者さんは『わからない』と言いますが、多くの患者さんは『そんなことはされたくない。そうなったらもうおしまいだわ』と言います。その時、家族も必ず自分の希望を言います。『私も望まない』と言う人ばかりです。『尊厳死協会に入っています』と言う人もいて、皆さん関心が高いです。『自分の親は何年も胃ろうで生きていて切なかった』という人もいます。そういう人は、意思がより強固です」

 「そして、マスコミの影響もあるのでしょう。何年も前から胃ろうの問題はあちこちで取りあげられるようになってきました。また、胃ろうや鼻チューブや点滴の高齢者があまりにも増え、必ず誰か知り合いに使っている人がいます。関心を持たずにはいられませんよね」

 宮本顕二「多くの人が80歳、90歳まで長生きするようになり、寝たきり老人も増えました。同時に、そういう姿を見ている人も増えているのでしょうね。そして、考えるのではないでしょうか、自分の親にはどうするか、自分の場合はどうするかと」
――終末期の高齢者に延命治療が普通に行われる背景に、どんな状態でも延命すべきと思い込んでいる医師が多数いると書かれています。先生方は問題意識を持つ前は、どのような対応をしていましたか。

 礼子「医学生時代は終末期医療の教育を受けませんでした。医療現場では終末期医療について、先輩や同僚と話をすることはありません。そのため、延命に対して問題意識を持つまでは、点滴や経管栄養を減らすとか、行わないとかは考えもしませんでした。むしろ、脱水状態や低栄養にしてはいけないと思っていました。終末期の高齢者だからといって、医療の内容を変えることはしませんでした」

 顕二「僕が研修医の時は患者が亡くなる時まで濃厚な医療をやっていました。たとえば、がん末期の患者が亡くなる時は心臓マッサージをして、同時に人工呼吸器を付けるのは当たり前でした。当然そうするものだと思ってやっていました」

 礼子「ただ、高齢者は体力が違いますから、大腸の内視鏡とか、胃カメラとか、検査に耐えうるかどうかは、考えて決めていました」

 ――患者の家族の方でも、延命医療を望む人はいるのではないですか?

 礼子「最近はいないですが、以前は、家族の中には、『他の家族が着くまでは生かしておいてほしい』と言う人がいて、心臓マッサージを家族が来るまで続けたことがありました。また、最近でも『生きているだけでいいから』とアルツハイマー病の終末期の患者に、経管栄養を希望する家族もいます」

 顕二「家族からの要望は、病気によっても違います。がんだと、結局亡くなるのだから延命処置は意味がないと、家族は思っています。問題はがん以外の病気です。がん以外の病気で亡くなることに納得できない家族が多く、延命処置を望む人は多いですね」

 ――2007年にスウェーデンに終末期医療の視察に行かれて、先生方の意識も変わられたのですね。何が一番印象的でしたか。

 礼子「スウェーデンが初めての海外視察だったのですが、食べなくなった高齢者に点滴も経管栄養もしないで、食べるだけ、飲めるだけで看取るということが衝撃的でしたね。脱水、低栄養になっても患者は苦しまない。かえって楽に死ねるとわかり、夫と私の常識はひっくり返ったのです。そして施設入所者は、住んでいるところで看取られるということも、日本の常識とは違うので驚きました。視察先の医師も、自分の父親が肺がんで亡くなった時に、亡くなる数日前まで普通に話をしていて、食べるだけ、飲めるだけで穏やかに逝ったと言っていました」

 顕二「日本では、高齢で飲み込む力が衰えた人は、口内の細菌や食べ物が肺に入って起きる『誤嚥性肺炎』を繰り返して亡くなることが多いです。誤嚥性肺炎の論文もほとんど日本人の研究者が書いているのです。当時も今も誤嚥性肺炎対策が高齢者医療の重要なテーマです。この誤嚥性肺炎について、スウェーデンで尋ねたら、『何それ?』ときょとんとされたのが衝撃でした。スウェーデンでは、誤嚥性肺炎を繰り返すような悪い状態になる前に亡くなっているので、あまり問題にならないのです。延命処置で病気を作って、かえって患者を苦しめている日本の現状を強く認識しました」
 ――日本の終末期医療とは全く違うと感じたのですね。

