2012年06月26日
はじめてのおつかい
新品価格 |
ある日、五つのみぃちゃんは、ままからおつかいを頼まれました。
ままが頼んだのは、「あかちゃんのぎゅうにゅう」
初めて、おつかいを頼まれたみぃちゃんはびっくりしますが、元気に「うん!」と引き受けました。
嬉しさと、緊張の中、みぃちゃんはおつかいに出かけます。
道中、転んでしまったり、お金を落としてしまったり、ハプニング続出で、ハラハラ、ドキドキが続きますが、
最後は「ぎゅうにゅう」を買うことが出来ました。
が、その後もハプニングが!!
誰もが一度は経験する「初めて」の緊張や、期待や、不安や、自信といったものが、
みぃちゃんのおつかいを通して、描かれた作品です。
なんといっても、注目なのは、シーン、シーンでの、みぃちゃんの心情描写でしょうか。
一人でおつかいを任された喜びや、緊張や、不安といったものが、よく描かれていると思います。
文章とイラストの両方から、よく伝わってきます。
みぃちゃんの表情にも注目です。
イラストは、柔らかな線の色鉛筆画で、描写は大変丁寧で、細かいです。
4歳の息子が幼稚園から借りてきて、読んだのがきっかけです。
文章は、比較的長めなので、途中で飽きてしまわないか心配でしたが、最後まで食い入るように見つめていました。
2歳の息子も一緒に見ていましたが、やはり2歳にはまだ早いようで、途中途中で集中力が切れていました。
ストーリーを楽しみたいのであれば、3歳頃から、
ページをめくる楽しさを味わいたいのであれば、2歳頃から。といった感じだと思います。
ただし、あくまで目安なので、お子様の集中力と相談されてくださいね^^
作: 筒井 頼子
絵: 林 明子
出版社:福音館書店
価格:840円 |
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