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2016年03月09日

浜辺に大量のまりも?シドニーの浜辺に打ち上げられた謎の物体(オーストラリア)



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シドニーのノース・ショアにあるディー・ホワイビーチが一晩にして不思議な物体に埋め尽くされていたという。翌日早朝のシドニーの浜辺に散歩に訪れた人々やサーファー達は、緑色した無数のエイリアンの卵めいたものをみて度肝を抜かれたそうだ。

 地元の人々未だかつてこのような物体を見たことがなく、「エイリアンの卵」、「エイリアンの毛玉」、「日本の苔がまるまって玉になった?」など様々な憶測が飛び交ったという。








 緑の毛玉大量漂流の3日前にも、この浜辺で似たような物体を見かけたという近隣に住む女性は、「私が見た時よりモノが大きくなってるし、数も大幅に増えてる!」とびっくりしているという。

 また、浜辺の散歩が日課になっている別の女性は、「風が強くて波が高い日に1個拾ったので、思い切ってギュッと握ってみたら、水っぽくて柔らかかった。でもそれが生きてるのかどうかもわからなくって、中身を傷つけてしまったんじゃないかと不安になったわ。みんな完璧な球形で、鮮やかな緑色をしてて生きているように見えたの。」と語っている。











 オーストラリアの専門家らは、それは他の惑星から来た未知なる緑の球体ではなく、海藻の一種だと説明し、球形をしているのは捕食者から身を護るためではないか、と説明した。

 ていうかマリモじゃん?

 日本人ならなじみのあるこの物体だが、はじめてみたオーストラリア人にとっては脅威だったようだ。












 シドニーにあるニューサウスウェールズ大学で生物および地球環境科学を専門とするアリスター・プア准教授によると、このボールは世界中でも限られた地域でしか見つからない生きている緑藻類の珍しい種類だろう、と話した。

 「私は以前にも似たようなものを見たことがあります。たまに死んだ海藻が周辺を転がって、水中の'転がる草'のように丸くなることもありますが、それは死んだ個体でできたものであり、この緑のボールは生きています。岩などに付着せずに自由に生活し、球体を形作る藻類の習性があるんです。」と彼は語る。

 オーストラリアの王室植物園や植物を管理するアラン・ミラー氏は、その球状藻類が浜辺に現れるのは生物物理的に正しい状態ではあるものの、春になるたびに見られるようなものではないという(オーストラリアの春は9月から)。「これは明らかに春の陽の光で起こる別の反応で、波の状態が彼らが転がるのにちょうど良いんでしょう。」と語った。






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●エイリアンの卵の正体はマリモ
 球状集合体を作ることで知られている淡水性の緑藻の一種である。日本では「マリモ」、英語では「Cladophora ball」もしくは「Lake ball」と呼ばれ、北半球の淡水湖で見つかるときがある。この種の生物は岩などに付着せず、球体を構成し自由に暮らす藻類といわれており、今回浜辺に漂流していた理由として、穏やかな天候と荒い波によって打ち上げられたのではと考えられている。なぜ球体を成すのかは不明。一説には飢えた魚に捕食されるのを防ぐため、他には打ち上げられた際に海に転がって戻ったり乾燥を防ぐのに役立つ、といった仮説が立てられている。

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