 礼子「180度違いました。日本は終末期の高齢者であっても、医療の内容を変えることはありません。一方スウェーデンでは、緩和医療に徹しています」

 顕二「肺炎でも点滴も注射もしない。それは日本とは全く違うので驚きでした。スウェーデンは、当初、認知症治療がどうなっているのかを見るのが目的だったのです。しかし、終末期医療の違いにびっくりして、次のオーストラリア視察は、終末期医療の視察に目的が変わりました」

 礼子「オーストラリアに行った理由は、緩和医療に熱心に取り組んでいる国と聞いたからです。しかし正直なところ、スウェーデンがあまりにも日本と違うことをしているので、スウェーデンだけが特殊な国ではないかと思い、他の国の実態を確かめに行ったのです。そうしたら、日本のほうが特殊な国だった。ただ、よく考えてみると、日本も昔はスウェーデンと同じで、食べられなくなった高齢者はリンゴの搾り汁を口に含む程度で、家で穏やかに亡くなっていました。昔の日本の終末期医療は、今のスウェーデンやオーストラリアと同じであったことに気がつきました」

 顕二「スウェーデンに行った時、研修医の時にお世話になった、ベテランの副院長のことを思い出しました。僕ら研修医はがんがん延命処置をするわけですが、副院長は当時の僕から見たらのらりくらりで何もしない。しかし、僕ら研修医が手を尽くした患者さんが亡くなった時、その患者さんの状況はというと悲惨なのです。血が飛び散って、点滴によるむくみもひどい。だから、看護師が家族をいったん外に出し、患者さんの体をきれいにしてから対面させたものです。一方、副院長が看取った患者さんは皆きれいで穏やかでした。当時の副院長の思いが、今になってわかりました」

 礼子「帰国後に、以前勤めていた病院で報告会をしたんです。その病院は、99歳でも胃ろうを作るし、終末期であっても人工呼吸器をつけたり血液透析をしたりする、スウェーデンとは正反対の病院でした。点滴や気管に入っている管を抜かないように、体がベッドに縛り付けられる患者さんの姿に、『年を取るのが恐ろしい』、『このようなことが許されるのか。医療が高齢者を食い物にしている』と怒っていた看護師もいました。そのためか、私の報告に対して、現場の看護師から称賛の声が上がりました。『私も年を取った時に、こういう亡くなり方をしたい』と。海外視察で、日本の高齢者の終末期の悲惨さは許されないことであることに気づき、この現状を変えるために何かしようと思い始めたのです」
 ――スウェーデン、オーストラリア、オーストリア、オランダ、スペイン、アメリカと6か国の終末期医療を視察し、その様子が本の中で詳しく紹介されています。無意味な延命治療をしないというプラス面も書かれていますが、必要な治療が受けられないなどの、マイナス面も書かれています。

 礼子「医療は過少でも過剰でもないことが理想ですが、その国の医療制度が反映されるので、その実現はなかなか難しいです。良いことばかりではないです。日本ならば助かる肺炎の患者さんも、この国では亡くなるだろうと思いました。そのため、諸外国のまねをするのではなく、日本の終末期医療のあり方を模索することが大事だと思います。

 顕二「海外の医療状況を紹介している本を読んでみても、いいことしか書かれていない。リハビリが素晴らしい、とか。でも日本のリハビリだって素晴らしいし、決して欧米にひけを取らない。そもそも根本から、終末期医療の考え方が違うということをこの本で伝えたかったんです」

 「延命処置をしないというと勘違いされるのですが、何もしないわけじゃない。延命処置はしなくても、緩和医療には手を尽くす。延命処置をする時間があったら、緩和医療に時間や人を割こうというのが、海外視察を通じて学んだことです」

 ――海外に比べ、日本は終末期の緩和医療はおろそかにされていますか?

 顕二「海外では、がん以外の患者にもモルヒネを使い、痛みや苦しさを緩和することを重視していますが、日本ではあまり使いません。また、日本では延命処置をしないことが緩和医療につながると理解している医療者は少ないです。点滴の針を刺したり、尿道にカテーテルを入れて、つらい思いをさせます。水分も過剰に投与するので、痰が多く、痰を吸引する苦しみを与えています。ストレスから消化管出血もよく起こします。誤嚥性肺炎を繰り返し、発熱や呼吸困難が起きます。問題は濃厚な延命処置を行って、患者を苦しめていることに気がついていない、あるいは気がついても目をつぶっていることと思います。その視点に立つと、日本では緩和医療がおろそかにされていると思います」
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20150604-OYTEW52562/-

