2017年10月18日
将棋のスランプ脱出法
みなさんも経験があると思いますが、将棋を指していると誰しもが必ずスランプを経験します。
普段勝ち越している相手に急に勝てなくなったとか、ネット将棋で10連敗したとか、少なからず誰しもが似たような経験をしているのではないかと思います。
スランプというのは決して弱い人だけが陥るものではなく、どんなに強い人、たとえプロ棋士であっても必ず訪れるものです。
一度スランプに陥ってしまうと自身を失ってしまってどう指していいのかわからなくなり、更に負けを重ねてしまうという悪循環に陥ってしまいます。
そこでスランプに陥ったときにどういった風に将棋に取り組めばいいのかを考えてみました。
スランプのときは簡単な手を見落としていたりと、自分でも考えられないようなミスを連発してしまいます。これは早く勝ちたいという焦りが原因で、そのため将棋の基本がおろそかになっているのです。
なので簡単な詰将棋や必死問題を解くとか、手筋や格言の再確認といった基礎的な勉強をしてみましょう。基本を再確認することで簡単なミスを減らすことができ、しっかりとした狙いを持った手を指せるようになります。
あまりにも負けが続く場合、選んでいる戦法が悪いということが考えられます。
例えば、いつも玉の薄い戦法を使っていて終盤の寄せ合いで負けてしまう、というケース。こういった場合は序盤に玉を堅く囲える戦法を選んでみるとよいでしょう。
反対に、いつも相手に先に仕掛けられて悪くしてしまうのであれば、思い切って急戦で積極的に攻めてみましょう。
将棋を指していると一つの戦法にこだわってしまいがちですが、違った戦法を使ってみることがスランプ脱出のきっかけになるかもしれません。
連敗中だとついイライラした状態で将棋を指し続けてしまいがちですよね。特にネット将棋だと負けた分を取り戻さないと気が済まないという感じになってしまうものです。
しかしそのような精神状態ではよい手を指すことができず、ミスを連発してますますドツボにはまってしまいます。
自分がイライラしていると感じたときは、その日は将棋を指すのをやめるのがよいです。日を改めて、リフレッシュした状態で指すようにしましょう。
プロ間で流行っているような最新型は確かに面白くて興味深いものが多いのですが、はっきり言って難しすぎます。並のアマチュアには指しこなせるものではありません。プロ棋士であっても全てを理解している訳ではなく、手探り状態で指しているのです。
そういった難しいものを無理にマネしようとしても、かえって自分の将棋を見失ってしまう可能性があります。
それよりも自分が昔から指してきた形、古くからある古典的な形を重視しましょう。そのほうが自分の力を最大限に出し切れるのです。あまり最新型にこだわるよりも、自分らしく指すことが大切です。
スランプの時期は辛いものですが、いつかは必ず脱出できます。あまり深刻になりすぎず、将棋を楽しむという気持ちを持ち続けたいものですね。
普段勝ち越している相手に急に勝てなくなったとか、ネット将棋で10連敗したとか、少なからず誰しもが似たような経験をしているのではないかと思います。
スランプというのは決して弱い人だけが陥るものではなく、どんなに強い人、たとえプロ棋士であっても必ず訪れるものです。
一度スランプに陥ってしまうと自身を失ってしまってどう指していいのかわからなくなり、更に負けを重ねてしまうという悪循環に陥ってしまいます。
そこでスランプに陥ったときにどういった風に将棋に取り組めばいいのかを考えてみました。
基本を再確認する
スランプのときは簡単な手を見落としていたりと、自分でも考えられないようなミスを連発してしまいます。これは早く勝ちたいという焦りが原因で、そのため将棋の基本がおろそかになっているのです。
なので簡単な詰将棋や必死問題を解くとか、手筋や格言の再確認といった基礎的な勉強をしてみましょう。基本を再確認することで簡単なミスを減らすことができ、しっかりとした狙いを持った手を指せるようになります。
使う戦法を変えてみる
あまりにも負けが続く場合、選んでいる戦法が悪いということが考えられます。
例えば、いつも玉の薄い戦法を使っていて終盤の寄せ合いで負けてしまう、というケース。こういった場合は序盤に玉を堅く囲える戦法を選んでみるとよいでしょう。
反対に、いつも相手に先に仕掛けられて悪くしてしまうのであれば、思い切って急戦で積極的に攻めてみましょう。
将棋を指していると一つの戦法にこだわってしまいがちですが、違った戦法を使ってみることがスランプ脱出のきっかけになるかもしれません。
イライラしながら指さない
連敗中だとついイライラした状態で将棋を指し続けてしまいがちですよね。特にネット将棋だと負けた分を取り戻さないと気が済まないという感じになってしまうものです。
しかしそのような精神状態ではよい手を指すことができず、ミスを連発してますますドツボにはまってしまいます。
自分がイライラしていると感じたときは、その日は将棋を指すのをやめるのがよいです。日を改めて、リフレッシュした状態で指すようにしましょう。
最新型にとらわれすぎない
プロ間で流行っているような最新型は確かに面白くて興味深いものが多いのですが、はっきり言って難しすぎます。並のアマチュアには指しこなせるものではありません。プロ棋士であっても全てを理解している訳ではなく、手探り状態で指しているのです。
そういった難しいものを無理にマネしようとしても、かえって自分の将棋を見失ってしまう可能性があります。
それよりも自分が昔から指してきた形、古くからある古典的な形を重視しましょう。そのほうが自分の力を最大限に出し切れるのです。あまり最新型にこだわるよりも、自分らしく指すことが大切です。
さいごに
スランプの時期は辛いものですが、いつかは必ず脱出できます。あまり深刻になりすぎず、将棋を楽しむという気持ちを持ち続けたいものですね。
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