<コメント>
自然から離れすぎると苦しみが増してしまいます。自分自身の身体と心の声に耳を澄ませましょう。痛みがあるという事は身体的危険信号です。無理をせず身体を清潔にし、必要な栄養・水分を補充し、温かくして休ませること、つまり寝て治すのです。その他の医療行為は補助的な行為に過ぎないのです。人間の自然治癒力は神が授けてくれた最高の贈り物(ギフト)です。神(自然治癒力)を信じましょう。そして自然の成り行きに身を任せる事で安らかさ、穏やかさが手に入る事でしょう。全ては神の思し召しなのです。
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2018年12月06日

スマホを持って歩けば歩くほど企業がスポンサーになる無料アプリ「SPOBY」Android版がスタート

『スマホを持って歩けば歩くほど企業がスポンサーになる無料アプリ「SPOBY」Android版がスタート』

株式会社CUVEYES(東京都中央区)はこのほど、同社が運営するアプリ「SPOBY」のAndroid版サービスの提供を開始しました。

歩けば歩くほど企業がスポンサーに

「SPOBY」は、スマートフォンを持って歩けば歩くほど、企業が利用者の健康意識を評価し、スポンサーについてくれるという健康促進アプリです。

日常生活の中でスマートフォンを持って行動すると歩行記録が貯まります。

歩行記録に応じて、ABC-MARTから機能性ビジネスシューズ、大阪王将から冷凍食品(餃子・炒飯・小籠包)、ネスレ日本から「キットカット抹茶味」詰め合わせなど、さまざまなスポンサー企業から健康を支援する商品が提供されます。今年春に提供を始めたiOS版は、3カ月で10万ダウンロードされたそうです。「SPOBY」は、App StoreやGoogle Playで無料でダウンロードができます。

出典元:“企業が個人のスポンサーに” 健康生活を応援するアプリ「SPOBY」が Android版の本サービスを開始 - PRTIMES(2018.12.4)
https://irorio.jp/mikigoto/20181206/508397/

<コメント>
”歩く”ことにインセンティブが働きます。企業が利用者の健康意識を評価してくれてありがたいですね。
posted by Akamaru at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康

2018年12月04日

冬の憂鬱、もしや光不足? 朝に太陽光浴び予防を

『冬の憂鬱、もしや光不足? 朝に太陽光浴び予防を』

冬が近づくにつれ、気分が落ち込む、日中も眠気が残る――。こういった不調を感じるなら、季節性うつ病の可能性がある。日光を十分に浴びずにいると発症しやすい。日常生活でできる対策を知っておこう。

冬に向けて日照時間は短くなり、太陽光の強さも弱まる。地上に届く日射量を表す「全天日射量」(気象庁調べ、平年値、1平方メートル当たり)を見ると、東京の場合、11月と12月は最も多い5月の約半分の水準にとどまる。

光が不足すると、昼夜のリズムに合わせて睡眠などの生理現象を調節する「体内時計」にとって必要な情報が足りなくなるため、心身の不調が生じやすい。代表的なのが季節性うつ病(季節性感情障害)。冬になって睡眠時間が延びているのに、昼間も眠気が続いて集中できない、やる気が出ず憂鬱な気分になる、といった症状が特徴だ。

通常のうつ状態だと食欲が減退するが、冬の季節性うつ病の場合は炭水化物や甘い物を過剰に食べたくなる。これらの不調が秋から冬にかけて現れて春に治るなら、当てはまる可能性が高いという。光は目に入って網膜にある神経節細胞を通り、脳の視交(しこう)叉上核(さじょうかく)という場所にある体内時計を調整している。最近の研究では、目から入った光が脳で気分の変化や認知機能をつかさどる扁桃(へんとう)体や海馬にも影響を与えることが判明した。

日本大学医学部精神医学系主任教授の内山真氏によると「効果的なタイミングで光を浴びることが、うつ症状や認知機能を正常化させることがわかってきた」。医療の現場では、光を使った治療もある。「通常の照明の10〜40倍の強さの人工的な光(2500〜1万ルクス)を目に入れる『光療法』は、うつ病全般の治療で効果が認められた」

季節性うつ病の予防と改善には、屋外の太陽光を活用することが重要。室内の明るさは通常、太陽光の10分の1以下にとどまる。日射量は天気によって大きく異なるが、曇りの日でも屋外の照度は1万ルクスを超える。

中でも、決め手になるのが朝日だ。九州大学名誉教授の安河内朗氏によると、「目から入った朝日は視交叉上核に直接働きかけて、体内時計をリセットする」。毎朝同じ時間に起きて、起床後なるべく早いタイミングで朝日を浴びることが大切だという。

内山氏は「寝坊をしたくなる休日も、平日と同様に朝日を浴びる」ことを勧める。冬場は特に、日中の散歩や野外活動などで太陽光を意識的に浴びて、光不足を補いたい。

夜に目にする光のコントロールも重要だ。「冬は光への反応が高まる季節。毎日使う照明の光の影響も侮れない」と安河内氏は指摘する。照明器具の光は太陽光より弱いとはいえ、昼光色や昼白色などの白く明るい光を遅い時間まで浴び続けると、体内時計が少しずつ夜型にずれるという。

冬は就寝1、2時間前から、暖色系の電球色の照明を使うとよい。副交感神経が優位になり、寝付きや睡眠の質が向上する。リビングで過ごすときは天井の明かりを落とし、スタンドなどの間接照明を選ぶとよいだろう。最近は光の色をボタン操作で変えられる発光ダイオード(LED)照明器具も増えている。

パソコンやスマートフォンなどの光は弱いので影響はすぐには出ないが、夜遅い時間帯の2時間以上の連続使用は避けた方がよいという。「子供は成人より、光の影響を2倍受けやすいという報告もあるので注意して」(安河内氏)

朝から昼にかけては太陽光をたっぷりと、睡眠を控えた夜は穏やかな照明の光を。目にする光にメリハリをつけて、心身の健康を保ちたい。
https://news.goo.ne.jp/article/nikkeistyle/life/nikkeistyle-DGXKZO3807614022112018W10600.html

<コメント>
効果的なタイミングで光を浴びることが、うつ症状や認知機能を正常化させます。自然の光をいっぱい浴びましょう!
posted by Akamaru at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康

天皇陛下の眠り方 快眠セラピストが「理想的です」と評価

『天皇陛下の眠り方 快眠セラピストが「理想的です」と評価』 

12月で85歳を迎える天皇は、現在でも年間約200件にのぼる公務をこなす。一昨年、生前退位のお気持ち表明の際に「高齢による体力の低下を覚えるように」なったことを述べられたが、退位を5か月後に控えた今も変わらず矍鑠(かくしゃく)としたその佇いは活力に満ちている。天皇の日常を知る人々の言葉に耳を傾けると、その“健康習慣の秘密”が垣間見える──。

「眠り方」にも、天皇の健康の秘密が隠されている。天皇の1日は、午前6時の起床に始まるが、前日は何時頃に就寝するのか。

「23〜24時前後に就寝されることが多いようです。陛下は夕食を召し上がった後、翌日の公務やご自身の研究のために書き物や読み物などに時間を費やされます」(宮内庁関係者)

 睡眠時間は「平均6〜7時間」ということになる。快眠セラピストの三橋美穂氏は、「理想的です」と語る。

「最適な睡眠時間には個人差がありますが、共通しているのは『寝不足も寝過ぎも悪い』ということ。中高年に多いのが、睡眠時間が長すぎて、かえって“質的な睡眠不足”を引き起こしてしまうケースです。睡眠の大切な役割である体内細胞の修復機能などが阻害されてしまう上、日中の活動にも悪影響が出てしまいます」

 昭和天皇は昼食後の「午睡」を日課としていたが、今上天皇にはそうした習慣はないという。

「昼寝は30分間ほどであれば効果があるといわれていますが、それ以上寝てしまったり、夕方以降にうたた寝してしまうと、夜間の安眠を妨げかねません。日中はお昼寝をせずにしっかりと活動されて、夜間に6〜7時間きっちり睡眠をとられるというのは、理想的な睡眠法だといえます」(三橋氏)

 質の良い眠りには「寝具」も重要だ。別の宮内庁関係者によれば、「陛下は布団ではなくベッドで寝られている」という。前出・三橋氏の指摘だ。「部屋の中の埃は床上30センチくらいの空間に滞留しています。布団では就寝中の呼吸により埃が体内に入りやすい。埃をたくさん吸い込むと寝ている間のエネルギーが埃からの防御に使われてしまいます。ベッド上のきれいな空気の中で寝たほうが、疲労回復につながりやすいのです。ご高齢の方ほど、ベッドで寝ることをお勧めしています」
http://news.livedoor.com/article/detail/15690097/

<コメント>
快食・快便・快眠は健康の基本です。基本を大切にしましょう。
posted by Akamaru at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康
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